【 連続テレビ小説「エール」】60話「環のパリの物語」ネタバレ

パリ 冬

利彦「環さんは ロンドン? 環さんって美人だよな~。」

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友人A「日本人界わいでは かなり有名人です。」

友人B「みんな 狙ってるよな。 ハハッ冗談 冗談。」

利彦「環さんは嗣人に ほれてるから。」

友人A「お前 いいな~。 あんな彼女がいて。」

友人B「俺も あんな彼女 欲しいわ~。」

嗣人「もう 環の話はいいよ。」

利彦「そもそも 環さんとは どこで知り合ったの?」

嗣人「もういいって!」

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利彦「何? どうしたの?」

嗣人「はあ… 悪い。 今日は やめよう。」

ロンドン

環は オペラハウス公演の 最終オーディションに残っていました。

里子「探したよ~。」

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環「あった?」

里子「いよいよ 明日だね。 自信は?」

環「ある!」

里子「おっ!」

環「ない。」

里子「えっ?」

環「ある!」

里子「はあ?」

環「ない。」

里子「フフッ どっちよ。」

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環「どっちもない。 ただ 楽しみなだけ。」

里子「3人まで残っただけでも すごいけど。」

環「う~ん… でも ここで負けたら一緒だから。」

里子「実はね 私も 昔 バレエで世界 目指してたの。」

環「えっ そうだったの?」

里子「20歳の時 諦めた。 差別と体格差が どうしようもなくて。」

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環「里子なら まだ目指せるよ!」

里子「気休め 言わないで。」

環「ご… ごめん。」

里子「正直 悔しいの。 あなたと私は違う。」

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里子「ごめん ごめん。 どうでもいいことだ。 今 あなたの前には オペラハウスがあるの。 それをつかみ取る。 それだけに集中して。 ねっ?」

環「里子…。 いろいろ ありがとう。」

里子「世界を ギャフンと言わせて。」

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パリ カフェ

フィリップ「座るよ 君は画家なの?」

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嗣人「はい」

フィリップ「僕も画家を目指していたんだ もしよかったら このカフェで個展を開かない?」

嗣人「えっ?」

フィリップ「君さえよければ!」

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