【 連続テレビ小説「純と愛」】32話のネタバレです。
あらすじ
夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第3巻。純と愛は、愛の弟・純の墓前で共に生きることを決意し、一緒に住むことになる。一方、正は、善行の目論みで見合い相手と結婚することになっていた。
32話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」32話「らぶすとーりー」 ネタバレ
誠「愛ちゃんから 伝言があるんやけど」
純「え! じゃあ あいつ 生きてんの?」
誠「かなり くさいであんた」
純「え じゃあ 何?」
誠「結婚式に出てくれ って」
純「え? 愛くん 結婚するの?」
誠「んな わけないやん 誰かおらへんの? そっちに 結婚する人とか?」
純「ウチの アホ兄貴」
誠「だったら それと違う?」
純「なんで?」
誠「そんな 知らんよ」
自宅
誠「愛ちゃん 精神科に連れてったんだって?」
純「あ… うん」
誠「で? なんて言われた?」
純「統合失調症って 言われました」
誠「それ 信じたん? あんた?」
純「あ いや それは ねえ… 信じてもいるし 信じてもないし でも なんか 自分の中…」
誠「聞こえません」
純「じゃあさ ほら じゃあ もうちょっと 近くに 座んなよ」
誠「私が あんたのこと 臭いって 言うのも病気やって 言いたいわけ?」
純「いや それは そうじゃないって 信じたいんだけど 愛くんや 誠ちゃんのこと ちゃんと 信じたいんだけど でも 分かんないんだよ もう ごめん」
誠「なんなん? 情けない この前 ウチに来た時は あんなに威勢良かったのに」
回想
純「私は 信じます 愛くんの言ってること 全部 信じます」
回想終了
純「いや それは だから 大人になるとね 色々あるっていうか 大変っていうか」
ああ なに自分の嫌いな言葉使ってんだよ 私は
誠「別にいいけど ウチのママ あんたと愛ちゃん 別れたって知ったら 喜ぶやろーなー ゴキブリ踏みつぶしたみたいな顔して」
多恵子の仕事場
謙次「先に帰るけど まだ仕事?」
多恵子「あなたは 今日も今から接待?」
謙次「ああ ままあ…」
多恵子「あそこのゴキブリ捨てといて」
謙次「ああ…」
自宅
誠「なんか ガッカリやわ ウチの親と違って あんたと愛ちゃん なんか 良い感じやったし このまま 一生愛し合って 行くんかと思ったから」
純「いやいや ほら? 誠ちゃんのご両親だって ほら? なんか 良い感じっていうかさ…」
誠「調子いい事 言わんといてくれる? 知ってんねやろ? パパが浮気してること」
純「あ… いや… すみません」
誠「私は一生 人を好きなるのなんか 辞めよ」
純「いやいやいや そんなこと言わないでよ 誠ちゃん」
誠「ほな 帰るわ」
純「え? いやいや そんなこと 言わないで ウチ 泊まんなよ 今日 ほら もう遅いし 暗いし」
誠「部屋は 気に入ったけど 匂いがたまらんから あ ごめん 私が病気なんかも 知れへんけど」
純「ねえ 誠ちゃん あのさ あの… 今度 お兄さんから 連絡あったら どこにいるか聞いといてくれないかな?」
誠「自分でやれば? 私はメッセンジャーじゃないんやし」
あぁ メール打った瞬間 返事がこないような気がするのは なぜ?
携帯の着信
純「来た? なんだよ お母ちゃんかい…」
こっちは しつこいんだよなー あいつの方は メールを送っても 送っても あー 私は また ストーカーやってるよ
うれしいひな祭りが流れる
純「は!」
またこの歌が 頭の中を
水野「俺が昨日言ったこと 忘れないでくれるかな?」
純「え? なんでしたっけ?」
水野「俺は君が 自分の魅力を取り戻すためなら どんなことだってするから 愚痴でもなんでも 聞くし」
この人は 本当は 良い人なんじゃないか?
純「あの… だったら 今日 付き合ってもらえませんか?」
カラオケ
ルーム
純「あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの…」
そして
純「もう 凄い 歌ったから これで 大丈夫だな」
水野「でもさ なんで この歌なの?」
純「なんか 私 昔っからなんですけど 落ち込んだりした時に この歌が ずっと 頭ん中 グルグル回ってるんですよ だから こっちから 歌ってやる みたいな感じで 歌っちゃいました」
水野「そう」
純「あ! そうだ あの あの言葉 言って下さい あの言葉」
水野「あの言葉?」
純「だから トルストイさんの言葉ですよ」
水野「ああ 『私の愛が あなたを作り あなたの愛が 私を作る』」
キスしようとする水野のクビを曲げる純
水野「う!」
純「すみません 私 トイレ トイレに」
トイレ
今 どんな顔してんのかな 愛くんが見たら
携帯の着信
誰だ今頃…
純「あ!」
来たー!
ん? なんじゃ こりゃ?
純「え? これだけ…」
那覇に居るってこと? あいつ?
ルーム
水野「大丈夫です はい」
水野「延長するかって 聞かれたから 帰るって 言ったけど いいよね?」
純「あ はい」
水野「ねえ 今日 ウチ来ない?」
純「すみません 私 今 何やっても どうしても 愛くんのこと 思い出しちゃうんです こんな気持ちで水野さんと付き合うのなんて 失礼だと思うんです だから 今日は 帰ります すみません 本当 すみません」
受付
純「千香ちゃん? あ じゃなかった 田辺さん」
ウソ… ずっと 待ってたとか?
純「あの… 安心して 水野さんとは なんもないから じゃ!」
自宅
純「すみません 今日 シフト変えてもらっていいですか?(せき)あの なんか 風邪ひいちゃったみたいで はい(せき)あの そうそう あの お客さんに うつしたら まずいし(せき)」
那覇
純「こっちか」
ここに 愛くんがいるわけ? なんて言おう…? 愛くんが出てきたら
(チャイムを鳴らす)
つーか女と住んでいたり しないよね? まさか?
純「マリヤさん!」
おろしてなかったんだ お兄ちゃんの子
マリヤの部屋
純「すみません」
マリヤ「ねえ? なんでここ 分かったの?」
純「あ! 実は 愛くんがメールで教えてくれて あ! まさか… 愛くんが こっちにお邪魔してるなんてことは…」
マリヤ「何言ってるの? 大体そんな人知らないし」
純「そうですよね すみません あの… 兄貴の結婚式が 明日って いうのは?」
マリヤ「知ってます」
純「え? え? じゃあ 兄貴とまだ 連絡とってるんですか?」
マリヤ「そんなわけないでしょ もう関係なし 正と私」
純「マリヤさん まだ お兄ちゃんのこと 好きなんじゃないですか? ウチの兄貴も マリヤさんと別れてから ずっと マリヤさんのこと 気にしてました マリヤさんと別れて 初めて マリヤさんの大事さに気づいたと思うんです…」
マリヤ「いまさら 遅い」
純「そうかもしれないけど でも ほら まだ 間に合いますよ ほら あんな 結婚式 ぶっ潰してやりましょうよ」
マリヤ「じゃあ 聞くけど 正と結婚して 私が 幸せになれると思う?」
鋭い質問だ…
マリヤ「私 忙しいの」
純「ちょっと 待って 確かに いや 確かにね 確かに ウチは ダメ兄貴は マリヤさんのこと 幸せに出来ないかもしれないです でも マリヤさんが 居ないと もっとダメになっちゃうと思うんです ほら? その子を1人で産んだって その子の父親は あのダメ兄貴しか居ないんですよ」
マリヤ「なんなの あなた? もうほっといてくれる?」
純「ちょっと! マリヤさん こないだ言ったこと 覚えてます? あなたは 家族を大切にしない人は 私は信じないって 言いましたよね? 私 それ 凄い胸に刺さって それって その子を大切にするってことなんですよ!」
マリヤ「うるさい!」
純「マリヤさん!」