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連続テレビ小説「ちゅらさん」94話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

2001年7月19日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】94話のネタバレです。

現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里が一人前の看護師になれたら結婚する、といううわさが広まり、恵里は患者達から励まされます。しかし、新しい担当患者の幸子は、恵里につらく当たります。そんな時、父・恵文と母・勝子が文也の母・静子にあいさつするために上京し、恵文から「看護師は病人にとって太陽のような存在。太陽になりなさい」と励まされます。恵里は無事に退院した幸子に感謝され、看護師長の聡子から「一人前」といわれ、結婚を決意します。

94話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」94話「ちばりよー!一人前」ネタバレ

北栄総合病院
ナースステーション

恵里「あ!」

田所「担当の看護婦を 代えてほしいと言ってるんです。」

祥子「そんな…。」

田所「お願いします。」

聡子「何か問題ありました?」

田所「合わないの 嫌い イライラするの。 それだけ。」

聡子「担当を 代えるつもりはありません。 治療に支障をきたすような問題とは 思えません。 看護婦は 召し使いでは ありません。 合わないから 気に入らないから 代えろと言われても そういう訳には 参りません。 申し訳ありません。」

その場は後にする田所

祥子「何ですか あれ! ひどい!」

奈々子「よくある事 気にするな!」

聡子「何やってんの?」

恵里「え?」

聡子「間違った事でもしたの? 精一杯 やってるんでしょう?」

恵里「はい。」

聡子「だったら 胸を張りなさい!」

恵里「はい。」

聡子「仕事 終わったら とっとと帰る! 嫌な事は忘れる。 疲れは 明日に残さない。 それもプロの仕事よ ホラ!」

恵里「はい。」

一方 一風館では にやけた恵達をはじめ 皆で恵里を待っていました

一風館

柴田「大丈夫ですか?」

みづえ「大丈夫。」

恵文「遅いね 恵里は。」

勝子「うん。」

恵達「であるね。」

柴田「そうですね 真理亜さんも。」

容子「ボケも突っ込みも いない。」

恵文「ん?」

勝子「恵達 何か話したい事があると?」

恵達「まぁ 急ぐ事じゃないからさ。 一応 姉え姉え 帰ってからにする。」

勝子「そう?」

恵達「うん。」

ゆがふ

野村「お願いします。」

『ゆがふ』では 真理亜さんが 恵里と文也君をモデルにした メルヘンの見本に 目を通していました

ちゃんと ハッピーエンドに してくれたのかねぇ

野村「先生…?」

真理亜「いいんじゃないのぉ!」

(どよめき)

カチャーシーがはじまるが真理亜が急に立ち上がり止まるw

真理亜「あ! どうぞ続けて。」

黒島「真理亜さんも一緒に 踊りませんか?」

真理亜「それは 死んでもヤダ!」

黒島「何 言ってんですか? 死んだら踊れませんよ。」

真理亜「ハハハ…。」

(一同の笑い)

真理亜「あのバカに見せてやるか。」

あのバカとは 私の大切な孫の 恵里の事でございます。 ま いいでしょう。 愛があるからねぇ

北栄総合病院
休憩室

奈々子「あのさ こういうふうに考えなよ。 ああいう患者さんは 楽なの。」

恵里「え?」

祥子「楽?」

奈々子「そりゃ 頭にもくるし 文句ばかりで面倒くさい 嫌だし。 楽なの ああいう患者さんは。 何かあったら 必ず言ってくる。 不満とか いろいろ。 だから楽。 見落とさないで済むからね。」

奈々子「難しいのは 何も言わないで 我慢してしまう人。 つらくても『大丈夫です』って 我慢してしまう人。 そういう患者さんの方が 怖い。 だから こう思えばいいわけ。『うるさい患者さんは 楽だ』って。」

恵里「ありがとうございます。」

奈々子「うん。」

優しいね 奈々子先輩は。

でも あんなふうに言われると やはり 落ち込んでしまうよねぇ

一風館
マンデリン

勝子「遅いね? 恵里は。 大変だね 看護婦さんの仕事は。」

恵文「であるねぇ。」

回想

猛「おう! 練習中 悪いな 調子は どうだ?」

恵達「いい感じです」

猛「ついにデビューだ!」

恵達「おう!」

メンバー「マジで?」

回想終了

にやける恵達

恵達「あ! 何?」

勝子「何があったのかなぁ?」

恵文「女かね?」

勝子「え?」

恵達「お父さんと一緒にするなってば!」

勝子「ん?」

恵文「何を言うか 本当に もう!」

恵達「遅いね? 姉え姉え。」

勝子「うん。」

ダイニング

真理亜「あ!」

容子「お帰り!」

柴田「お帰りなさい!」

真理亜「ただいま。 あれ? 何やってんの?」

容子「今日 緊急お食事会が あったの。」

真理亜「え? ウソ!」

柴田「恵里さんの お父さんと お母さんが 来たんです。」

真理亜「そう。 で あいつは?」

容子「恵里ちゃんなら まだみたいよ。」

真理亜「あ そうなの?」

容子「何か用? 恵里ちゃんに?」

真理亜「いや 別に。」

容子「何これ? ゆんたく用?」

真理亜「違うわよ。」

容子「待とう。 あんたの部屋で。」

真理亜「え?」

容子「ホラ おいで!」

柴田「あ! あ…。」

柴田「似ている! 初めて 女の子達と 一緒に行った スキー場。 2人乗りのシートに 好きだった内田美奈ちゃんと 一緒に座れるように 一生懸命 考えて 考えて 並んでいたのに 知らない おじさんと 2人で ロマンスシートに座った僕…。」

柴田「あの時の スキー場に似ている。 どうして僕は 2階に しなかったんだろう!」

入口

回想

田所「担当の看護婦を代えてほしいと 言ってるんです」

田所「合わないの 嫌いなの イライラするの!」

回想終了

グアテマラ

(足音)

容子「あ! コトン といった!」

真理亜「あ そう?」

マンデリン

恵文「あ!」

恵里「ただいま…。」

恵文「お帰り!」

勝子「お帰り! お疲れさま!」

恵達「お帰り。」

恵里「うん。」

恵達「どうしたの?」

恵里「ううん…。」

勝子「恵里 お父さんと お母さん 文也君の お家 伺ってきたよ。」

恵里「うん ありがとう。」

恵文「何 言ってる。 当然さ。 な 勝子!」

恵里「お金 大丈夫だったの?」

勝子「お父さんね すごく働いてくれたの 残業を いっぱいして。 東京に あいさつに行くためにと ものすごく 働いてくれてね。」

恵里「え…。」

恵達「へえ。」

恵文「これまた 当然さ。」

勝子「あんなに働いてる お父さん 初めて見たさぁ。」

恵文「いやいや ハハハ…。 初めて?」

勝子「おばぁも そう言ってたね。」

恵文「あの おばぁは 余計な事ばかりさ。」

恵里「ありがとう!」

恵文「どうなの? 仕事の方は?」

恵里「まぁね。」

恵文「一人前に なれそう? 全然 ゆっくりで お父さんは いいけど。 全然 ゆっくりでさ。」

勝子「文ちゃん!」

恵達「あ あのさ 俺さ。」

恵里「一人前どころじゃないよ!」

勝子「どうしたの? 恵里。」

恵里「全然 ダメさ 私。 全然 ダメ。」

勝子「何で?」

恵里「患者さんに『看護婦代えてくれ』と 言われてしまったさ。」

勝子「え?」

勝子「そう…。」

恵里「自信なくなってしまったさ。」

恵文「じゃ やめなさい。」

恵里「え?」

恵達「父さん…。」

恵文「だったら 辞めなさい 恵里!」

95話

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