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連続テレビ小説「純と愛」35話「らぶすとーりー」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】35話のネタバレです。

あらすじ

夏菜主演によるNHK朝の「連続テレビ小説」シリーズ第3巻。純と愛は、愛の弟・純の墓前で共に生きることを決意し、一緒に住むことになる。一方、正は、善行の目論みで見合い相手と結婚することになっていた。

35話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」35話「らぶすとーりー」 ネタバレ

おじぃ ダメ兄貴が逃げちゃいました 好きな人を奪って… いや 奪われてか

善行「そうですか 見かけてない? もしですね もし本人見かけましたら とにかく 連絡の方よろしくおねがいします」

比嘉「狩野さん!」

善行「はい」

比嘉「一体どうなってるんだ ウチの娘に あんな恥かかして」

善行「申し訳ございません こっちもね 茫然自失 仰天の次第でございまして」

比嘉「あんたね 何わけのわからんこと言ってるんだ 君も」

善行「とにかく本人 必ず見つけ出しまして すぐに連れ戻しますんで」

比嘉「結構です 大体ね なんで マリヤと息子が付き合ってたことを隠していた?」

善行「いやいや それは」

比嘉「店で私のこと 笑っていたのか?」

比嘉嫁「あなた 知り合いだったんですか あの女と」

比嘉「いやいや そんなんじゃないんだよ もうね サザンアイランドさんとのお付き合いも今日限りってことにしてもらいますか」

善行「いやいや」

比嘉「今後 二度と ウチの会社に 現れないでください」

善行「いやいや 社長」

比嘉「分かりましたね」

善行「社長 社長」

比嘉「違うんだよ 行こう 行こう」

善行「ご立腹ごもっともですが」

比嘉「うるさい!」

善行「しばし お待ちを」

携帯の着信

善行「もしもし…」

お父ちゃんはパニくってます 何しろ 相手の親から 援助してもらって 借金返そうと企んでいたから ざまあみそらそ

愛「純さん」

純「ん?」

愛「それは ちょっと言い過ぎな気が」

純「すみません」

また 心を読まれてしまった

宮古空港

善行「遊ぶな アホ」

晴海「お父さん もうやめませんか?」

善行「ええから お前は はよ探せ 正のヤツがな 間違いなく あの女と一緒に 那覇に行くつもりや 正 正!」

「なにすんだよ じじぃ!」

善行「えらい すんません」

携帯の着信

善行「誰や?」

純「あー!」

善行「正!」

純「友達 友達! もしもし 狩野ですけど」

正「純? 俺だけど」

純「今どこ?」

正「船!」

純「は?」

正「いや 飛行機だと きっと親父が追っかけてくるから 那覇に行く船を見つけて 乗せてもらった方がいいって 言うからマリヤがさ」

純「それは 正解 あ いや 懸命な選択だったかもしれませんね はい」

正「それに 今日は 俺とマリヤの 人生の船出でもあるし」

純「うまいこと言うなー」

正「ああ サンキュー じゃなくて ありがとうな 純」

純「ん?」

正「マリヤが言っていたぞ お前のおかげで 勇気が出たって」

純「そっか」

マリヤ「ありがとう 純ちゃん」

純「うんうん」

正「これからも 応援してくれるか? 俺たちのこと」

純「もちろん」

正「じゃあ 悪いけど お前から お父さんとお母さんに 謝っといてくれよ な? じゃあな」

純「ちょっと お兄ちゃん 待って! ちょっと!」

善行「貸せ! 正やな もしもし もしもし 正か? お前 今 どこに居てんねん」

マリヤ「うるさい くそじじぃ!」

善行「あ! くそじじぃ いいやがったな あの女」

サザンアイランド

善行「お前は どんだけ 俺の人生 邪魔したら 気がすむんや」

純「なにそれ?」

善行「そんなに 俺が 憎いんか?」

晴海「ちょっと 待ってください お父さん」

善行「あの女 焚き付けたんは お前に決まってる 結婚式 メチャクチャにして 正と駆け落ちせえ とか 言うたんやろ」

純「そんなこと してないわよ」

それに 近い事はしたけどさ

善行「家族にどれだけ迷惑かけたら お前 気が済むんや? この披露宴かて お前 なんぼ損害でたか お前 分かってんのんか? 向こうはな 慰謝料請求する 言うてんねんぞ 正もおらんようになって 従業員も1人足らんようになって お前 このホテル潰す気か?」

純「人のせいにしないでよ 息子を政略結婚みたいなこと させて自分の借金を返そうなんて 姑息なこと しようとするから いけないんでしょ お父ちゃんが」

善行「なんやと?」

純「マリヤさんが 子供おろしてないことだって お父ちゃん ずっと前から 知ってたんでしょ なんで 私達の黙ってんのよ」

晴海「そうなんですか お父さん?」

善行「いやいや 俺は…」

純「白を切ってもダメよ お父ちゃんがマリヤさんの店に行くのを 愛くんが全部見てたんだからね」

善行「なんやと?」

愛「すみません」

善行「おい! お前一体ナニモンや? スパイみたいな真似して」

愛「いや そんなつもりは」

善行「挙動不審で人の顔もロクに見いひんし 仕事もない 学歴もない こんな うさんくさい男引っ張りこんで このホテル 乗っ取るつもりか?」

純「出来たら そうしたいわよ おじぃのホテルを取り戻せるなら」

善行「なんやと!」

純「昨日泊まってみて 改めて思った おじぃがやってた頃は『ここにずっといたいな』って思ったけど 今は 全然たのしくない 夢もロマンもない あるのはね 金儲けをしたいって 卑しい根性だけなの こんなホテルにして おじぃに恥ずかしいと思わないの お父ちゃん」

善行「おじぃ おじぃ ってな お前の物の言い方は 小賢しいんじゃ ここはな 俺のホテルじゃ おじぃのホテルなどと 二度とほざくな」

晴海「ちょっと もう 二人とも やめて」

剛「あの なんなら 俺が歌おうか?」

善行「身の程知らず恩知らず 品性 下劣 無知 蒙昧 そんなお前と一緒におるだけで こっち不愉快になる 出て行ってくれ 二度と俺の前に現れるな!」

回想

善行「何してんねん お前 今度 お父さんと 離れたらな 承知せんからな」

回想終了

純「お父ちゃん 私が ちっちゃい頃さ 動物園で 迷子になったこと 覚えてる? 私を見つけた時 すごい顔で走ってたと思ったら 力一杯手握って 帰るまで 離さなかったの 私 今でも その夢見るの『それは きっと お父さんの愛情を感じたからですよ』って愛くんは 言ってくれたけど あなたには 愛情なんか 一つもないから」

回想

善行「今度 お父さんと離れたらな もう承知せんからな」

回想終了

善行「もういっぺん言うてみ もういっぺん言うてみ」

愛「僕のことは 何を言われても構いませんけど 純さんを傷つけることがあったら 絶対に許しません 覚えといてください」

晴海「お父さん」

善行「なんや これは おう 見てみ! のみぐすり 精神科 待田愛 7日分 お前 精神科に通うてんのか?」

純「ちょっと待って 愛くんは 病気なんかじゃないから」

善行「そんなら なんで 薬飲んでんねん」

純「愛くんには 特殊な能力があって」

剛「特殊能力って 何 どういうことやつ?」

善行「これや これが 特殊能力か こらか?」

純「愛くんは 人の本性が見えるの」

剛「え?」

晴海「どういうこと?」

純「相手の顔を見ると その人が 考えてることとか その人が 秘密にしてることとか そういうのが 全部わかっちゃう」

善行「おい! 言うてみ 俺の本性言うてみ? なんや?」

愛「お父さんは…」

善行「ふん」

愛「悲痛な顔をして叫んでます 俺をもっと見ろ 俺をもっと 大事にしろ 俺のことを 愛せ 愛せ 特にお母さんに向かって」

純「そうなの?」

善行「何を言うてねん」

剛「じゃあ 俺のは?」

愛「剛くんは 飴を舐めている子供みたいに おかあさんに甘えています おかあさん また こんなこと 出来るようになったよ 凄いでしょ 褒めて 褒めて もっと見て って」

剛「すげー なんで 分かんの すげー じゃあ じゃあ お母ちゃんのは?」

晴海「私は いいから」

愛「おかあさんは」

晴海「お願いだから やめて」

純「いいから きっと その方が 良いんだよ お母ちゃんのためにも」

晴海「純」

純「おねがい」

愛「おかあさんは 目をぎらつかせて 今にも飛びかかりそうな 野獣みたいです」

純「え?」

愛「それが 今にも破裂しそうで おとうさんと居るのは もう疲れた おとうさんと結婚したのは 間違いだったのかも 知れない って」

晴海「私は… そんな…」

善行「やめ! やめ! お前は お前と一緒におると 家族がみんな 不幸になる 二度とこの家に近づくな お前みたいな やつはな 産まれて こうへん方が良かったんじゃ!」

おじぃ ここまで 親に 言われたら 何も言えないよ

愛「純さん」

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