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連続テレビ小説「純と愛」40話「けっこんしようよ」ネタバレ

【 連続テレビ小説「純と愛」】40話のネタバレです。

あらすじ

地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。

40話ネタバレ

連続テレビ小説「純と愛」40話「けっこんしようよ」 ネタバレ

オオサキプラザホテル
ブライダルサロン

美鈴「他には もうないですよね? 打合せすること」

純「はい 前よりも もっと素敵な結婚式になると思います」

美鈴「よかった」

純「でも 二つだけ 気になることがあるんですけど」

美鈴「なんですか?」

純「今まで結婚式を挙げる予定だった ダミーの新郎様というか あの方には 納得していただけたんですか?」

美鈴「本当のこと 全部話して謝ったら 向こうも 実はほっとした って言ってました こっちの勢いに押されてOKしちゃったけど 式が近づいてきたら 後悔して逃げだしたかった みたいで」

純「なら よかった」

靖鷹「もう一つは?」

純「あの… 新婦様のお父様には 結婚式出て頂かなくていいんですか?」

美鈴「いいんです 彼との結婚は絶対許さないって言ったんだし」

純「いやいやいや それは 良くないんじゃ…」

美鈴「もう いいじゃないですか 向こうだって 来るわけないんだから」

おじぃ 何も言えないよ 社長に式をやれ って言われた時 自分も同じこと言ったんだから ウチの親なんか 来るわけ ないって

エレベーター

真一郎「よ!」

純「お疲れ様です」

真一郎「うん 元気ないね また なんか 問題?」

純「実は 新婦さんのお父さんが式に出ないんで このままだと ヴァージンロード 1人で歩くことになりそうで」

真一郎「マズイね」

純「はい」

真一郎「じゃ こうしよう」

純「なんか 良いアイディアがあります?」

真一郎「俺が その花嫁と歩くよ ヴァージンロード 一応ホテルの社長だから サービスってことにすれば カッコもつくしさ ダメ?」

純「最悪 それで…」

真一郎「最悪って」

目的の階に到着

真一郎「お待たせしました この日を待っていたんですよ やっと 会えた あ!ヴァージンロード決まったら 教えて スケジュール調整するからさ」

あんたは 今日もまた 怪しげな女性と

ロビー

水野「まだ 悩んでいるみたいだね」

純「そうなんですよ え?」

水野「愛との結婚を」

純「いやいやいや そのことに対しては悩んでいないですよ 私」

水野「やっぱり トルストイの言葉が一番 説得力があるみたいだね 彼は こう言っているんだ 正しい結婚生活を送るのもいいが それより さらにいいのは 結婚をしないこ…」

純「すみません! あの ちょっと」

靖鷹「ああ あの ちょっと 相談が」

ブライダルサロン

純「あの 今日 新婦さんは?」

靖鷹「あの 彼女には 内緒で来ました」

純「え? あの 相談って なんですか?」

靖鷹「やっぱり 彼女のお父さんが式に出ないのは よくないと思うんで 貰ったお金もちゃんと 返して 明日の結婚式に 出てもらえるよう 今から 頼みに行こうと思ってるんです」

純「それは 凄くいいと思います はい」

靖鷹「あの それで 出来れば 一緒に会ってほしいんです やっぱり 1人じゃ 自信がなくて」

靖鷹「すみません わざわざ」

四郎「何ですか? 話って?」

靖鷹「はい あの まずこれをお返ししようと思って」

四郎「聞いたよ 娘と式を挙げるんだって?」

靖鷹「はい 娘さんとの結婚 許して下さい お願いします」

四郎「あんた この前 あいつを 幸せに出来るのか? って聞いた時 『はい』とは言わなかったよな」

靖鷹「すみません」

四郎「どうやって 娘を食わせていく気だ?」

靖鷹「頑張ります」

四郎「定職もないし 体も弱いのに 子供でも出来たら どうするつもりだ? 家族をちゃんと守っていく自信があるのか?」

四郎「娘の幸せを考えるのなら こんな式 さっさと中止にしろ!」

その場を去る四郎

ちょっと 早く 追っかけたら? なにやってんだよ?

純「ちょっと…」

ロビー

純「あの! すみません ちょっと待って下さい 私からもお願いします なんとか2人の結婚を 許してもらえないでしょうか?」

靖鷹「あんたには 関係ないだろ? 大体 このホテルもホテルだ なんで あんな式 引き受けたりするんだ?」

純「でも 明日の式は娘さんが一生懸命考えた本当に良い式なんです おとうさんへの感謝の気持ちだけじゃなくて 彼と一緒になって 絶対幸せになってやる って そういう なんですかね 覚悟とか 決意があふれてるんです そんな ステキな式に おとうさんが出ないなんて 私 納得できないんですよ イヤなんです あ… 担当者として すみません」

四郎「私は 娘が 初めて 立ち上がって小さな足で こっちに よちよち歩いてくるのを見て 自分はなんて幸せなんだって そう思った あの子の手をとって 歩きながら 誓ったんだよ 何があっても この子を 不幸にするわけには いかん って」

回想

善行「純! 何してんのや お前 探し回っとたんや!」

回想終了

四郎「だから あんな男との結婚は 絶対に許すわけには いかんのだ」

純「実は 私も結婚するんです」

四郎「え?」

純「でも 式は挙げません 父親に勘当されているんで なんで ブライダル担当 やってんだ? って言う話しなんですけど きっと ウチの父も おとうさんと同じような思いを してると思うんです 彼と結婚したって絶対に幸せになれるわけないって」

四郎「だったら そんな結婚は…」

純「でも 結婚って 幸せになるために するものではなくて もしかして この人となら 不幸になっても 良いって そう思えるような人とするもんなんじゃないかな?って きっと 今思いました… すみません」

四郎「バカバカしい」

自宅

愛「大丈夫ですよ」

純「なんか 勘当されてる私が言っても いまいち説得力がないような気がして」

愛「そんなことないです 純さんの思いは 必ずおとうさんに 届いてるハズです」

純「そうだよね 1人娘の結婚式なんだし」

愛「明日は 朝から 大変なんだし たくさん食べて ゆっくり休んでください」

純「うん ありがとう 今日も愛くんのクリームシチュー おいしいよ」

愛「おかわり ありますからね」

純「うん」

誠「どうでもいいけど 自分たちの結婚のこと 少しは考えたら? 引っ越し先は 決まってへんし 婚姻届けもまだ なんやろ? 苗字どうするかも決めてへんから つまりあんたらはな 現実逃避してんねん そう! 逃げてんねん 逃げてんねん」

そういう あんたは いつまで 居る気だよ? なんか この頃 ノビノビしちゃってるけど?

チャイムが鳴る

純「ん? はい」

剛「やほ!」

純「剛! あんた 何やってんの?」

剛「あのさ しばらく また ここに置いてくんないかな?」

純「は?」

剛「お邪魔します」

愛「お久しぶりです」

剛「あ どうも」

純「何? あんた また 家出してきたの?」

剛「だって お兄は マリヤさんと逃げちゃうしさ お母ちゃんたちは 愛さんに本性見抜かれて もう雰囲気 最悪だよ」

愛「ああ すみません」

剛「それでなくても お父ちゃん 借金のこと ばっかり 考えて イライラして 融資先が見つからないからって 言って お母ちゃんに当たってるしさ」

純「だったら なおさら あんたが近くに居てあげなきゃ!」

剛「ん? 何この匂い? クリームシチュー?」

剛「あ…」

純「なに? なに?」

剛「この方は?」

愛「ああ 僕の妹の 誠です」

剛「どうも 弟の 剛です」

誠「うっ!」

剛「風邪でもひいてるんですか?」

誠「いや…」

剛「お姉 ネギある? ネギ!」

誠「いいから ほっといて」

愛「冷蔵庫の中に」

剛「冷蔵庫の中? あの お母ちゃんが言ってたんだけど 風邪ひいたら ネギを首に巻くといいって」

誠「ちょっと」

オオサキプラザホテル
式場

純「失礼します 本日は おめでとうございます」

美鈴「ありがとうございます」

おとうさん! やっぱり 来ないのかな?

真一郎「僭越ながら 本日は 父親代わりを務めさせていただきます」

美鈴「すみません 社長さんに こんなことお願いして」

真一郎「いえいえ これも お客様への おもてなし と言いますか 一度やってみたかったんですよ」

無線「新婦様は スタンバイOKですか?」

純「ちょっと 待てください」

美鈴「え?」

真一郎「なんで?」

美鈴「もしかして ウチの父親を待ってる気?」

純「あ イヤ… はい…」

美鈴「だったら 無駄だから 早く始めてください」

純「あの… いやでも… もうちょっとだけ」

美鈴「お願いします」

真一郎「お願いします」

純「社長!」

純「音楽お願いします」

四郎「待て!」

純「扉 待って下さい! 社長 どいて! すみません! 扉 お願いします!」

四郎「来い!」

純「ちょっと… 待って 待って!」

おいおい! ウソだろ!

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