2020年4月10日放送の【 連続テレビ小説「エール」】10話のネタバレです。
連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。
現在は(2020年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。
あらすじ
先行きが不透明な馬具店と取り引きしようとする業者はほとんどなく、関内家は事業継続のピンチを迎える。
それでも明るくふるまう光子(薬師丸ひろ子)だったが、心配した三姉妹は知恵をだしあって、あるものを見つけ出す。
一方、学校では音(清水香帆)の学芸会が近づいていた。
明るく練習する音とは対照的に、かぐや姫を演じる良子(田中里念)はなぜかうかない顔。良子は学芸会当日、思いもよらぬことを言うのだが…。
10話ネタバレ
エール (10)「運命のかぐや姫」
光子「何処行っとったん?心配した」
音「内…大丈夫?
光子「んーかなりマズ…イー」
関内家の3姉妹で作戦会議
音「絶対逃げた職人達、見返してやる」
梅「なんか、元気出てきたね」
音「怒りって必要よ!絶対この危機乗り越える」
吟「職人さん居なかったら、なんも出来ないじゃん」
梅「誰か男だったら、よかったのに」
音「お姉ちゃん、お願い!」
梅「お願い!」
吟「は?何それ?私、女だし、可愛いお嫁さんになるんだし」
音「あきらめて!」
吟「いや、音の方が向いとるって、気が強いし」
音「私は歌手になるから無理」
梅「私は作家!」
音「やっぱりお姉ちゃんしか居ないじゃん、長女だし」
吟「なんでそうなるのよ?」
音「なるよー」
吟「なんでよー」
梅「明確な将来像描けとらんから」
吟「へ?いやいやいや、考えて?歌手や作家になるより、お嫁さんになる確率、よっぽど高いから、私の方が明確じゃない?」
梅「お姉ちゃんって時々鋭いよね」
音「時々ね」
吟「鋭いついでに、提案なんだけど、ここは梅の出番よ!」
梅「え?」
契約書を探す3姉妹
音「どう?ありそう?」
梅「今んとこ目星良いのはない…つーかお姉ちゃん達も読んでよー」
吟「あんた文書読むの得意なんだから適役でしょ?音に契約書の文書なんて読めると思う?」
梅「思わん」
音「失礼な!あっ!これ見て!」
吟「ん?」
吟「これ、やだ、ラブレターだ!お母さんへの」
梅「ちょっと!真・面・目・に」
そこへ光子が来る
光子「あんた達、何しとんの?」
吟「契約書探してるの」
光子「契約書?」
そして契約書を遅くまで探す光子
光子「違うわ」
光子「注文書…これも違う」
光子「馬具取引…馬具取引に関する契約書…これだ!」
打越家
光子「請求すれば陸軍はかなりの違約金を私に払わなければなりません」
光子「そうなっては、仲介している打越さんと陸軍の関係も悪くなるのではないですか?このまま契約を続けた方がお互いよろしいかと?」
打越「おいだけど、あんたんとこは職人が居らんどら、どうするだ?納期は守れるだか?」
光子「守れます!どうぞ今後共ご贔屓に…女子供ですけど」
関内家
音「お父さんも喜んでくれてるよね」
光子「うん、そうね」
音「お父さんよくやらずに後悔するより、やって後悔した方が良いって言っとったでしょ?」
光子「うん」
音「私達と会えんくなったこと…公開してないのかな?」
光子「私達を残したことは悔いてると思う。でもお父さん、ロシアとの戦争行ったでしょ?」
音「聞いたことある」
光子「あん時ね、目の前で人がいっぱい死ぬのを見たんだって、目の前で沢山の人が死んでいくのに、なんも出来なかったって、そのことは、あんまり話さんかったけど、その時の後悔がずっとあったんじゃないかな。だから体が先に動いちゃったんじゃないかな。お父さんらしいよね」
学芸会当日
良子に呼び出される音
音「どうしたの?」
良子「どうして?あんたはそんなに平気なの?お父さん、その…亡くなったのに…」
音「平気じゃないよ。でも、泣いてばかりいられないから」
良子「強いね、あんたは」
良子「本当は羨ましかった。そんなにはっきりものが言えて」
音「やりたくないの?かぐや姫?」
うなずく良子
良子「ねえ?音ちゃん、かぐや姫やってくれん?」
音「え?」
そして学芸会本番
震える良子の手を握る音
音「大丈夫、舞台楽しもう」
うなずく2人
熊谷「それでは6年3組による竹取物語を上演いたします。お楽しみ下さいませ」
上演開始
そして最後の場面
かぐや姫は帝のために歌を捧げます
上演終了
一同「ありがとうございました」
海に来ている関内家
音「お父さん、見に来てくれたかな?」
光子「決まってるじゃない」
光子「いつでも、どこでも見てるわお父さんは」
光子「あなたー!これから4人で力を合わせて生きていきます」
関内家「おとうさーん!」
朝の関内家
音「あー!何やっとるの?!」
岩城「仕事があるって聞いたもんで戻ってきた。それだけだ」
音「それだけだって、あなたねー」
光「音、早く学校行きなさい」
音「だって!」
光子「いいから」
音「最低!」
音「岩城の奴、仕事があるって聞いたもんでって、なんなの?でも…」
音「まあいっか」
それから3年、裕一はというと…
教師「それはそろばんの玉かね?」
音楽に夢中で商業学校4年生を留年してしまいました。