ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】15話ネタバレ

2020年4月17日放送の【 連続テレビ小説「エール」】15話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

裕一は、ダンスホールで出会った踊り子の志津(堀田真由)に心惹かれていた。

裕一(窪田正孝)よりも、銀行の仲間たちの方が盛り上がって、志津と裕一が交際できるように知恵を出し合って作戦を練る。

昌子(堀内敬子)は女心を裕一に説く。そしていよいよ作戦決行の日…。

帰り道、通りで声をかけてきたのは、幼い頃に別れて以来に会うガキ大将の乃木大将こと、村野鉄男(中村蒼)だった!音楽のことを聞かれた裕一は…。

15話ネタバレ

エール (15)「いばらの道」

裕一の部屋

松坂「昌子さんは交際って一口に言うけど交際の境界線ってなんなの?」

菊池「珍しく良い質問ね。確かに交際の境界線って、それぞれの組み合わせによって変わってくるわ」

落合「一緒にお酒を飲む?」

菊池が首を横に振る

鈴木「告白して了承を得る?」

菊池が首を横に振る

松坂「手をつなぐ?」

菊池が首を横に振る

落合「古山君はどう思う?」

裕一「僕はお会いしてお話ししていれば楽しいです」

鈴木「ダメだよ相手は海千山千の踊り子さんだぞ、すぐ飽きられて愛想尽かされちゃうよ」

菊池「接吻ね」

裕一「接吻!!」

松坂「いきなりですか?」

菊池「綺麗で経験豊富なレディ!片や恋愛未経験のボーイ!この2人を繋ぐためには接吻。うん、接吻しかねーわ」

裕一「よくわかりません」

鈴木「それしかねーな」

裕一「え?」

落合「俺も同じ意見だ」

裕一「えー?」

松坂「接吻!頑張ってください」

裕一「えーー?」

裕一「一口に接吻って言ってもどうすればいいか、わかりません」

鈴木「それは」

松坂「ちょっと先輩!」

裕一「やり方は僕だって知ってます!僕が知りたいのは接吻するっていう状況に持ち込む方法です」

落合「古山君、ノッテきたね!」

鈴木「やっぱし、お酒を飲んで少し酔った帰り道、ふと止まり、相手も止まり・・・」

菊池「自然で良いけど、慣れている人向けね」

落合「月が綺麗だね。君の唇の方がもっと綺麗だ!」

菊池「いやー!気持ち悪い!」

落合「うそー?」

菊池「だから、まだ1人者なんですよ」

松坂「はい、はい」

菊池「手は上げなくていいから」

松坂「僕だったら、接吻してもいいですか?」

菊池「言葉にするなんて興醒め」

鈴木「だったら、どうしたらいいんだよ?」

菊池「いきなりがいいわ!」

一同「いやーそれは無理だよ」

菊池「女はドキドキしたい生きものなの」

鈴木「難易度高いよ。ねえ、古山君?」

裕一「いきなりって…どうすれば?」

落合「やる気満々だね!」

菊池「みんな、良い?ドキドキさせる為に必要なのは、予期せぬ事態よ!」

客「ごめん下さい」

松坂が対応しに行く

落合「予期せぬ事態か」

菊池「予期せぬ事態を作るためには」

松坂「融資の方です。支店長、鈴木さん来てください」

鈴木「おめー1人でやれよ!ちょっと待っててよ!」

菊池「ねえ?練習しとく?うん、来てみて!うん思い切って」

裕一「いやいや」

菊池「いいからいいから」

数日後接吻大作戦は決行されることになりました

数日後

志津「この店、サキちゃんが教えてくれたの」

裕一「へえー」

志津「出来たばかりだけど評判良いのよ。そういえばサキちゃんたらね。2人の男の人どちらか選べなくてね」

1人は真面目で誠実なんだけど、硬すぎるし1人は面白いけど、調子が良くて少しいい加減。だから…ねえ?」

裕一「はい?」

志津「裕一さんはどんな女の人が好み?」

裕一「どんな?どんな人?」

志津「ほら、見かけとか性格とか、なんかあるでしょ?」

裕一「えと性格とか・・・」

後ろを振り向こうとする志津を慌てて静止する裕一

裕一「あー!!」

裕一「君のような人」

志津「お世辞でも嬉しい」

裕一「いやいや、本心だから」

志津「ありがとう。ちょっと御不浄に」

裕一「はい」

回想

菊池「彼女がお手洗いに立ったら、その時よ!どっちかの道を塞ぐの」

鈴木「どうやって?」

菊池「スープかなんかこぼせばいいでしょ」

菊池「良い?戻ってきた彼女をコケさせるの。そん時に古山君は受け止めて、接吻。良い?」

裕一「はい」

回想終了

志津を傘を使ってコケさせる鈴木

志津「あ!」

志津を受け止める裕一

一同「今だ!」

裕一「大丈夫ですか?」

志津「え?うん」

帰り道

志津「ねえ?もう店には来なくていいから」

裕一「へ?」

志津「これからは、外で会いましょう」

裕一「わかりました」

志津「じゃあ、私こっちだから」

裕一「気つけて」

鉄男「何やってる?」

裕一「え?」

鉄男「何やってるんだ?おめー?」

裕一「いや、ごめんなさい」

鉄男「俺だ!鉄男だ!」

裕一「え?乃木大将?」

回想

鉄男「このズグダレが」

回想終了

裕一の部屋

裕一「凄いね。藤堂先生が紹介してくれたんだ」

鉄男「最初は新聞配りからだったけどな。まあ記者って言っても、任されるはまだお店の紹介とかだし」

裕一「良かったね。本当に良かったね」

鉄男「良かったじゃねーだろ!」

裕一「へ?」

鉄男「音楽は?なんで銀行なんかに住んでんだ?」

裕一「叔父さんの銀行なんだ、養子になる」

鉄男「それで、女に現抜かして」

裕一「へ?見てたの?」

鉄男「あの店取材してたんだ。」

鉄男「なあ?なんで音楽辞めた?」

裕一「家族の為、仕方ない」

鉄男「おめーの家の事情はよく分かんね。ただ昔、俺が弟食わせるために働かなきゃなんねー、詩なんか書いてらんねーって言ったら、お前言ったよな?」

回想

裕一「しがみつけば必ず道は開くって、大将!詩人になれるよ!」

回想終了

鉄男「あれ、ウソか?」

翌日、川俣銀行

落合「古山君、郡山までお金届けてくれる?」

裕一「はい」

回想

鉄男「俺はお前の言葉信じてまだ詩を書いてる。何故だと思う?子供の頃、唯一励まされた言葉だったからだ」

鉄男「俺が詩を書き、お前が曲を作る、その歌がレコードになり、みんなが聞く」

鉄男「そんな夢を描いていたけど、それもまた夢だな」

回想終了

お金を忘れてバスを降りる裕一

川俣銀行

裕一「すいません、あの・・・バスにカバンを忘れてしまって」

茂兵衛「たわけが!!踊り子に現を抜かしてるらしいな?」

茂兵衛「すぐ別れろ!お前の相手は俺が見つける!」

夢も自分も見失っていた裕一にとって志津だけが残された未来でした

裕一「志津さん」

志津「どうしたの?」

裕一「君を探していた」

志津「え?」

裕一「僕、叔父には反対されたけど、反対されて気づいた。君のことが好きです。付き合ってほしい」

志津「あー可笑しい。私、誰だか気づかない?”とみ”よ。とみ!小学の同級生の」

回想

とみ「内のが金持ちだ」

回想終了

志津「やっと思い出した?私はダンスホールですぐ気づいたのに」

志津「あんた私を無視した」

志津「癪だからからかってやろうと思ってわざと近づいたの。近づいて惚れさせて、ここぞって時にバーカ!ってやってやろうと思ってね」

裕一「僕は真剣に」

志津「なにが真剣なのよ?同級生に気づきもしないで」

裕一「だって、あまりにも違うから」

志津「私の家の店潰れたの、それで今ダンスホールの踊り子。男の機嫌とってる毎日必死に稼いでる。なのに何?あんたは銀行の跡取り?」

志津「冗談じゃないわよ!あんたは昔からそう、そうやって、どっかで私達のことバカにしてんのよ。昔は音楽家で御在って顔してたけど、今は銀行家で御在ってか?馬鹿馬鹿しい!あースッキリした!

志津「じゃあね、おぼっちゃま。大人になるのよ?」

裕一の初恋は儚く散りました

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