2001年9月22日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】150話のネタバレです。
現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。
150話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」150話「美(ちゅ)ら海の願い」ネタバレ
こはぐら壮
文也「ん? 何だ これ。」
文也「え?」
文也「どうした? 何 誰の?」
恵理「何で こんなのあるのかな。 いつのまに紛れ込んだのかな? 病院で。」
文也「そうなんだ。」
恵理「うん あ 文也君 船 遅れるよ。」
文也「うん。 悪性の腫瘍では? 手術した方が いいな なるべく早く。 もう したのかな?」
恵理「どうかな。 さ 急ごう。」
静子「うわ 暑かったわね。」
ハナ「暑いでしょう?」
文也「じゃ 後は よろしくお願いします。」
静子「もう時間か。 気をつけてね。」
文也「和也…。 お母さんや おばぁや おばぁちゃんの いう事を聞いて。」
和也「うん。」
文也「うん 頑張れ! お父さん 東京で お前の事を 応援しているからな。 恵理。」
恵理「はい。」
文也「頼むな。」
恵理「はい。」
文也「じゃあ…。」
見送り
恵理「文也君!」
文也「恵理…。 どうしたの?」
恵理「港まで行くさ。」
文也「え? 大丈夫?」
恵理「うん。 年かな? 走ったら おなか痛くなったさ。 でも もう大丈夫。」
文也「うん。」
文也君は 東京へ 戻って行きました
こはぐら壮
回想
文也「ん? 何だ これ?」
文也「悪性の腫瘍では? 手術した方が いいな なるべく早く もう したのかな?」
回想終了
恵理「ごめんね 文也君。」
一風館
サロン
容子「どうなのかな? 和也。」
祥子「大丈夫ですよ きっと治って 元気に帰ってきますよ。」
みづえ「そうね。」
島田「いまごろは 真っ黒に 日焼けしてるかも…。」
柴田「そうですよね 早く帰ってくるといいな。」
真理亜「でもさ…。」
容子「ん?」
真理亜「難しいのでは? やっぱり。 ごめん。」
古波蔵家
やっと勝子さんと恵文が小浜に来るようだね 早く おいでよ
勝子「文ちゃん 早く早く!」
恵文「はい はい はい!」
勝子「遅れてしまうよ。」
恵文「はい はい 準備OKさ。」
恵尚「行っておいでね。」
恵文「留守は頼んだよ 恵尚。」
恵尚「はい。 恵理や和也に よろしくね。」
勝子「うん 頼んだよ。」
恵尚「俺 生まれて初めてかな? 1人で留守番するのは。」
勝子「そうかもね?」
島袋「何 言ってる! お前は 1人ではないさ 恵尚!」
恵尚「はぁ~!」
勝子「じゃあ 行ってこうよね。」
島袋「行ってらっしゃいね。 留守は 任せてね。」
恵尚「うるさいな! お前は!」
島袋「何がよ?」
恵文「じゃあね!」
勝子「じゃあね!」
島袋「行ってらっしゃい!」
こはぐら壮
恵理「和也 かっこいいぞ この帽子。」
和也「うん 恵達が くれた。」
ハナ「かっこいいさ!」
静子「何時だっけ? おとうさんと おかあさんが来るのは?」
恵理「5時の船になると言ってました。」
静子「そうか。 和也 よかったね。 那覇の おじいちゃんと おばあちゃん 来るよ。 賑やかに。」
ハナ「賑やかというより うるさくなる。」
静子「ハハハ…。」
恵理「私と和也 迎えに行きますから 船が来るのを見たいんだよね。」
和也「うん。」
静子「喜ぶわよ 港で 恵理ちゃんと 和也の姿を見たら。」
恵理「じゃあ 行こうか和也。 どこ行く?」
和也「キジムナーのとこ。」
恵理「はい。」
静子「行ってらっしゃい!」
ハナ「行っておいでね!」
和也「行ってきます!」
恵理「行ってきます!」
静子「キジムナーに よろしくね! バイバイ!」
キジムナーの森
和也「ねえ。」
恵理「ん?」
和也「和也伯父さんの木も いつか こんなに大きくなるの?」
恵理「そうだね いつかね。」
和也「ふ~ん。」
恵理「何 探してるの?」
和也「キジムナー いないね。」
恵理「え?」
和也「会えるかな?」
恵理「どうかね?」
道中
宮良のおじさん「おう恵理ちゃん。」
恵理「あ どうも。」
宮良のおじさん「ごめん 驚かしたみたいね。」
恵理「いえ 仕事 終わりですか?」
宮良のおじさん「これから 泡盛 飲んで 歌って 踊って 後は寝るだけ。 じゃあね。」
恵理「はい。」
ゆがふ
兼城「空の青が 違うね やっぱり。 見事 見事。」
文也「そうですよね。」
(戸が開く)
兼城「いらっしゃい!」
文也「あ!」
奈々子「あら!」
兼城「こっち 座って。」
奈々子「へえ! 元気そうですね和也君。」
文也「うん。」
兼城「はい 天ぷら あがったよ。」
奈々子「どうしたの? 遥ちゃん。」
遥「どうして こんな笑顔が出来るの? この人は…。」
奈々子「遥ちゃん。」
和也の木
恵理「ダメだったかね。 東京へ 帰ろうか 和也。 お母さん そろそろ 帰らないと いけないかも。 遥さんと約束したしね。 失敗ばっかりさ お母さん。」
恵理「全然ダメである。 ごめんね こんな お母さんで。 ごめんね 和也。 東京に帰ったら 皆に 怒られるだろうねぇ。 さあ そろそろ 港に行こうか。 はい。」
恵理「何でもない 全然 何でもないから 大丈夫。」
和也「お母さん? お母さん? お母さん! どうしたの? お母さん! お母さん! どうしたの? お母さん! お母さん!」
こはぐら壮
ハナ「ん?」
静子「どうしました?」
和也の木
和也「どうしたの? お母さん!」
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