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連続テレビ小説「ちゅらさん」91話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

2001年7月16日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】91話のネタバレです。

現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里が一人前の看護師になれたら結婚する、といううわさが広まり、恵里は患者達から励まされます。しかし、新しい担当患者の幸子は、恵里につらく当たります。そんな時、父・恵文と母・勝子が文也の母・静子にあいさつするために上京し、恵文から「看護師は病人にとって太陽のような存在。太陽になりなさい」と励まされます。恵里は無事に退院した幸子に感謝され、看護師長の聡子から「一人前」といわれ、結婚を決意します。

91話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」91話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

それにしても 驚いたさ 恵里と文也君は 本当に 結婚するんだねぇ いやぁ 長生きはするもんだねぇ

おっと 忘れていたさぁ 恵里は 一人前になったら 結婚すると 決めたんだったねぇ

恵里「一人前の看護婦になったら 教えて頂きたいんです。」

奈々子「は?」

奈々子「マジ~!」

聡子「上村先生と?」

恵里「はい。」

いつになったら 2人は 結婚できるのかねぇ 皆 見守ってるよ~

北栄総合病院

恵里「どうも… お加減 どうですか?」

患者1「そっちこそ どうなの?」

恵里「え?『そっちこそ』って?」

患者1「頑張んなさいよ。 応援してるからね フフフ。」

恵里「『頑張ってね』って…。 ん?」

患者2「古波蔵さん。 よかったね。」

恵里「ん? 何?」

内科病棟

文也「失礼します。 どうも。 私が 岡部さんの 担当になった 上村です。 よろしく お願いします。」

岡部「いえいえ こちらこそ。」

文也「はあ。」

岡部「ねえ 上村先生。」

文也「はい。」

岡部「看護婦さんに 古波蔵さんって…。」

文也「あ いますけど 彼女が 何か?」

岡部「あの ウワサなんだけどさ。」

文也「ウワサ?」

岡部「なんでもね 一人前の看護婦さんに なれたら 結婚するらしいよ。」

文也「あ そうなんですか。」

岡部「うん 知らなかった?」

文也「え まあ…。」

岡部「誰とかは 分からないんだけどさ。」

恵里「そうですか…。」

岡部「かわいいよね 彼女ね…。」

文也「そうですよね。」

岡部「幸せだよなあ あんな子と結婚できるなんて。」

文也「そうですかね。」

岡部「うん。 あ でも 大変かもしれない。」

文也「大変? 何がですか?」

岡部「彼女 沖縄でしょう? 俺の友達でもさ 沖縄の女の子と 結婚したの いるんだけどさ。 明るいし 働き者だし とっても いいんだけどさ きついからねぇ 沖縄の女は…。 ま 尻に敷かれるだろうな 男は。」

文也「はあ なるほど。」

岡部「そうとも言えないけど。」

盗み聞きする祥子w

文也「何がですか?」

岡部「だから 彼女のお母さんとか おばあちゃんとかを見れば 大体 年をとって どんな女になるか 分かるわけさ。」

回想

恵里「あきらめないよ 私は! 何言ってるの?」

恵文「だから…」

勝子「もう いい加減にして!」

回想終了

岡部「お父さんの家庭での位置と いうのかな それを見れば 大体 自分が どんなふうに 将来 扱われるかが 分かる訳だよね。」

文也「え…。」

岡部「ん?」

文也「あ 何でもないです。 失礼しました。」

岡部「あ 先生 治療計画について 話すのでは…?」

文也「え? あ そうですよね すみません。」

藤田「古波蔵さん。」

恵里「すみません チョット 上げすぎですね。」

藤田「あの 一人前になった?」

恵里「え?」

安藤「一人前になると いいことが待ってんだって?」

恵里「あ アハハハ。」

藤田「早くなると いいよね。」

恵里「あ はい どうも…。」

安藤「何でも 俺たち 協力するからさ 何でも 言って。」

恵里「あ はい ありがとうございます。 ハハハハハ。」

奈々子を見る恵里

奈々子「違う。」

三輪「あ 古波蔵さん。 順番 逆でしょ。」

恵里「はい。」

三輪「体温 測ってから 脈とる方が 早いと思うよ。」

恵里「ああ すみません。」

三輪「しっかりしないと。 分からないことがあったら 何でも 聞いて。」

恵里「はあ。 ハハハハ ありがとうございます。」

三輪「いいの いいの。」

恵里「ハハハハハ…。」

ナースステーション

奈々子「チョット… 私 言ってないからね 何も…。」

恵里「本当ですか~。」

奈々子「何よ? それ。 何で 私なのよ?」

恵里「…だって。」

奈々子「だって 何よ? 答えなさいよ。 何で 私なのかって 聞いてるの。」

恵里「いえ いいんですけどね。 全然 かまわないんですけど でも やっぱり チョット なんか 恥ずかしいなぁ ねぇ。」

奈々子「答えになってないわよ。 私じゃないわよ。 何で 私だと…?」

恵里「だって…。」

奈々子「だから だって 何よ?」

恵里「ねえ 婦長。」

聡子「え? ああ まあね。」

奈々子「何ですか? まあねって どういう意味ですか? 婦長。」

聡子「だって ほかにいないしね。 ウフフ。」

奈々子「チョット 待って下さいよ。 何でですか? そんなに 私は オシャベリ女に 見えるわけですか? 何で 黙るんですか?」

祥子「あの…。」

奈々子「何よ?」

聡子「何?」

祥子「あの… 私です。」

恵里「え?」

祥子「私が しゃべったの ごめんなさい。」

恵里「祥子ちゃんが?」

祥子「あのね 509号室の向井さんって 私の担当の患者さんですけど なんか 苦手っていうか 別に 問題はないんですけど でも なんか しゃべってくれなくて どうにかしたくて…。」

祥子「私自身も 余り しゃべるの得意でもないから 困ってしまって なんか 話題はないかなと思って 天気の話とかしても あっという間に 終わっちゃうし それで 知ってる人の話で 笑える話 ないかなと思って つい。」

恵里「笑える話?」

聡子「なるほどね。 」

奈々子「それで?」

祥子「はい。 古波蔵さんの話 したら なんか すごく 笑ってくれて 話が はずんじゃって。 私自身も すごく うれしくなっちゃって…。 ごめん。」

恵里「ごめんって 全然 いいんだけど。」

祥子「ん?」

恵里「笑うようなことなのかなぁ。」

祥子「うん 笑ってた。」

恵里「え?」

聡子「いいでしょ 泣くより…。」

恵里「そりゃ まあ そうですけど 真剣なんだけどな こっちは。 笑うようなことなのかな。」

奈々子「あ 私のことは どうなったんですか?」

聡子「何?」

奈々子「何って 私に対しての 冤罪というか その問題について。」

恵里「真剣なんだけどな 私は…。 笑うかな…。」

ああ 大丈夫なのかねぇ こんなんで 恵里は…

カフェ

恵里「ハハハ 文也君も 言われたわけ? もう 参ったねぇ。」

文也「うん。 あ 俺さ 1人の患者さんを 今日から 任されることになった。」

恵里「ふ~ん すごいねぇ。」

文也「でも なんか 緊張するよね。」

恵里「へえ 文也君 一人前だね。」

文也「それが ちゃんと 出来たらね。」

恵里「そっかぁ …私 全然 ダメである。 なんか 患者さんに 励まされて『力になるよ』とか 言われてさ。 逆だよねぇ。 ま なんくるないさ!」

文也「なんとかは ならないよ 頑張らないと。」

恵里「はい すみません。」

恵里は こんな調子でした。 でも このままでは すまんよ 恵里。

恵達は 着実に 一人前への道を 進んでおりました。

新しいバンドのレコーディングの日々です。

売れるのかねぇ 売れればいいね

古波蔵家

恵文と恵尚「(ため息)」

勝子「(ため息)」

ハナ「どうしようもないねぇ。」

勝子「チョット あんたたち! あんたたちは カチャーシー踊ってるか ヘナ~ってなってるか どっちかしかないわけ?」

恵尚「そんなこと言ってもさあ なあ オヤジさん。」

恵文「そうだよねぇ。」

ハナ「情けないねぇ。」

勝子「本当ですよねぇ。 恵尚。」

恵尚「ん?」

勝子「旅に出るのは ダメだよ。」

恵尚「え 何で?」

勝子「何でって 真理亜さんと 約束したでしょ?」

恵尚「あ…。」

勝子「せめて ゴーヤーマンの借金が なくなるまで 島袋製作所で 働きなさい あと少しなんだから。」

恵尚「はい。」

肩を叩く勝子

恵尚「はい。」

恵文「でもさ あれじゃないかねぇ。」

勝子「何?」

恵文「いや 恵里がね 文也君と 結婚するとしたらさぁ やっぱり…。」

勝子「やっぱり 何?」

恵文「やっぱりさぁ いっぺん 東京に行った方がいいかも…。」

ハナ「ん?」

恵文「いや だからさぁ 文也君のお母さんにも あいさつしといた方がいいでしょ。 ねえ? すみません ダメですね 分かりました。 はい すみませんでした。」

勝子「そうか… そうだね。」

恵文「え?」

勝子「そうだねぇ ねえ おかあさん。」

ハナ「そうだね。 いっぺん 行っておいた方が いいかもしれないね。」

恵文「え?」

上村家

静子「ねえ 文也。」

文也「ん?」

静子「どう?」

文也「どうって 何が?」

静子「いつごろになりそう? 結婚。」

文也「いつごろって お母さんが 言ったんでしょう。『一人前になってからの方がいい』って。 頑張ってるよ 俺も 恵里もさ。」

静子「そう。 余計な事 言ったのかな 私 やっぱり…。」

文也「え?」

静子「え? ううん 何でもない。」

北栄総合病院

非番の看護婦「あ 古波蔵さん。」

恵里も 初めて 患者さんを 任されることになりました

恵里「失礼しま~す。 こんにちは! 私が 担当の看護婦になります 古波蔵です。 よろしくお願いしますね!」

恵里「あ 外は いい天気ですよ。 カーテン 開けましょうね。 きれいな花ですねぇ。 お見舞いですか? 田所さんは どちらの方ですか? 東京ですか? あ これ お仕事のですか? すごいですね うわ 全部 英語だ。」

田所「うるさいわね!」

恵里「え?」

田所「ゴチャゴチャ言ってないで やること やって さっさと出ていきなさい。」

花瓶を落とす田所

さあ どうする? 恵里

92話

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