ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】18話ネタバレ

2020年4月22日放送の【 連続テレビ小説「エール」】18話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

豊橋の音(二階堂ふみ)は、声楽の先生・御手洗清太郎(古川雄大)から、のちに自分の人生を変えることになる新聞に掲載されたビッグニュースを教えてもらって感激する。

さかのぼること1か月前、裕一(窪田正孝)のもとに海外から手紙が届く。

そんな折、裕一の祖父の源蔵(森山周一郎)が急死する。裕一が一人前になったら権藤家に養子に入る約束だったが、茂兵衛(風間杜夫)はもしものことを考えて、養子縁組を急ごうとする。

18話ネタバレ

エール (18)「君はるか」

裕一の元に届いたのは

裕一「やった、やった!!」

国際作曲コンクール入賞の知らせでした

当時、日本人が本場西洋の音楽コンクールで入賞することは驚くべき快挙でした

裕一「やった!やった!やった!!」

手紙にはイギリスへの留学の誘いとその費用を全額免除することなどが書かれていました

川俣銀行

客「ありがとうございました」

鈴木「ありがとうございます」

しかし茂兵衛との養子の約束があり受賞の話しはまだみんなには伏せていたのです

鈴木「なんか、またニヤケてない?」

菊池「まさか?賞取ったんじゃない?」

鈴木「ないない、音楽に詳しい友達が言ってたから」

菊池「なんて?」

鈴木「こんな田舎の青年が太刀打ちできるコンクールじゃねって」

菊池「ああ」

権藤家

医者「午後3時32分、ご臨終です」

八重「お父さん・・・」

そんな折権藤家の当主・源蔵が急死しました

古山家

まさ「兄さんが裕一の養子縁組、今月中にはって」

三郎「それは事情は分かっけど、急じゃねえか?」

まさ「でも、裕一も銀行員になって2年経つし頃合いじゃない?」

三郎「あいつのことだ、まだ1人前になっちゃいないだろう」

浩二「ねえ?父さん」

三郎「また新しい商売の話しか?呉服屋の仕事覚えてからだ」

浩二「何年かかんだよ?」

三郎「10年だな。銀行屋とは違って覚えっことが多いんだ」

裕一の部屋

裕一「話は分かりました。心の整理をしたいので少しだけ待ってください」

茂兵衛「荷造りもしておけよ。養子になったら内に住め」

裕一「ここ気にいってるんで、まだ」

茂兵衛「ダメだ。おめーは権藤裕一になるんだ、いいな?」

裕一は将来の進路について藤堂先生に手紙を書きました

川俣銀行

藤堂「古山!」

裕一「先生」

裕一「ちと、出てきていいですか?」

落合「いいよ、行ってらっしゃい」

裕一「先生、わざわざすいません」

菊池「はあー」

落合「惚れたな」

鈴木「惚れましたね」

藤堂「やったな!おめでとう!」

裕一「ちょっ、シ!」

裕一「ごめんなさい。静かに」

藤堂「ごめん、つい嬉しくてな」

裕一「先生、どう思います?」

藤堂「留学だ、決まってるだろ?これがどんなに凄い事か分かってないのか?」

裕一「いやいや、分かってます。分かってますけど…僕、家族の為に音楽捨てて養子になること決まってんです。今更銀行辞めて作曲家になるなんて言えません」

藤堂「何故だ?それは養子先の人からは恨まれるかも知れんがご両親は喜ぶだろ?」

裕一「お金、融資してもらってんです。ないと内、倒産します」

藤堂「音楽か家族か難しいな…」

裕一「先生なら…どうしますか?」

藤堂「自分の人生だ、自分の人生を生きる。天から授かった宝物はドブには捨てない」

裕一「ありがとうございます先生。このことは、まだくれぐれも内密で」

藤堂「ああ」

しかし数日後・・・

落合「古山君古山君古山君起きて!やったな!おめでとうおめでとう」

裕一「なにがですかぁ?」

落合「とぼけんでねーよ。ほれほれ、これだ!これだ」

裕一「先生ーーー!!」

藤堂に電話する裕一

裕一「先生、くれぐれも内密にって言ったじゃないですか。僕まだ先生にしか報告してないんですよ」

藤堂先生は喜びを我慢できず鉄男に話してしまいました

藤堂「あいつやったぞ!国際作曲コンクールで2位だ!」

鉄男「本当ですか!」

鉄男「編集長!福島の青年が快挙を達成しました!」

川俣銀行

茂兵衛「これはどういことだ!」

豊橋の音楽スクール

御手洗「ビッグニュース!ビッグニュースよ」

関内家

音「ビッグニュースよ!」

音「史上最年少だよ!21歳って、お姉ちゃんと同級生じゃん!凄いでしょ?」

温度差が凄い関内家

音「国際作曲コンクールはとにかくド凄い賞なの!審査員はラヴェル、ストラヴィンスキーだよ!1流、1流。え?知らんの?!」

温度差が凄い関内k

音「しかも曲名・竹取物語!小学校でかぐや姫やったの覚えとる」

回想

回想終了

音「ああ、聞いてみたい。どういう人なんだろう?私と2歳しか違わんのに天才だわ!まぎれもない天才だわ!この喜びを伝えたい!ファンレターだわ!梅!書いて!」

逃げる梅

梅「自分で書きいって」

音「お願い!あんた小説書いとるじゃん」

梅「たかがファンレターでしょ!」

音「たかがってなんなの?」

梅「お姉ちゃんは文章を勘違いしとるよ。美辞麗句並べたって伝わらんの。

梅「心から出た思いを綴らなきゃ」

音「適当なこと言っとらんでお願い」

梅「いかん!いかん!いかんファンレターくらい自分で書かなきゃ!それに作曲家にファンレターなんてそんなに届くの?」

音「お願いー」

梅「いかん!」

音「お願いー梅ちゃん」

梅「いかん!離せー!」

ファンレターは届いていました。想像を遥に超えて・・

ファンレターを書く音

音「古山裕一様」

音「突然のお手紙失礼します」

音「私は豊橋に住む関内音と申します。音という名前の通り、私は音楽を愛しています。竹取物語という題名、本当に素敵です」

音「実は私も子供の頃、かぐや姫を演じたので、大袈裟ですが運命を感じてしまいました」

音「いつかオーケストラが大きな劇場で演奏するのでしょうね。楽しみでしょうがありません。必ず東京でも海外でも駆けつけたい!いや、駆けつけます」

音「あなたのような天才が同年代に居ることに勇気づけられますと共に自分に焦りも覚えます。いつか、僭越ですがあなたの作曲した曲を舞台で歌える日があることを願っています」

音「あなたの魂を私は歌で伝える。そんな夢のような日を思い描いています。今後のご活躍を祈っています。お体に気を付けて。関内音」

返事を書こうとする裕一…だったが・・・

三郎「裕一!裕一!おい!あー」

裕一「父さん、なに?」

三郎「突然すまん」

裕一「なに?」

三郎「20超えたろ?」

裕一「うん」

三郎「酒!飲みいくぞ!痛てて」

裕一「もう、座ってて」

居酒屋

三郎・裕一「乾杯」

三郎「お!いいね」

裕一「あ」

三郎「ああ」

三郎「しかし、すげー賞取ったな。おめでとう」

裕一「怒ってっかと思った」

三郎「浩二はカンカンだ。母さんは不安がっている」

裕一「俺もあの人にどやされた」

回想

茂兵衛「これはどういうことだ!」

回想終了

裕一「ごめん、どうすっか決めてから報告するつもりだったのに」

三郎「ああ、いいんだ、いいんだ。しかしあれだな?賞金あんだべ?いくらだ?」

裕一「400ポンド」

三郎「ん?」

裕一「日本円で4000円くらいかな?」

せき込む三郎

今のお金で、およそ1200万円です。

三郎「おめー、それは凄えな!」

裕一「いやいや、留学費用だよ。イギリスまでの渡航費、学費とか生活含めてのお金だから」

三郎「それでも凄げえだろ!福島の片田舎の音楽学校にも行ってない男にそんな大金!おめー、俺の息子かー?」

裕一「俺、どうしたらいい?」

三郎「留学はいつからなんだ?」

裕一「9月の初めには出発しないと間に合わない」

三郎「5か月後か…時間があるような、無えような」

裕一「ごめん、音楽諦めてたつもりなのに」

三郎「うれしいことだべ?謝る話しじゃねえ」

裕一「父さんに音楽諦めんなって言われて、腹立ったんだ」

回想

裕一「残酷だよ、父さん」

回想終了

三郎「すまね」

裕一「言い訳みたいに聞こえっかも知れないけど、コンクールに応募したのも断ち切れない気持ちにけじめつけるためだったんだ」

三郎「でも、お前は成果を上げた。しかも物凄え賞だ!」

裕一「よく分かんない癖に」

三郎「お前は俺の自慢の息子だ。失敗ばかりの人生だが、唯一誇れるのはお前だ。まあ俺に任せておけ!」

関内家

ポストを見る音

音「んー」

岩城「待っとる時は来んよ。諦めた頃に便りは届く」

音「え?」

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