【 連続テレビ小説「純と愛」】43話のネタバレです。
あらすじ
地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。
43話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」43話「まもってあげたい」 ネタバレ
自宅
おじぃ 愛くんと出会って色々あったけどさ 実は 結婚して引っ越してから よく眠れないんだ もし 目を開けて 愛くんがいなかったら どうしよう って思って
純「あ! あれ? あれ? 愛くん? 愛くん! あれ? どこ行っちゃったの?」
愛「純さん! 純さん 起きてください! 起きて下さい」
純「え?」
愛「純さん! 純さん!」
純「え?」
愛「早くしないと遅刻しますよ」
純「夢だ あ ヤバい! ヤバい!」
朝食
純「よし! いただきます!」
愛「ああ 純さん ちょっと待ってください」
純「ん?」
愛「はい 味噌汁」
こんな 朝食を食べられるなんて 幸せ者なんだ 私は
愛「これ!」
純「お弁当!!」
愛「これから倹約しないと いけないんで 毎日作ろうと思うんですけど いいですか?」
純「良いに決まってるでしょ 本当にありがとうございます」
愛「バッグの中に入れておきますね」
純「はい」
愛「よかった」
純「愛くん」
愛「はい」
純「これからも ずっと 一緒にいようね」
愛「もちろんです」
純「いなくならないでね」
愛「どうしたんですか? そんなこと言って?」
純「ん いや 会社行きたくないな と思って なんか 離れたくないからさ」
愛「ダメですよ 今日もたくさん食べて たくさん働いてください はい どうぞ!」
純「はい」
玄関前
愛「純さん!」
純「おお!」
愛「ハンカチ」
純「ありがとう ごめんね 行ってきます」
愛「いってらっしゃい 純さん!」
純「はい!」
愛「純さん 仕事用の靴!」
純「あ ごめん あれ これ 磨いてくれた?」
愛「純さんには いつもキレイでいてもらいたいんで」
ああ なんか 幸せすぎて 怖い
純「あんたってヤツは もう ありがとう」
今まさに ラブストーリーの最終回って感じ?
愛「水を差すようで悪いんですけども」
純「ん?」
愛「ドラマじゃないんで 結婚したら ハッピーエンドって いうわけに いかないと思います これからの方が 大変なこと いっぱいあると思うし」
純「心の声 読んだ?」
愛「すみません」
純「でも なに? 大変なことって? 愛くんが 浮気するとか?」
愛「あ それはないと思います」
純「じゃあ 何? どっちかが病気になるとか 事故にあうとか? そんなのイヤだよ」
愛「そういうことじゃなくて 言いたかったのは これから 大変なこと たくさんあると思うんですけれど 純さんが そのままで 居てくれたら 乗り越えられるって いうことで そのため だったら なんでもしますから! 僕」
純「ありがとう」
愛「遅れますよ」
純「ああ! 行ってくるね」
愛「行ってらっしゃい!」
純「ありがとうね」
オオサキプラザホテル
式場
純「きっと ステキな結婚式になると思うので是非 ご検討してみてくださいね」
男「ええ 分かりました」
純「はい」
男「じゃあ 行こうか」
純「ありがとうございました」
結婚したとたん ブライダルに異動するし きっとこれは 天職ってこと なのね ブライダル 最高
池内「狩野さん!」
純「はい?」
池内「ちょっと いいかしら?」
純「あの 私 今日から あの 待田なので」
池内「それは 失礼! 待田さん! 明日の披露宴 手伝いをお願いしたいから お客様に 挨拶をお願いできますか?」
怖っ… 確か まだ 独身だったな 池内さん
純「あ 分かりました」
ブライダルサロン
純「色々 お手伝いをさせていただきます 待田純です よろしくおねがいします」
二人「よろしくおねがいします」
池内「いよいよ 明日ですね」
新郎「はい 緊張してきた?」
よかった 今回はとっても仲の良さそうな 良い感じのカップルで
新郎「すみません」
純「あの 私も 実は新婚 なんですよ」
新郎「ああ そうなんですか」
純「はい 今日も朝から やっぱ この人と 結婚してよかった って思うことばっかりで 本当 結婚って 最高ですよ」
池内「待田さん!」
純「あ すみません」
池内「明日ですが お2人とも 11時までに こちらのブライダルサロンまで お越しくださいませ」
新婦「ちょっと すみません 進めてください」
男「すみません」
池内「よろしいんですか?」
新郎「どうぞ はい」
池内「えー その時に 当日 担当いたします者が ご挨拶をさせていただきます 宮崎様がメイクをされているあいだ…」
ん? なんなんだ? 幸せな花嫁とは 思えない その曇った顔は?
池内「あ! 結婚指輪はどちらがお持ちに?」
新郎「それは 僕が持ってきます」
ロビー
やめとこ きっと 余計な おせっかいって 言われるし… ああ やっぱり 気になる
純「あの 間違ってたら すみません もしかして なんか心配なことでも ありますか?」
新婦「え? 何でですか?」
純「いや さっき メールがきてから 心ここにない っていうか 良かったら なんでも言ってください 私に出来ることがあれば」
新婦「彼には内緒に してもらえますか?」
純「はい もちろん」
純「な なんですか これ?」
新婦「お願いです この人が乗り込んできても 絶対 式場に入れないでもらえませんか?」
料飲部
純「新婦さんから いただいた写真です この男性と つい最近まで 付き合ってたそうなんですけど 新郎さんにプロポーズされて 別れたそうなんですよ」
露木「今の男の方が ええから乗り換えたってことか」
池内「そういう 言い方は お止めになった方が?」
純「新婦さんは ずっと前から 別れたかった って言ってます まあ 最初は 優しい人だと思ったんだけど やたら 嫉妬深いし 気に入らないことがあると すぐ暴力をふるう って」
池内「どうしましょうか? 部長!」
露木「とにかく 全員 その写真を 携帯して その男が 式場に入らんように 見張るしかないな 警察沙汰にはしたくないとおっしゃっとるし 宿泊部や 警備にも 情報回して 協力頼んどいてくれ」
池内「分かりました」
休憩室
純「でもさ こういことって よく あるらしいよ 付き合ってた人が 式に乗り込んでくるのって」
愛「へえ そうなんですか」
純「でもさ なんか 悪い人に見えないんだよね 一度は 愛し合ってた仲なんだし 彼女を不幸に するようなことは しないと思うだけどな」
愛「でも 愛が憎しみに変わると怖い ってよく 言いますからね」
純「私たちは そんなことないよね!」
愛「もちろんです」
純「ねえ 今何してるの?」
愛「オモチャ作りの 内職を 1個 2円になるんで 今日の目標は 2000個なんです」
すまないね 苦労かけて…
純「それからね 愛くん お弁当 メチャクチャおいしいよ」
愛「ありがとうございます」
こ 怖い…
純「あのさ… そろそろ 休憩終わるから き 切るね うん うん はい じゃあね お疲れ様です」
水野「お疲れ様 今のは 愛?」
純「はい まあ…」
水野「籍入れたんだ」
純「おかげさまで」
水野「俺のどこが悪いんだよ~」
純「はい?」
水野「身長だって 収入だって 愛より ずっと高いし 顔やスタイルだって 愛よりずっと勝ってると思うし それにさ 社長になりたい って夢とか目標だって 一緒じゃん 俺たち!」
純「いや 水野さんが悪いとか そういう話しじゃなくて…」
水野「愛と結婚しても 君が幸せになれるとは思えないんだよね 絶対なれないと思う はあ…」
いや いや いや もう十分幸せですから! 自分
水野「分からないか 分かんないもんな」
フロント
もうすぐ帰るからね 愛くん ここにも暗い顔した人がいるけど やめとこう 今度こそ 余計なおせっかいって 言われるし…
純「千香ちゃん どうしたの? あ! ごめん 田辺さん」
千香「千香ちゃんで いいです 友達なんだから」
純「あ そう… あの なんか あったの? 元気ないけど」
千香「私… 仕事やめようかな…」
純「え? なんで いきなり?」
千香「水野さんと同じ職場にいるのが 辛くて」
純「そんなこと 言わないでよ ね? 元気だして」
千香「じゃあ 今晩付き合ってもらえますか?」
純「あ… うん いいけど… うん いいけど…」
灰田「あの 予約した灰田ですけど」
2人「いらっしゃいませ」
千香「ハイダ様 本日から 2泊でございますね」
灰田「はい」
千香「それでは 申し訳ございませんが こちらに ご署名 お願いします」
この人は もしかして… ウソ! おじぃ 来ちゃったよ!