連続テレビ小説「純と愛」17話「しんじるこころ」ネタバレ

食堂

ああ へこんでても 腹はへるし

水野「ここ 座れば?」

純「あ あの… 昨日は 本当に 本当にすみませんでした」

水野「もう 気にしない方がいいよ いつもみたいに 明るく笑ってなきゃ 純は」

純と愛の画像

え? なんで 呼び捨て?

水野「知ってる? トルストイは こう言ったんだ この世に居るのは 不完全な男と 不完全な女だけだって」

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水野「今日 仕事終わったら 2人でお疲れ会 やろうか?」

純「あ いやでも 私 なんもしてないんで」

水野「だから そんなふうに落ち込んでる純を 慰めてあげたいんだよ」

出た とろける ほほ笑み

回想

愛「エッチなことが したいだけっていうか」

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回想終了

純「いや… でも なんで 私なんかを 誘ってくれるんですか?」

水野「俺は 純が好きなんだ」

やっぱ この人と付き合っちゃおうかな

純「あの… じゃあ… 1つ聞いても いいですか?」

水野「なに?」

純「もし あたしに 子供が出来たら どうしますか?」

水野「ハハ 随分いきなりだね」

純「身内の恥をさらしますが 私の兄が まさに今 そういう状況で しかも その対応が 実に みっともなく 男の本性というか エゴ丸出しで… 水野さんは 私が 子供産みたいって言ったら どうします?」

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水野「なるほどね よく 分かったよ 君の気持は」

純「え?」

水野「結局 俺と付き合うつもりなんて 無いんでしょ? だったら そういう風に はっきり言えば いいじゃないか」

純「いや いや そういうことじゃなくて…」

水野「でもさ なんで いつも そうやって 君は 人を不愉快な気持ちにさせるのかな? 俺なんか 悪い事したかな?」

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ああ これも 私が 悪いのかな?

客室

ああ なんか 外国の人を見る度に 昨日のことを 思い出ししまう

真一郎「どうしたの? 社長? 元気ないけど」

だから しつこいな それ やめろ って

純「社長 いつもお元気ですね」

真一郎「いや 誤解しないでね こちらとは 大事な仕事の相談があって ここに ずっと 泊まってるからさ 俺」

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真一郎「今の君に 必要なのは まあいいや こんなこと 言ったって しょうがないし」

純「いや ちょっと… 最後まで 言いましょうよ 言いかけたんだから! 今の私に必要なのは? 何ですか?」

真一郎「愛だな」

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純「は?」

真一郎「純粋に生きようとする人間には愛の支えが必要だって ことさ」

純「愛… 愛? 愛?」

回想

愛「これ以上 関わらい方が 良いと思って」

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誠「ほんま はた迷惑な 男ですよね もう 8年も 帰ってないんですよ ウチに」

水野「双子の弟が 居たらしいんだけど 病気で亡くなったって」

愛「人の顔を 見ると その人の本当の顔が 現れるんです その内 心の声も 聞こえるようになって 頭が 割れるように 痛くなるから 出来るだけ人の 顔は 見ないように してて」

もしかして こいつの支えが 必要ってこと?

回想終了

純「あ!」

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誠「チェックアウトしたんで 神戸に帰ります」

純「ありがとうございました あの お荷物 お持ちします」

誠「結構です」

純「あの… お兄さんのこと 許してあげてください あいつは 家を出てから ずっと 苦しんでるんです」

誠「どういうこと?」

純「人の顔を見ると その人の本性が 見えてしまう… らしいんです… だから いつも うつむいてるんです」

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純「いや 私も全部信じたわけじゃないですよ」

誠「兄に 伝えてもらえます? 苦しんでるのは 自分だけやないって」

純「え?」

誠「私も 愛ちゃんが 家を出て行った頃から 他の人が すっごい 臭うようなって てか どいつもこいつも みんな 臭くて 臭くて 耐えられへんねん」

純「あ! だから いつも マスクしてるってことですか?」

誠「でも あなたは なぜか あんまり 臭くなかった でも 今日はちょっと 臭うかも」

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純「え? あの? ありがとうございました」

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