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連続テレビ小説「ちゅらさん」156話「命(ぬち)どぅ宝(最終回)」ネタバレ

2001年9月29日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】156話のネタバレです。

現在は(2021年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

156話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」156話「命(ぬち)どぅ宝(最終回)」ネタバレ

こはぐら壮

恵理と文也君 そして和也一家は ここ小浜島へ 移り住んだのでございます。

文也君は診療所に勤め 恵理は時々保健婦さんの仕事をしていいます

こはぐら壮は 文也君いわく『島の保健室』そして 宿泊施設としても利用できるというものなのですが…

恵理「お客さん 来ないね。」

文也「であるね。」

恵理「うん… 大丈夫かな?」

文也「ま なんくるないさ。」

恵理「であるね。」

文也「あ そろそろかな。」

恵理「ん? ああ 本当だ。」

和也「あ!」

柴田「皆さん 着きましたよ!」

宴会

恵文「はい 乾杯 乾杯!」

一同「はい!」

一同「乾杯!」

勝子「すごいね 恵理 こんなに人が 来てくれるとは すごい事だよ。 幸せ者だね。」

恵文「そうだね 感謝しないとね。」

恵理「うん 本当だね。 あの! 皆さん!」

一同「はいはい。」

恵理「余り お酒の入らないうちに まじめな話をさせて頂きます。 私達…。」

恵尚「ちょっと待った!」

恵文「ん? 何ね? 恵尚。」

恵尚「まじめな話を始めると 必ず現れる男がいるさ。」

恵理「え?」

恵達「島袋さん?」

恵尚「そうさ!」

恵理「あ そうか!」

文也「でも ここ 小浜だしね。」

勝子「那覇じゃないから いくらなんでも ねぇ おかあさん。」

ハナ「であるね 思い出したさ 何か忘れ物したと思ったのは 島袋君。」

勝子「あら そうですね。」

恵理「あ いい?」

勝子「どうぞ!」

恵理「ええと… 私達…。」

島袋「こんにちは! 島袋です!」

恵文「あれ?」

恵理「うそ?!」

島袋「いやぁ! 遠かったさ 小浜は!」

恵尚「ちょっと待ってよ! お前 それは うそだろ! どっか隠れてただろ? ひょっとして 昨日から ずっと タイミング 伺ってたのでは?」

島袋「何がよ? 恵尚も!」

(一同の笑い)

島袋「人気者?」

仕切り直し

恵理「という訳で 島の保健室を 作ろうという まじめな話 終わり。」

勝子「うん。」

静子「頑張ってね 恵理ちゃん。」

恵理「はい。」

真理亜「え~ でもさ。」

恵理「なんですか? 真理亜さん。」

真理亜「あんたは 本当に恵まれているっていうか 幸せ者っていうか ここにいる人達 皆 何らかの形で あんたの被害 受けてるからね。 分かってるの?」

恵理「『被害』って そんな?」

真理亜「被害っていうのは あれかも… ま いいわ ここで 一番を 決めよう。」

ハナ「何の?」

真理亜「つまりですね。 私が 一番 この上村恵理の面倒を 見たというか 自分が居なかった 今の この上村恵理は ありえなかったと。 胸を張って言える方 手をあげて。」

恵理「は?」

真理亜「では どうぞ!」

一同「はい。」

恵理「え? 何ね これ! 文也君まで。」

文也「いや でも やっぱりさ。」

恵理「何? あ! 島袋さん!」

島袋「いやいや 俺だけ あげないのは 寂しいさ。」

(一同の笑い)

島袋「ごめんなさい 俺は 特にないです。」

恵理「そんなぁ。」

奈々子「口火をきらせて 頂きます。 私は プリセプター 新人教育係として 大変な思いをですね…。」

祥子「それなら 私も新人時代から 古波蔵家の嫁になるまで 随分とですね…。」

恵理「祥子ちゃん。」

祥子「はい ねえねえ。 うそです 今のは。」

秀美「私は 思ってた以上に 絡みが少なかったな。」

恵理「は?」

秀美「それどころじゃないって感じでさ。 もうちょっと見せ場が欲しかった こんな話になるのなら。」

聡子「やっぱり 私でしょう。 何と言っても 看護婦になれたのは 私のお陰と言ってもいい訳だし。」

恵理「そうですよね。」

聡子「そうよ 分かってる?」

柴田「いろいろ あるんですけど 看護学校を紹介したのは 僕だったりする訳ですよね!」

聡子「たいした事じゃないわね それは!」

恵文「ま 今のは忘れて 話 戻そうね。」

勝子「そうだね。」

島田「あの 私が倒れたという事が 恵理ちゃんを 看護婦に 結びつけたのでは?」

柴田「でも それは 恵理さんのために 倒れた訳では ないですよね?」

遥「私の存在は かなり大きかったと 思うんですよね。 でも いいや。 やっぱり いいです。」

真理亜「やっぱり 私かな。 なんと言っても あの時に 恵理を 小浜に連れてきた功績 これ 大きいよね。」

恵理「そうですよね。」

真理亜「でしょう?」

容子「悪いけど 私かな。 沖縄と東京の橋渡しをしたのは 私。」

恵理「はい。」

みづえ「私が許可しなかったら 一風館に 住めなかった訳です。」

容子「みづえさん そうきたか。」

琉美子「私が東京の大学 受けてないと この子 東京へ行ってない。」

恵理「あ そうかもしれないね。」

琉美子「そうさ!」

兼城「話 戻すようだけど 俺の東京の存在は 大きかったと思う。」

恵達「やっぱり この姉え姉えを ずっと 支えてきたのは 僕でしょうね。 僕がいなかったら この人は 今 どうなっていたかねぇ。」

恵理「そう?」

恵達「『そう?』って 何ね? それは。」

恵尚「俺は…!」

恵文「うん。」

恵尚「あ… 特にありません。」

恵文「あらま!」

奈々子「看護大学の費用を 出したのでは?」

恵理「そうさ 兄い兄い。」

恵尚「そうか! とりあえず あってよかった。」

文也「参加資格あるかどうか わからないけど やっぱり 僕も…。」

静子「文也はダメよ。 私が小浜に 連れてこなかったら 恵理ちゃんと あってない訳だし。」

文也「いや それはさ。」

静子「私の存在は 大きいと思う。 こんな物分かりのいい お姑いない。」

恵理「はい そうですよね。」

静子「そうでしょう?」

恵文「恵理。 お父さん 前にも言ったけど ここで 民宿やろうと 言い出したのは お父さんだからね。 そこんとこよろしくね。 お母さんもおまぁも反対だった訳。 やっぱり お父さんでしょう ねえ。」

勝子「でも 恵理を産んだのは この私。 やっぱり 私でしょう ねえ。」

恵文「何ねそれは。 それを言い出すなら。」

勝子「何か文句あるの 文ちゃん!」

恵文「はい すみません。」

(一同の笑い)

ハナ「それを 言いだすなら やっぱり このおばぁかね。 おばぁがいなかったら この恵文も 産まれていいなかった訳だし。 だから おばぁだねえ。」

恵理「ほお なるほど!」

真理亜「じゃあ 一番は おばぁという事で よろしいですか? 皆さん。」

ハナ「ありがとうね! ありがとうね!」

恵理「一体 何なのかね? これは。」

恵文「そろそろさ!」

恵達「出たな 唯一の取り柄が。」

恵文「恵達! ま いいか。」

恵尚恵尚「いよ! 待ってました!」

容子「ちょっと 待って下さい!」

勝子「あ! どうしたの? 容子さん。」

容子「習ってるの 最近。」

恵文「それは やっぱり俺の事が好きで?」

容子「いえ 三線の音が好きで。」

恵文「あ やっぱりねぇ。」

勝子「バカだねぇ!」

一同「おお!」

容子「ハイ!」

恵文「ああ! たった一つの取り柄がよ!」

容子「失礼しました。」

(拍手)

恵達「やっぱり 最後は 俺でしょうかね。 最近出した曲なんですけどね。」

恵理「何か 東京では 全然ダメだけど 沖縄で 少しだけ売れたという曲?」

恵達「うるさいな!」

祥子「泡盛のCMソングに 決まったんです。」

恵理「へえ すごいね!」

恵尚「すごいよ それは。 なぁ 正一! 何 寝てる?」

島袋「ん?」

恵達「最近は 沖縄テイストの曲も 入ってるから 聴いてもらおう。」

一同「おう!」

恵理「和也! あんたの名前 決める時にどっか行ってた 恵達おじちゃんが 歌うってよ!」

恵達「それ やめろって!」

恵理「べ~だ!」

文也「一生 言われるよ 恵達。」

恵達のライブ

恵達♪「おめでとうから  ありがとうまで 祝え 今夜は かりゆしの夜 月の下で 冷たい雨に 泣いた あの日が 今は なつかし かりゆしの夜 歌い明かそうよ スリーヨ ハリーヨ 歌おうよ イヤササ イヤササ ティーリ」

いやぁ すごい ゆんたくだったねえ。 ずっと 朝まで続いたさ

恵達♪「イヤササ イヤササ かりゆしの夜よ」

恵理「何か こうしてると 不思議だねぇ。」

文也「うん そうだね。」

恵理「文也君。」

文也「ん?」

恵理「生きてるって 楽しいね。」

文也「うん。」

恵理「楽しいさ 生きてるって! 楽しいさぁ!」

ハナ「『ちゅらさん』を見て下さった皆様 本当に ありがとうねぇ。」

ハナ「どうか『ちゅらさん』の事 恵理の事 皆の事。 それから 沖縄の事を どうか どうか 忘れないでくださいね。 では 皆さん ちばりよ! ちばめそりよ!」

恵理「また 会おうね!」

ちゅらさん2-1話

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