ドラマダイジェスト

【 連続テレビ小説「エール」】3話ネタバレ

2020年4月1日放送の【 連続テレビ小説「エール」】3話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

蓄音機から流れる西洋音楽に夢中になっている裕一(石田星空)だったが、運動会の日が近づくにつれ、憂うつな気持ちを募らせる。

父の三郎(唐沢寿明)は裕一を元気づけようと、速く走る練習をするが、運動会の練習でも失敗して皆の足をひっぱってばかり。

真面目に取り組んでいないと思われて、体育教師に叱られているところを、赴任してきたばかりの藤堂清晴先生(森山直太朗)に助けられる。そして運動会の当日…。

3話ネタバレ

エール (3)「初めてのエール」

大正8年

大正8年世の中は第一次世界大戦の軍事品輸出によって好景気となってました。

大正デモクラシーの流れに乗って自由で開放的な文化が花開き、その新しい空気は地方の町まで広がり始めてました。

喜多一

朝食の時間にも関わらずずっと音楽を聴いている裕一

三郎「朝から止めろ、飯がマズイ」

裕一「ごめん」

朝食

三郎「おかわり」

まさ「はい」

三郎「裕一、運動会いつだ?」

裕一「えっと・・・」

三郎「安心しろ!おめーは俺の息子だ。ま、去年までは、あれだったけど、今年は早く走れる。俺も10歳超えたら急に早くなった!

まさ「そんな話し初めて聞きましたけど?」

まさ「三郎は運動はからっきしだったって、亡くなったお母さまが仰ってましたけど?」

三郎「おめ、なに言ってんだ?」

まさ「そういえば運動会、今年は兄さんも来るって!」

凄く嫌そうな三郎w

登校途中

運動会が近づくと思い知らされます。

世の中の人間は主役それ以外に分かれると。

鉄男が喧嘩しているのを隠れて見ている裕一

鉄男が1人で数人と喧嘩して、史郎と太郎は木の後ろから見守っているという状況w

子供の世界の主役はいつだって強い男です

久志「何が面白いのかね?」

この子は佐藤久志、県会議員の息子で転校してきたばかりでした。

久志「喧嘩なんて、どっちも痛いだけでしょ。不合理だよ」

裕一「でも、やっぱし男は強い方が」

久志「今はデモクラシーの時代ですよ、子供だな」

この一風変わった子が終生の友になるとは、この時夢にも思ってませんでした。

運動会の練習

新田「いいか?死ぬ気でやれ!」

新田「いくぞ」

新田「よーい、はじめ!」

開幕早々崩れる裕一達の騎馬

新田「おい!何やってんだ!まだ始まってもねー」

太郎「こいつがダメなんです、いつもすぐ崩れる」

鉄男「このズグダレが」

新田「古山、立て!」

教室

新田に平手打ちされる裕一

新田「そんなことだからドモってんだ!痛えのか?「」

裕一「さっき人が」

体育教師「人のせいにすんな!気合が足りねーからいけねーんだ」

裕一「気合と痛さは関k」

新田「口答えすんな。歯食いしばれ!」

藤堂「よしましょうよ、先生」

新田「なんだ?」

藤堂「言葉の詰まりは本人の気合の問題じゃない」

新田「新入りは引っ込んでろ!」

新田「ま、いいわ、とにかく気合いれろ!わかったな?」

新田が去る

藤堂「君、名前は?」

裕一「こ、こ、こ」

藤堂「落ち着きなさい、深呼吸して」

深呼吸する裕一

藤堂「僕と君、同じ顔してるか?同じ顔か?」

裕一「違うと思います」

藤堂「そうだ、歩く速さも違う」

裕一「はい」

藤堂「話し方も違う、違いを気にするな」

裕一「はい」

藤堂「うん、ところで君は何が得意だ?」

裕一「え?なんも、なんもないです」

藤堂「なんもないか、その内見つかるさ」

何か自分の周りに新しい風が吹いた気がしました。

4年1組の教室

教師「この学校はのんびりしてっからねー」

藤堂「ところで、この学校にはハーモニカ部があると聞いたんですが?」

教師「ええ、ありますよ」

米屋の前でたむろす三郎と善治

善治「かけっこねー」

三郎「ま、毎回ビリッけつなら嫌にもなるわなー」

善治「そういや、いいこと聞きましたよ」

三郎「ん?」

善治「あれ?コツがあるらしいです」

三郎「どんな?」

善治「手振るんです」

三郎「あ?」

三善治「手!」

喜多一

大河原「これは一流の職人の手によるものでして、これはもう予想では、とてもじゃないけど」

客「高いわー、またにしときます」

大河原「いやいや、そこはちゃんと勉強させて頂いて」

客「またに」

大河原「そうですか、はいお帰りだよ」

桑田「売れませんねー」

大河原「いくら好景気だからつって、いい絹揃えすぎなんだよ」

桑田「どんぶり勘定だからなー旦那さんは」

大河原「先代とはえらい違いだな」

米屋の前でたむろす三郎と善治

善治「早く!」

三郎「もっとか?」

三郎「おー、お帰り!」

善治「ぼっちゃん、明日がんばってね」

善治「じゃあ旦那、おらはこの辺で」

善治「ああ」

裕一「魚治さん、良い人だね」

三郎「ああ、魚今一つだが、話しは面白れー、だが親父に比べて息子はなー

裕一「魚治さん子供居んの?」

三郎「知らねーのか?乃木大将ってあだ名のアレだ」

回想

鉄男「悔しい事を笑ってごまかすな!このズグダレが!」

回想終了

三郎「よーし良い事聞いた!きょうは特訓すっぞ!」

あの気の良いおじさんと乃木大将が親子、少し以外な感じがしました。

特訓中の古山家

三郎「早く走るには手を動かすんだ、浩二に負けてんじゃねーか!もっと早く」

足を痛めている様子の裕一

三郎「どうした?」

裕一「いや、なんも」

運動会当日

当時の運動会は町をあげてのイベントでした

教師「乃木大将の1人舞台ですな」

藤堂「え?」

教師「村野鉄男ですよ。学校1の悪童です」

教師「続いての競技は4年生によると競争です」

三郎「そろそろ裕一が」

まさ「そうよ、はい、応援しましょう」

三郎「おお」

徒競走が始まる

藤堂がハーモニカ部の作戦会議をしている

藤堂「西洋では競技と競技の間に音楽とか演奏するんだ!ハーモニカ部ここにありって驚かせてやろう!」

部員「興味持ってもらって部員増えっといいですね」

裕一が走る番になる

コケる裕一

笑いものになる裕一

その時でした

ハーモニカの音色が流れる

ハーモニカの音色を聞いて立ち上がる裕一

さっきまで笑っていた観客も裕一を応援している

藤堂「よく頑張ったな!」

それは生まれて初めて聞く自分に向けられたエールでした

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