ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】24話ネタバレ

2020年4月30日放送の【 連続テレビ小説「エール」】24話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

三郎(唐沢寿明)との光子(薬師丸ひろ子)の話し合いは思わぬ方向で決着がつき、三郎は福島の家族や茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。豊橋に残った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は、豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進める。演奏会で歌う歌の詞を書けない音は、妹の梅(森七菜)に詞を作るように頼む。梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがり…。

24話ネタバレ

エール (24)「愛の狂騒曲」

三郎「何だか分かんねえが まあ… 俺に任せとけ! ハハハ… なっ! よし!」

裕一「あれ? いやいや…?」

音「お父さん 浴衣ですから!」

三郎「そうだ そうだ。 浴衣だ 俺…。」

三郎と裕一

三郎「いい子じゃねえか。」

裕一「ありがとう… あと ごめんね。」

三郎「いいんだ。 おめえが幸せなら。」

裕一「伯父さん 大丈夫かな?」

三郎「任せとけって。 俺が親としてやれる 最後の務めだ。」

場面変わって爆睡中三郎w

三郎のいびきで曲が浮かぶ裕一w

次の日 三郎さんは福島に帰りました。

音「何かさ~ しみったれた詩しか浮かばん もっとお父さんに魅力を伝えたいのに。」

吟「亡くなって何年になるんだっけ?」

音「7年… 思い出すことも少なくなったよね。」

吟「そう? 私は 年取るほど思い出しちゃう。」

音「本当?」

吟「長女だもん。婿とって 家を守る責任がある。 お父さん 早く安心させたい。」

音「そっか…。 応援する。」

吟「ありがとう。」

音「フフッ。」

梅「ただいま。」

吟 音「お帰り。」

音「あっ 梅… 歌詞書かなきゃいかんの。 手伝ってよ。 ねっ お願い。」

梅「やだ。」

喜多一

三郎「おめえに迷惑かかんねだろうが! 何が気に入らねえんだ?」

浩二「甘いよ! 兄さんは 権藤家の財産を継ぐ人なんだ。 もしかすっと 何か たくらんでるかもしんねえ。」

三郎「俺は この目で見てきたんだ! あいつらは大丈夫だ!」

浩二「そうやって 一体 何度だまされてきたんだよ。」

まさ「今度ばかりは 私も浩二に賛成! 一緒に住まないのに結婚するって おかしいわ。」

三郎「俺は約束したんだ! 結婚を許すべ。 祝福してやっぺよ! 今回は 俺も折れねえがらな。」

関内家

演奏会の詩は 梅が書くことに。

梅「はあ…。」

御手洗の音楽教室

裕一「いや~ 先生のおかげで はかどりました。」

御手洗「こちらこそ サンクスよ。 ファンタスティックなタイムだったわ。 これ いいの?」

裕一「あっ それ… 冗談で作ったんですけど。」

三郎のいびきをもとにした曲『いびき』w

御手洗「最っ高! プログラムに入れましょう。」

裕一「いや… お客さんに伝わりますかね?」

御手洗「まだ若いんだから 気にしないの。」

裕一「は… はい。 あっ 先生。」

御手洗「ミュージック ティーチャーよ。」

裕一「はい。 あの… 何で『先生』って呼ばれっこと 嫌なんですか? いや… あ~ いや いいんです。 こ… ごめんなさい。」

御手洗「ほら… 私 こんなんでしょ? 学校でね 先生に 男なら男らしくしろって殴られた。 泥水を飲まされたこともあったわ。 これで治るってね。 どうしようもないのよ。 こうして生まれてきちゃったんだから。」

御手洗「幸い 両親は認めてくれてね 海外へ 早く行かせてくれたの。 もちろん あっちでも東洋人だって差別を受けたわ。 だけど あっちはね 結果を出せば認めてくれるの。 死に物狂いで頑張ったわ。」

裕一「す… すごいです。 先… ミュージック ティーチャー。」

御手洗「私は恵まれてた方。 みんな 隠して生きてるの。 『先生』って言葉が嫌いなのは 昔の つらい記憶を 思い出しちゃうからってわけ。」

裕一「音さんにも言っときます。」

御手洗「やめて。 フフッ 辛気くさいの嫌いなの。 私は 音楽と出会って救われた。 自分の存在を認められた。 あなたには 私みたいな つらい思いをしてる人たちに 力を与える曲を作ってほしいの。 どう? トライしてくれる?」

裕一「はい。」

関内家に帰宅する裕一

裕一「ただいま戻りました。」

裕一「ただいま…。」

二階の梅の居る部屋に入ってしまう裕一

梅「うわ~!」

裕一「おおっ! おっ…。」

梅「何やっとるんですか! 不法侵入ですよ。」

裕一「えっ… ごめんなさい。 えっ… あれ? み み… みんなは?」

梅「吟は 東京へ行くための買い物。 ほかは軍に納品しに行った。」

裕一「あ~ そう…。]

梅「びっくりした~。」

裕一「う… 梅ちゃん 何してんの?」

梅「姉に詩を書けと言われました。」

裕一「あ~ そう。 か… 書けた?」

梅「質問があります。」

裕一「はい。」

梅「作曲って どうやっとるんですか?」

裕一「うん? 何で そんなこと知りたいの?」

梅「質問に質問で返さないで下さい。」

裕一「すいません。 う~ん 曲 作る時か… う~ん…。 まっ 大体 何か きっかけあったら こう バ~ンって曲が降ってくる感じ?」

梅「うんうん… 例えば?」

裕一「ほら この間 うちの父さん来たでしょ? 久しぶりに いびき聞いたら 『あ~ これだ!』っていう そういう…。 参考になる?」

梅「全くならん。」

裕一「だよね。 でも 他に言いようないよ。 何で そんなこと知りたいの? ほら… 2人だけの秘密にすっから。」

裕一「はあ~ 16歳! すごいね!」

梅「うん… 16歳で賞を取る子がいるのに 私は 1度も最後まで書けたことがない。 面白くないとか ありきたりだって気がして…。

梅「裕一さん さっき バ~ンと降ってくるって 言っとったけど どんな感じ?」

裕一「う~ん… 何か きっかけあったら こう 1曲まるまる書くことが多いかな。」

梅「はあ… やっぱ そうなんだ。 駄目だな~ 私。」

裕一「梅ちゃんね… 僕 1度 音楽 諦めたことあったんだ。」

梅「えっ?」

裕一「家庭の事情だったんだけど… 復帰した。 何でだと思う?」

梅「いいレコードに出会った。」

裕一「フフフ… いや~ それなら かっこいいんだけどね。 失恋。」

梅「ハハハ! うそ… そんなこと?」

裕一「うん… いろんな人から 音楽学校出ないと プロの作曲家には なれないって言われ続けた。 でも 今 プロになる道が… 最後のチャンスが目の前に広がってる。」

梅「何で? 何で そんな時に こんなとこにいるの?」

裕一「だって… 音さんいないと 曲 書けないんだ。」

梅「えっ?」

裕一「ものを作るには 何かのきっかけとか つながりが必要なんだ。 ほら 梅ちゃん 今 自分の中から出そうとしてっけど 書けないなら ほら… 外に 目 向けてみっといいかも。」

梅「あっ…。」

裕一「うん。」

梅「うん なるほど… 参考になった。」

裕一「あっ よかった。 いや~ 本当に いきなり すみませんでした。 お邪魔しました。」

梅「しっかりしとるね。安心した。 お姉ちゃんの歌詞 書いてみる。」

裕一「頑張って。 失礼します。」

馬具を卸した帰りの同中

音「新しい馬具 気に入ってくれとったね。」

光子「最近 発注が少ないから 品質がよくないとね。」

音「うちがあるのは岩城さんのおかげだ。」

光子「あっ そうだ…。 お墓参り 行かない? 音の報告もしなきゃいけないし。」

音「うん。 岩城さんは?」

岩城「あ~ 仕事があるもんで 先に。」

音「薄情だな~。」

光子「岩城さん 月命日には必ず行っとるのよ。」

安隆の墓

光子「何か お願いした?」

音「えっと…結婚が認められますようにと 私も留学できますようにと うちの商売が引き続き うまくいきますようにと お姉ちゃんに いい縁談がありますようにと 梅が もっと素直になりますようにと それから…。」

光子「ハハッ… 多すぎ! フフフ。 お父さん 困るわよ。」

音「そうかな? 頼むのは タダだよ。」

光子「まあね。 さみしくなるな…。 音がいなくなると さみしくなる。」

音「外国行ったって 東京行ったって 私の故郷は ここしかないんだもん。 帰ってくる。 だから…。」

光子「音… 忘れないで。 お父さんも お母さんも あなたをいつも見守ってる。 絶対に忘れないでね。」

音「うん。」

光子「幸せになるんだよ! 約束だからね!」

音「うん! うん! うん!」

光子「フフフ…。」

関内家

音「『バンジヨシ スグカエレ チチ』。 よかった!」

吟「おめでとう!」

光子「演奏家 どうするの?」

裕一「あ~ もちろん やって帰ります。」

光子「終わったら 音の入試試験もあるけど。」

裕一「試験が優先です。 あっ 僕 先に帰って いろいろ整えておきます。」

音「御手洗ティーチャーが『ミーの推薦もあるし 絶対オーケーだ』って」

光子「はあ~ しかし 本当よかったわ! あの男…。 口だけと思っとったけど…。 フフフ…。

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