森「お父様方 冷静に!」
武「ほれなら おらも異議ありじゃん!」
一同「てっ!」
徳丸「武… おまん どういで 反対するだ?」
武「はなたれが あんな きれいな花嫁になるなら おらがもらってやれば よかったじゃん! はなたれ! おらの嫁んなれ!」
徳丸「このバカっちょが! 今っ頃 なにょう言うだ!」
朝市「武!」
リン「ほれなら おらも異議あり!」
武「てっ!」
朝市「おかあ…。」
はな「おばさんまで!?」
リン「(小声で)朝市。 おまんこそ 異議があるじゃねえだけ? ほら 反対しんと はなちゃん 結婚しちもうよ。」
森「異議のある方が4人も…。 このような事態は 今までありませんでしたが… 取りやめますか?」
英治「そんな…。」
朝市「異議なし!」
もも「おらも異議なし!」
かよ「異議なし!」
郁弥「異議なし!」
周造「そうさな… 異議なし!」」
かよ「今… おじぃやんが…。」
吉平「ほれじゃ 俺も異議なし! 異議なしじゃんな!」
平祐「アイタ…。」
郁弥「父さん…。」
森「異議なしと認めます。 では 続けましょう。 村岡英治さん。」
英治「はい。」
森「安東はなさん。」
はな「あっ すいません ちょっと待って下さい。」
森「まさか… あなたまで異議があるんですか?」
英治「えっ?」
はな「いえ 異議ではないんですが…。 はなではなく 花子と呼んで下さい。」
(笑い声)
もも「お姉やん また言ってる。」
英治「僕からも お願いします。 花子と呼んで下さい。」
森「分かりました。 では 誓約して頂きます。 村岡英治さん。 あなたは 安東花子さんを妻とし 生涯 愛する事を誓いますか?」
英治「はい! 誓います!」
森「そんなに大きな声で 返事した人は 後にも先にも初めてです。」
(笑い声)
森「花子さん。 あなたは 英治さんを夫とし 共に歩み 生涯 愛する事を誓いますか?」
花子「はい。 誓います。」
周造「そうさな。」
朝市「牧師様。 今日は 急なお願いだったに ありがとうごいした。」
森「はなさんの… ああ いや 花子さんの 結婚の誓いに立ち会えて 私も 大変うれしかったです。 まあ 途中は どうなる事かと 思いましたが。 ハハハハ…。 朝市君。 あなたにも 神の祝福がありますように。 じゃあ。」