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連続テレビ小説「ちゅらさん」93話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

2001年7月18日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】93話のネタバレです。

現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里が一人前の看護師になれたら結婚する、といううわさが広まり、恵里は患者達から励まされます。しかし、新しい担当患者の幸子は、恵里につらく当たります。そんな時、父・恵文と母・勝子が文也の母・静子にあいさつするために上京し、恵文から「看護師は病人にとって太陽のような存在。太陽になりなさい」と励まされます。恵里は無事に退院した幸子に感謝され、看護師長の聡子から「一人前」といわれ、結婚を決意します。

93話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」93話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

北栄総合病院
内科病棟

恵里「お父さ~ん? お母さ~ん。 は?」

文也「どうも…。」

恵文「ああ。」

勝子「どうもね 文也君。」

恵里「どうしたの?」

恵文「どうしたのじゃ ないでしょうが ねぇ?」

勝子「うん。 あ?」

恵文「あ?」

静子「どうも ごぶさたしております。」

勝子「どうも ごぶさたしています。 このたびは 本当に なんだか…。」

静子「いいえ こちらこそ。」

恵文「本当にね 恵里を よろしくお願いしますね。」

勝子「よろしく お願いします。」

静子「こちらこそ 文也を よろしく…。」

恵里「あの…。」

文也「あの…。」

静子「ん? 何?」

勝子「どうしたの? 文也君。」

文也「あの… すみません ここ 病院なんで。」

恵里「うん。」

恵文「あれ? ハハハ。」

勝子「ヤダ~ ハハハ。 あの 恵里の父と母です。」

恵文「よろしく お願いします。」

静子「あら。 あの…。」

恵文「ハハハ あっちも。」

勝子「あら ヤダ!」

(喜び遭う3人)

恵里「あの… 病院なんで。」

静子 勝子「ごめんなさい。」

恵文「すみません。」

文也「あ すみません 俺 行かないと 回診の時間なんで。」

勝子「どうもね。」

静子「頑張ってね 文也。」

文也「ハイ… じゃ…。」

恵文「恵里 似合うさ 白衣が。」

恵里「あ そう?」

恵文「うん。」

勝子「あ 静子さん 今日は?」

静子「チョット 留め袖のことで…。」

勝子「は?」

静子「え? あ いや あの…。 アハハハ。」

恵里「アハハハハ。」

病室

文也「あ どうしました?」

岡部「上村先生だったんだ 古波蔵さんの相手は。 もう 人が悪いなぁ。」

文也「あ ハハハ。」

岡部「この この この この 幸せ者!」

文也「ハハハ すみません。」

廊下

患者「ありがとうね。」

恵里「はあ。 大丈夫かな… もう。」

ナースステーション

祥子「あの 中町祥子です。 恵里さんとは あの…。」

勝子「ああ 恵里から 聞いてます。」

祥子「え?」

勝子「親友が出来たって なんか 変わってるけど とっても かわいい子だって。 ねえ?」

恵文「うん。」

祥子「私がですか?『変わってる』なんか うれしい…。」

恵文「ん?」

祥子「え? いえ…。」

勝子「これからも よろしく お願いしますね。」

祥子「あ はい こちらこそ。」

奈々子「あ あの 佐々木奈々子と申します。」

勝子「ああ あの先輩の 恵里を ご指導して下さった。」

奈々子「あ はい そうです。」

勝子「いろいろご迷惑おかけしたでしょ。」

奈々子「はい… いいえ。」

勝子「聞いてます。 厳しいけど そこには 愛があるって。 奈々子先輩みたいに 早く なりたいって。 それから 背が高くて カッコいいって。」

奈々子「あら…。」

勝子「よろしく お願いします 今後も…。」

奈々子「はい。」

聡子「婦長の下柳です。」

勝子「あ 婦長さんですか これは どうも…。 本当に 何から何まで お世話に なりまして…。 ねえ 文ちゃん。」

恵文「そうですよ。 恵里に『看護婦になりなさい』と 言って下さったんですってね。」

聡子「え…。」

勝子「『自分も いつか 婦長さんみたいに なれるのかな』と 言ってました。『もう すごい』って。」

聡子「ハハハ それは どうも。 特に『きれいだ』とは 言ってなかったんですね。」

勝子「は?」

聡子「あ いえいえいえ アハハハハ。」

奈々子「ハハハハハハ。」

祥子「アハハハハ。」

静子「あの チョット よろしいですか?」

勝子「あ はい どうぞ。」

静子「ありがとう。 婦長?」

聡子「はい?」

静子「どうなんでしょう? 恵里ちゃんは 仕事の方。」

聡子「仕事ですか?」

勝子「そうですね どんなですか? ねえ 文ちゃん。」

恵文「うん どんなですかね?」

聡子「いや どんなって 頑張ってますよ。」

勝子「そうですかぁ。」

静子「どれくらいで 一人前に なれそうでしょうか。」

聡子「いや どれぐらいって…。」

恵文「それが 問題さ。」

勝子「そうだね。」

静子「そうですよね 知りたいですよね。」

恵文「どんなですかね。」

聡子「どうなですかねって 言われても。」

静子「あの メドは たちませんか?」

聡子「メドって 言われましてもね…。」

奈々子「あ じゃ 私たち チョット 失礼します。」

祥子「あ あの 恵達君にも よろしく。」

奈々子「あ あ…。」

廊下

奈々子「何よ? 恵達君って 何? 何?」

祥子「古波蔵さんの弟なんですけど カッコいいんですよ~。」

奈々子「そうなの? ロックやってるとかいう 自慢の弟?」

祥子「はい カッコいいんですよ~。」

ナースステーション

静子「婦長 ちなみに この夏は 越しそうですか?」

聡子「え? そう 具体的に 言われましても。 …弱ったな。」

恵文「でも あれさぁ 厳しくやって もらわんと そう簡単に 一人前には なれないさ ねえ 婦長さん。」

聡子「はあ。」

静子「ん?」

恵文「厳しく評価して下さいね 厳しく。 何年かかっても いいですからね 何年かかっても。」

勝子「文ちゃん。」

恵文「はい すみません。」

静子「そんなに かからないですよねえ。 余計な事 言っちゃったのかしら。」

勝子「そんな とんでもない。 そんなことないですよ ねえ 婦長さん。」

聡子「でも 古波蔵さんも 上村先生も 頑張ってますから…。」

静子「そうですかぁ。」

勝子「ありがとうございます。」

岡部のいる病室

文也「とめて…。」

田所のいる病室

恵里「おはようございます。 お加減 どうですか?」

田所「どうですかって 何よ? そんなこと聞いたって 私に 分かる訳ないでしょ。 だから 入院してんでしょ。」

恵里「そうですね。 あ でも すぐ良くなりますよ。」

田所「何で 分かんのよ そんなことが。」

恵里「すみません。」

上村家
仏壇

勝子「静子さん…。」

静子「ありがとうございます。」

勝子「なんか… うれしいさぁ 私。 また 静子さんに 会えるって。 ねえ 文ちゃん。」

恵文「うん そうだねぇ。」

静子「ええ…。」

勝子「あの時の約束 果たすんだねぇ あの子たち。」

恵文「恵里を… 恵里を… どうか よろしくお願いしますね。」

静子「そんな… こちらこそ。」

3人の笑い

静子「やめましょうね 堅苦しいのはね。」

勝子「そうですね。」

恵文「そうだね チョット ぐわ~ 歌っちゃうかね。」

勝子「文ちゃん 調子に乗らない。」

恵文「はい すみません。」

静子「アハハハハ。」

よかったねぇ どうやら 周りは 順調だねぇ。 肝心の恵里は 大丈夫なのかね

北栄総合病院
田所にいる病室

恵里「これなんでけどね ゴーヤーマン。 1万個作って たった70個ですよ。 もう バカですよね。 お加減 いいみたいですね。 もうすぐ 退院ですね。」

古波蔵家

さて 古波蔵家は どうなっているかというと

恵尚「2人合わせて。」

2人「ゴーヤーチャンプルーで~す。 にがいよ にがいよ。」

恵尚「いやいやいや 島袋君。 これが 何だか 分かるね。」

島袋「知ってるさぁ ゴーヤーマンさぁ。」

恵尚「ただの ゴーヤーマンじゃないよ 子供に大人気のゴーヤーマン。」

島袋「人気ないさぁ。」

恵尚「言うねぇ。 あ 間違えた ヒット商品間違いなしのゴーヤーマン。」

島袋「売れなかったさぁ。」

恵尚「あ 痛いこというねぇ。 あ 分かった。 古波蔵家を救ったゴーヤーマン。」

島袋「救えてないさぁ 余計 貧乏になったさぁ。」

恵尚「ああ 言うだけ言うね。」

島袋「そうさぁ。」

恵尚「古波蔵家いわく ゴーヤーマンだけに にがい思いをしたって。」

島袋「うまいさ!」

恵尚「いためても うまいよ~。」

島袋「2度おいしい。」

2人「どうもありあがとう!」

ハナ「あれ! こっちの準備してあるよ。 こっち こっちへ。」

失礼いたしましたねぇ。

さて 恵達は どうしているかというと

恵達「よろしく!」

恵達「『私が あなたに 惚れたのは』」

♪『ちょうど 19の春でした 今さら離縁と言うからは』

恵達「わっ! わっ わっ!」

恵文「お? おう。」

勝子「ああ 恵達 お帰り。」

恵達「ただいま。 もう 調子狂って しまったさぁ どうしたの」

恵文「どうもこうもないさ 親として 当然でしょう。 あっちの家に あいさつに 来るのは…。 な 勝子。」

勝子「うん。」

恵達「あ そっか。」

容子「お帰り。」

みづえ「お帰りなさい。」

島田「お帰り!」

恵達「どうも… すみませんね 本当に。」

勝子「え? 何で あんたが 謝るの?」

恵達「何でって もう クセだよ クセ。 クセになってるわけ もう!」

みづえ「お座りなさい 今日は ブラジル料理。」

勝子「おいしいよ 恵達。」

恵達「ああ そう。 あ 姉え姉えは?」

勝子「う~ん まだ。」

恵達「そうねぇ な~んだ。」

柴田「ん?」

容子「どうしたの?」

恵達「あ いや 話したい事あったけど。」

恵文「何?」

恵達「いいです 姉え姉え 帰ってからで。」

一同「え~!」

ゆがふ

真理亜「遅いなあ 全く 何やってんだろ。」

北栄総合病院
廊下

祥子「疲れたねぇ。」

恵里「うん 今日は 特別疲れたさぁ ハハ。」

祥子「あ 恵達君 元気?」

恵里「うん 何で?」

祥子「いや 別に なんとなく…。」

ナースステーション

聡子「え? 何ですか?」

恵里「あ。」

田所「ですから 担当の看護婦を 代えてほしいと言ってるんです。」

あれあれ 大変なことに なってしまったねぇ

94話

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