ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】27話ネタバレ

2020年5月5日放送の【 連続テレビ小説「エール」】27話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

幸せいっぱいでのんきに福島に戻った裕一(窪田正孝)だったが、帰りを待っていた福島の家族の反応は予想外のものだった。まさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)の想(おも)いをはじめて知って、あらためてどうすべきか考えこむ裕一。久しぶりに恩師の藤堂先生(森山直太朗)をたずねて、裕一は自身について相談をする。一方、音楽学校の実技試験に向けて、歌の練習にはげむ音(二階堂ふみ)は、謎の男のアドバイスで…。

27話ネタバレ

エール (27)「ふたりの決意」

豊橋で別れて以来 裕一からは 1度も連絡がありませんでした。

吟「心配せんでいいって。多分… 完璧な準備をして 音を驚かせようとしとるの。」

音「うん…。」

吟「ねえ もうすぐ 音楽学校の実技試験でしょう。 そんなんじゃ 落っこっちゃうよ。」

音「うん…。」

吟「もう! さっきから『うん』ばっか! 一旦 裕一さんのことは忘れて 歌の練習してこりん。」

音「うん…。」

吟「気も紛れるから!」

音「うん。」

練習する音

久志「体は楽器だ。 もっとリラックスして 体全体を使わないと駄目だよ。」

音「あの…。」

久志「君は 力んで猫背になる悪い癖がある。 体を開いて 視線を少し上げてごらん。」

音「見とらんのに・・・。」

音「あっ… いい具合です! あれ?」

振り返れば奴がいない…

古山家

三郎「裕一 知らんねえか?」

まさ「さっき 勝手口から出ていきましたよ。」

三郎「どこさ?」

まさ「さあ?」

三郎「俺… やるか?」

まさ「何言ってんですか。 亭主に掃除されたら 妻の恥です。」

三郎「向こうの家じゃ 男も女も おんなじって考え方だった。」

まさ「おんなじでも 役割は違います。」

三郎「どうしても 許さねえか?」

まさ「変わりません。」

裕一が通っていた小学校

裕一「え~? こんなに狭かったでしたっけ?」

藤堂「久しぶりだと そう感じるかもな~。 話があるんだろう?」

藤堂「結婚!?」

裕一「ただ… 親の許しが出なくて。 それに…。」

藤堂「何だ?」

裕一「お… 弟から『勝手だ 甘えてる! 嫌い』って言われました。 弟の気持ちに全く気付けませんでした。」

藤堂「身近な人の気持ちって 気付きづらいよな…。 実は 俺 教師をやめるかもしれない。」

裕一「えっ?」

藤堂「俺の親父は 陸軍のお偉いさんでな 父親の反対を押し切って 教職に就いたんだが まだ 俺のことを許してくれてない。」

裕一「いや… あの… 先生 や… やめないで下さい。」

裕一「僕も鉄男も 先生のおかげで今があります。 ほ… ほかにも そういう生徒 いっぱい いたはずです。 これからだって きっと…。」

藤堂「ありがとう。 だが… 親に反発する生き方も 少々 飽きてきてな。 いや もちろん 教師の仕事は やりがいがある。 ただ… 年を取った親を見てると 親孝行したい気持ちも膨らんでくる。」

裕一「先生…。 先生が 今の僕の立場だったら どうしますか?」

藤堂「どちらかを選ぶな。 本気で何かを成し遂げたいなら 何かを捨てねばならない。 俺はお前に世界で1流と認められるような 作曲家になってほしい。」

藤堂「この留学は最後に残された唯一の道だ。 家族の気持ちもある。 つらいかもしれないが 最善の選択をしてほしい。」

東京 吟と音

音「ただいま!」

吟「お帰り。」

音「はい。 これ お土産。 お煎餅。」

吟「あっ ありがとう。 どうだった?」

音「謎の男のおかげで うまくいった。」

吟「謎の男?」

音「連絡 来とらんよね?」

吟「来とらんよ。 これ以外には。」

音「あ~っ ああ~っ!」

「別れてください。 夢を選びます」

吟「どうして? お… 音 しっかり。 何かの間違いよ。」

音「お姉ちゃん…。 震えが止まらん。 押さえて。」

音「おかしいな… 何でだろう? 止まらん… お姉ちゃん…。 震え 止めて… 震えを止めて お願い…。 お姉ちゃん… 止まらん…。 お姉ちゃん…。」

権藤家 八重と茂兵衛

八重「女を諦めたのかい。 あの子も バカじゃないね。 私が しっかり子どもの産める 素性にいい女を選ぶ。 同時に 養子縁組みをする。 お前の時みたいなことがあっちゃあ 困るからね。」

古山家 裕一

裕一「やんなきゃ…。 音さん 捨てたんだろ…。(すすり泣き) 音さん 捨てたんだろ お前は。 1流になんなきゃ意味ない…。」

喜多一

裕一宛に届いた手紙を届ける松坂

松坂「じゃあ お願いします。」

及川「ありがとうございます。 お気を付けて。」

別れを告げたあとも 音からに手紙は届きました。

古山家 裕一の部屋

及川「及川です。 入りますよ。 失礼します。 坊ちゃん 手紙です。」

裕一「音さん…。」

裕一「負けるな… 負けるな…。 頑張れ… 頑張れ…。」

イギリスから送られてきた手紙があった

古山家 

まさ「下りてこないわね。」

三郎「曲 作ってんだべ。 ほっといてやれ。」

裕一が来て手紙をテーブルの上に置いて無言で去る

三郎「お~ どうだ 曲は出来たか?」

三郎「ハハハ… 読めねえよ。 浩二 頼む。 何だ? 何が書いてあんだ?」

裕一の留学は取り消しなりました。

三郎「裕一!」

まさ「あっ!」

裕一「どうしてかな…。 家族のこと顧みなかった報いなのかな?」

裕一「期待させてごめんね。」

裕一「もう終わり… 全部終わり。]

三郎が関内家に手紙を書く

関内家

光子「『すべを知らない父親を どうかお許し下さい』。ああ…。」

梅「裕一さん かわいそう。」

光子「留守番できる?」

梅「うん! 早くお姉ちゃんに知らせてあげて。」

光子「ありがとう。」

東京

光子「お邪魔するわよ。」

吟「何?」

音「お母さん どうしたの?」

光子「裕一さんのお父さんからの手紙。」

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