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連続テレビ小説「ちゅらさん」149話「美(ちゅ)ら海の願い」ネタバレ

2001年9月21日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】149話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

149話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」149話「美(ちゅ)ら海の願い」ネタバレ

小浜の海

和也「おばあちゃん!」

静子「和也!」

恵理「あ…。」

静子「エヘヘ 来ちゃった。」

恵理「おかあさん…。」

和也「キャ~!」

恵理「ハハハハ…。」

和也「うわ~! 深い 深い。」

恵理「ハハハハ…。」

静子「あの時と 同じだなぁ。」

ハナ「であるねぇ。」

静子「ええ。」

回想

恵理「これよ。」

和也「きれいだねぇ。」

恵理「どう? 気に入った?」

和也「うん。」

回想終了

ハナ「静子さん つらくないね? ここに 来るの。」

静子「大丈夫…。」

恵理「いいですか?」

和也「うわ~…。」

静子「確かに 来る時 チョット 思い出して 船の中とか 足 すくんだの。 でも 乗り越える…。 だって ここには 私の かわいい娘と孫が いるんだもん。 乗り越えられる… そう思った。」

恵理「おかあさん…。」

静子「だからね 前に来た時の和也との思いでの場所 全部 回るつもり。 で この子との 思い出の場所にするんだ。 許してくれる 和也も きっと。 ね 恵理ちゃん。」

恵理「はい。」

静子「どう? 和也。」

恵理「はい…。」

静子「そうか…。 お~い 和也! おばあちゃんも 入れて。 ねえ 和也 カニが いるでしょ?」

静子さんの気持は 恵理は うれしかったんだろうねぇ。 でも 恵理には 余り 時間が ないんだようねぇ。 遥さんとの約束が あるしねぇ

こはぐら壮

ハナ「ああ おいしそう ハハハハ。」

恵理「どうぞ…。」

静子「ありがとう。」

そして 時間が ゆっくりと… でも 確実に過ぎていきました

一風館
サロン

柴田「あ これ ガジュマルの樹?」

真理亜「ああ…。」

一同「へ~え。」

容子「あ 文也君 明日 行くんだよね?」

文也「はい やっとですよ 明日の夕方に 着きます。」

柴田「ああ…。(泣き声)」

祥子「え?」

容子「泣くな。」

柴田「はい。」

真理亜「あ ここ 行った 私。」

柴田「あ…?」

真理亜「あれ? ここも 行った。」

祥子「いいなあ。」

恵達「今度ね。」

祥子「うん。」

真理亜「あれ? そこ? あ 行った。 うん うん 行った 行った。」

みづえ「まあ なんか 悔しいわね。」

島田「今度 今度ね。」

容子「悔しい… なんか とっても。」

真理亜「フフン ああ ここも 行ったなあ。 行った 行った 行った…。」

容子「ああ!」

古波蔵家

恵文「いいね。」

恵尚「ハハハハ。」

勝子「取り越し苦労だったかね?」

恵尚「そうかね? だと いいね。」

勝子「うん そうだね。」

恵文「もうすぐ休みになるから 行こう。」

勝子「うん…。」

恵文「何で こんな時に お父さん 忙しくなってしまうのかなぁ 本当に もう。 ハハハハハ。」

小浜島

和也「ブ~ン… バ~ン! ブ~ン ブ~ン…。 あ! お父さん! お父さん!」

文也「和也! 元気だったか~?」

和也「うん 元気さ。」

文也「そっか…。 遅くなって ごめんな。」

文也「どうした? 大丈夫?」

恵理「うん。」

和也「あ ママとパパ ラブラブだ!」

文也「は?」

恵理「何? それ…。 あんた どこで 覚えたの?」

和也「祥子ちゃんに 教わった。」

文也「え?」

恵理「え?」

北栄総合病院

祥子「ん?」

奈々子「どうしたの?」

祥子「え? あ いえ…。」

古波蔵壮

文也「お代わり。」

静子「もう やせの大食い…。」

恵理「ハハハハ。」

静子「ワハハハハ まさかね~。」

恵理「東京の皆は 変わりない?」

文也「あ そうだ 恵理。 恵達から伝言。」

恵理「恵達?」

文也「うん。 そろそろだなぁ。 今日 恵達 ライブなんだ。 そこで 歌うからって。 和也のために あの曲 歌うって。」

ライブ

恵達♪「小さな手の中に 隠したものは いつか 未来に咲く 希望の種さ 祝福は 風に乗り 旅立つ君の 道を 照らすよ 一歩ずつ 一歩ずつ 探しに行こう どこまで 分かりたい 大切なこと それは 君が つむぐ 心の かたちさ どこまでも 追いかけて 夢の手ざわり つかまえるまで 一歩ずつ 一歩ずつ 探しに行こう 一歩ずつ 一歩ずつ 探しに行こう」

キジムナーの森

和也「キジムナー?」

恵理「そうだよ。 信じる?」

和也「うん。」

文也「お?」

和也「真理亜さんが 言ってたよ『本当に いる』って。」

恵理「え? 真理亜さんが?」

和也「うん。」

恵理「ウソ!」

文也「そういえば 兄貴『キジムナーになりたい』って 言ってたなぁ。」

恵理「え? そうなの?」

文也「うん…。 言ってたなぁ…。」

こはぐら壮
入口

静子「ああ 帰ってきた!」

文也「どうしたの?」

静子「ごめん ごめんなさい。」

恵理「え?」

文也「何が?」

静子「あのね 私が さっき 近所の人に 余計な事 しゃべったのが いけないのよね。」

恵理「え? 何がです?」

文也「なあに どうしたの?」

静子「ああ ごめんなさい。 和也 おばあちゃんと一緒に 海行こうか? ね。」

和也「うん。」

ハナ「あい やっと 帰ってきたさ。」

恵理「どうしたの? おばぁ。」

ハナ「どうもこうも ないさ。 皆 待ってたんだよ。」

恵理「は?」

ハナ「早く! まだの人はね 順序よく 行くんだよ。」

おばぁ1「ありがとうね。」

ハナ「またね また おいで。」

居間

文也「この薬は 病院で もらった薬? ちゃんと のんで下さいね。」

恵理「おじぃ もう 目が覚めたら いっそのこと 起きてしまって 散歩にでも 行った方が いいよ。」

おじぃ1「であるね。」

おばぁ2「ありがとうございます。」

文也「はい。」

恵理「お大事に。」

文也「ああ それで 逃げたのか… オフクロは。」

恵理「ハハハ。」

ハナ「もう 終わりねぇ。」

文也君は せっかく 休みで 小浜に来たのに 忙しかったさ。

そして あっという間に 休みは 終わってしまったのでした

居間 夜

文也「なんか 忙しかったね。」

恵理「うん。」

ハナ「皆 喜んでいたさ。」

文也「そうですか。 なんか いいよね こういうのね。」

恵理「うん 私も そう思った。」

文也「俺も…。」

静子「じゃ よかったんだ。」

文也「勘弁してよ 全く…。」

静子「すみません。」

静子 ハナ「フフフフ…。」

文也「あ~あ 帰るのか…。」

翌日

文也「あれ? 時計 どこ やったっけ?」

恵理「あ 時計 あの辺で見たよ。」

文也「ん? 何だ? これ。」

文也「え? どうしたの?」

恵理「ああ…。」

150話

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