ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】22話ネタバレ

2020年4月28日放送の【 連続テレビ小説「エール」】22話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

イギリスへの留学をまもなくにひかえた裕一(窪田正孝)が突然姿を消した福島では、家族が裕一を探しまわっていた。三郎(唐沢寿明)は、川俣の裕一の下宿を訪れて、裕一が音に会いに豊橋に向かったとあたりをつける。一方豊橋では、関内家に滞在する裕一を訪ねて、鶴亀寅吉という人物がやってくる。光子(薬師丸ひろ子)は鶴亀の言動を怪しむが…。

22話ネタバレ

エール (22)「愛の狂騒曲」

松坂「ご用件は?」

三郎「部屋を… あいづの部屋を見せてくれ!」

裕一の部屋

三郎「ほんに あのバカ!」

落合「素直な いい息子さんですよね。 彼を見てっと 楽しくなります。 自由に歩ませてあげて下さい。」

三郎「豊橋か!」

音の通っている音楽教室

御手洗「あら… やだ 吹き出物。 どうしよう…。 あっ いけない。 私は先輩なのよ。 堂々としてなきゃ。」

音「先生!」

御手洗「だから先生は…・ 輝きが違う。」

裕一「えっ?」

音「大丈夫ですか?」

裕一「あ… あの… 初めまして。 あの… 古山裕一です。 あの… 先生が ドイツに留学されてたって聞きました。」

裕一「同時のお話し 聞かせてもらえたら あの う… うれしいです。」

御手洗「オフコース」

裕一「はい…。」

御手洗「私 音さんに歌を教えております 御手洗清太郎です。」

裕一「あ~ どうも。」

御手洗「それから さっき「先生」って言ったけど私のことは ミュージック ティー…。」

いつものカットがあり、帰りの道中

裕一「面白い先生だった!」

音「参考になった?」

裕一「いや 水が合わないなんて 外国行った人しか分かんないよ。 助かった。」

光子「はよ はよ! お客さん。」

関内家

鶴亀「ゆたか興行の鶴亀寅吉と申します。 御手洗先生と懇意の楽器店の店員から 古山さんのことをお聞きしまして。」

鶴亀「どうでしょう? 演奏会やりませんか? 『若き天才作曲家 豊橋に来たる! 世界が認めた音楽の神髄に 酔いしれるべし』。」

鶴亀が帰ったあとの関内家

裕一「鶴亀寅吉… 珍しい名字ですね。」

光子「怪しいわ。 動きも早すぎるし。」

音「大丈夫じゃない? 縁起にいい名前だし。」

光子「えっ? やるの?」

古山家

浩二「大事な商談だったのに… 父さん 出てったよ。」

まさ「浩二のこと 信用してるからでしょ?」

浩二「違うよ。 兄さんのことになっと すぐ必死になる。」

まさ「2人ともよ。」

浩二「母さんは 何で 父さんと結婚したの?」

まさ「えっ? え~… 忘れちゃった。」

浩二「フフッ うそ。 教えてよ。 権藤家の娘だったら たくさん 縁談あったでしょ? なんで父さんだったの?」

まさ「そうね…。 兄さんは反対だった。」

浩二「フッ だろね。」

まさ「父さんも母さんも反対だった。」

浩二「どして?」

まさ「厳しさがないって。」

浩二「えっ でも… じいちゃんも ばあちゃんも 優しいよね。」

まさ「どうかな? 私には… 怖かった。 だから 離れたかったのね。 それにね お父さん 欲がないでしょ?」

まさ「私の周りに そんな人 1人もいなかった。」

浩二「でも 欲もないけど 甲斐性もないよ。」

まさ「私はね 人をだます人より だまされる方がいいの。 お父さん い~っぱい裏切られてきたけど恨みつらみ 1度も言わないでしょ? そういうところがすき。」

浩二「俺は無理だ… いろいろ言っちまぁ。」

まさ「いいのよ。 人それぞれだから。 浩二は 浩二でいればいいのよ。」

浩二「そうがな? 時々… 自分のことが嫌いになる。 母さんはない?」

まさ「うん? ある。」

浩二「フフフ… 母さんでもあんだね。 安心した。」

関内家

光子「分かっとるわよね?」

音「分かっとるって!」

光子「傷つくのは あなたなのよ。」

音「分かっとるってば。」

光子「裕一さんだって 気持ちが膨らむほど つらくなるから… ねっ いい? 今日 言いなさい。」

音「でも 演奏会 契約しちゃったから それが終わるまでいいでしょ?」

光子「いかん。 演奏会は やってもいいけど 身を引くことは 今日 ちゃんと言いなさい。」

音「手紙では伝えたよ。」

光子「裕一さんは あなたのことが好き。」

音「エヘッ」

光子「『エヘッ』じゃない。いい? おんなじくらい いや それ以上 音楽が好き。」

光子「どちらか選ぶしかない今 彼にとって 1番良い道は何? 彼のためよ。 つらくても ちゃんとね」

裕一の泊っている部屋

裕一「おっ… かわいい。」

音「今日は お祭りなの。 手筒花火がすごいんだ。 行こうよ。」

裕一「うん!」

音「これ お父さんの。 小さいかもしれんけど。」

裕一「ありがとう。」

吟「音 裕一さん お客さんよ。」

音「はい。」

再び鶴亀が訪問

鶴亀「会場は 豊橋 岡崎 豊川と3か所 押さえました。 演奏家は ここら辺りじゃ1流の面々です。」

鶴亀「前半は流行歌をやりまして 後半から 先生の登場。」

裕一「いや… 先生はやめて下さい。」

鶴亀「まあ いいじゃないですか。 そいで 先生の自作の曲を5曲演奏して 最後は 音さんとの共演で幕を閉じると。」

鶴亀「前売りは3日後に売り出します。 取り分は 50 50辺りで。 この条件でいかがでしょう?」

裕一「思ったより大がかりですね。」

鶴亀「いや~ 私も驚いとります。 先生のお名前を出した途端 協賛したいっちゅう会社も 結構おりまして」

鶴亀「いかがでしょう? この条件でよろしければ勧めますが。」

裕一「ど… どうする?」

音「やりましょう。」

鶴亀「ありがとうございます! つきましては こちらの契約書… こちらに ご署名を。」

裕一「はい。」

作業場から光子が様子を見ている

光子「どう思う? 怪しくない? 音のことが心配なの。」

岩城「裕一君… でしたかね。 いい目をしとります。」

光子「そう? 私には とぼけた顔に見えるけど。」

岩城「極める目です。 私には分かります。」

光子「岩城さんも そういう目よね。」

岩城「いや… 俺なんて 安隆さんに比べたら。」

光子「あの人 忙しい時以外 作業しなくなったでしょう。 何でだか分かる?」

岩城「いや…。」

光子「岩城さんの腕見て かなわないって。 自分が最高だと思っとったけど 上には上がいるって。 だから 会社の経営に専念したんだけどね。」

光子「おかげで 商売は広がったけど…。 大阪になんか行かなきゃよかったのに。」

岩城「寂しいんですか?」

光子「あの子たちとも あと少しでし… どうしよう。どうしたらいい?」

音「行ってくるね。」

光子「あんまり遅くならんでね。」

音「は~い。」

光子「さっき言ったこと 忘れんでね。」

道中

裕一「花火見たことないから 楽しみです。」

音「本当に?」

裕一「うん! 夜空に パ~ンって こう 広がるのは知ってるんですけど…。」

音「バ~ン!」

裕一「わっ!」

裕一「とりだ~!」

音「あ~ おいしそう!」

屋台「さあ いらっしゃい いらっしゃい!」

音「食べとる 食べとる。 きれいね。」

裕一「いいねえ。」

音「あっ 金魚すくい!」

裕一「おっ。」

金魚すくい

裕一「頑張れ! あ~ いいよ いいよ! いいよ いいよ ほれ… あ~難しい。」

音「よっしゃ!」

裕一「お~!」

射的

2人「あ~!」

屋台「狙って 狙って…。」

音「あ~!」

裕一「あ~ 惜しい!」

音「行くよ…。」

2人「あっ… おっ!? おっ おお~!」

お化け屋敷

音「ギャ~! わっ! ああ~!」

裕一「お… 音さん 音さん。 さすけねえから。 さすけねえから…。 怖くねえから ほら。」

音「ガッ! うわっ!」

裕一「行くよ 行くよ。 どうも。」

手筒花火

裕一「ねえ あれ 持つの?」

音「そうなの。 すごいでしょう?」

裕一「へえ~。」

豊橋発祥の 手筒花火は 昔から たくさんの人に親しまれてきました。 花火を自ら作り あげるのが この地域の伝統です。

裕一「おおっ! おお~!」

裕一「おなかすいた。」

音「焼き鳥食べたい。」

裕一「あ~ いいね!」

帰宅

裕一「わ~ すごかった!」

音「アハハ!」

裕一「あ~ ここにも手筒花火あったんだ! 気付かなかった。」

音「そうなの。」

裕一「えっ? と… と… 父さん?」

三郎「裕一… お か え り。」

裕一「いや…。」

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