【 連続テレビ小説「純と愛」】47話のネタバレです。
あらすじ
地元・宮古島のホテルの再生を夢見て大阪で働き始めた狩野純と、彼女を支える不思議な青年・愛が織り成すラブストーリー第4巻。純と愛は市役所に婚姻届を提出しようとするが、証人がなかなか決まらず…。
47話ネタバレ
連続テレビ小説「純と愛」47話「まもってあげたい」 ネタバレ
オオサキプラザホテル
医務室
水野「大丈夫?」
純「全然 大丈夫です」
医師「はい」
純「ありがとうございます」
水野「ありがとうございます じゃあ 行くけど 今日は帰って ゆっくり休んだ方がいいよ」
純「あの 本当にありがとうございました」
水野「お大事に」
愛「水野くん ありがとうございました」
純「じゃあ 先生 失礼します ありがとうございました」
医師「お大事に」
愛「大丈夫ですか?」
純「全然大丈夫 これくらい 次来たら 絶対 ぶっ飛ばしてやるんだから」
おじぃ 本当は 震えが止まらないの
自宅
愛「痛みますか?」
純「大丈夫」
愛「僕 何か作りますね 純さん 何が食べたいですか?」
純「なんでもいい あ いや なんでもいい 何でも食べれるし うん ありがとう」
愛「はい」
チャイムが鳴る
純「だれ?」
愛「僕が出ますね あ お義母さん」
晴海「あの… 純 居ます?」
晴海「ソーキ汁と タコライス作ってきたから 冷蔵庫入れておこうね」
純「ありがとう うん」
愛「あの お義母さん 僕も手伝いますよ」
晴海「大丈夫よ あとポークと もずくもあるから」
純「うん ありがとう」
晴海「純 本当に大丈夫? また襲われて ケガしたら どうするの?」
純「大丈夫 大丈夫 警備に人が捕まえてくれて 警察に連れてってもらったから もう絶対にもう 二度と そんなことには ならないから大丈夫」
電話のコールが鳴る
晴海「どうしたの?」
純「私出るから もしもし え? もしもし? あの いたずらなら やめてもらえますか?」
善行「俺や」
純「はい?」
善行「俺や」
純「あ お父ちゃん?」
善行「ああ… そや」
純「なんだ お父ちゃんか あ もしかしてさ 今まで無言電話かけてきたの お父ちゃん?」
善行「しゃーないやろ 電話かけたら お前 あの男が 電話にいちいち出てくるから 話しとーなかったんや それで いちいち 切っとったんや」
純「あー そんなんだ で? 何か用?」
善行「あのな 1つだけ 物尋ねるが」
純「うん」
善行「そっちにな お母ちゃん 行ってないか?」
純「ん? 来てるよ ちょっと 待って」
晴海「居ないって 言ってよ」
純「だって 居る って言っちゃった」
晴海「もしもし」
善行「なんや? あの 書置きはなんや?」
晴海「すみません 剛がまた出て行ったから 純の所に来てないかと思って それに正とマリヤさんのことも気になるから 那覇にも ちょっと寄ってみようかな って」
善行「ホンマは 俺と2人きりで 居とうなかったんやないか?」
晴海「そんなことないですよ それより 純が大変なんですよ ストーカーみたいな人 ケガさせられて 警察に捕まったから もう安心なんですけど」
善行「なんやと? おい ちょっと 代われ!」
晴海「お父さんが…」
善行「違う 違う そやのうて あいつや 亭主や」
晴海「愛さんですか?」
善行「そや」
純「なんで?」
晴海「愛さん」
愛「お電話代わりました 愛です」
善行「この前 会うた時 偉そうに俺に向かって 言うたやろ あのアホたれ娘 命かえて 守ります ってお前 俺に向かって 言うたやろ! それが なんや この様は?」
愛「すみません…」
純「ちょっと! もしもし あのね 愛くんは全然悪くないんだからね お父ちゃん」
善行「しょーもない亭主にのぼせ上って 一緒になるから 自業自得や!」
純「それが 傷ついてる娘に使う言葉? そんなんだから お母ちゃんに嫌われる… ちょ…」
晴海「お父さん 今日の最終便で帰りますから それじゃあ」
晴海「大丈夫な?」
純「大丈夫」
見送り
晴海「もう いいよ ここで ケガしてるのに」
純「うん ねえ お母ちゃん 大丈夫?」
晴海「え? 何が?」
純「いや 本当はさ 家出してきたんじゃないの?」
晴海「何言ってるの そんなことないよ」
純「なら いいんだけどさ」
晴海「ただ この頃なんか 色々なことが 不安で それに 正も剛もいなくなって お父さんと二人っきりで ウチにいると なんか寂しくて」
純「お母ちゃんさ 愛くんが 言ってたみたいに お父ちゃんと結婚したの 間違いだったって 本当は思ってるんじゃないの?」
晴海「違うよ」
純「じゃあ なんで そんな悩んでんの?」
晴海「あんたこそ 大丈夫なの? 愛さんと結婚して」
純「私は幸せだよ」
晴海「私はやっぱり あんたが 愛さんと結婚したの 間違いだと思う あの人と一緒にいても あんたが 幸せになれるとは どうしても 思わないよ」
純「お母ちゃん そんな」
晴海「今のあんたを 見ていると そんな気がするの ごめんね」
そんなこと言わないでよ お母ちゃん…
自宅
愛「お義母さん 大丈夫でしたか?」
純「うん 愛くんによろしくって」
愛「そうですか」
純「ああ お腹すいたー 今日私が作るから」
オオサキプラザホテル
ブライダルサロン
新郎「俺の意見も聞けよ」
新婦「だから この前の打合せで これ って決めたの」
新郎「俺いなかったじゃん」
新婦「いなかったの そっちの都合やん」
ああ また揉めてるよ あの2人
新婦「このピンクに決定したの!」
新郎「なんだよ このピンク? センス悪いな」
新婦「ああ よく言う じゃあ 何がいいの?」
新郎「これがいいじゃん キラキラしてて」
新婦「よくないよ ピンクが絶対いい!」
ダメだ… 話しかけられない…
新郎「結婚式だってさわやかなのがいいの!」
新婦「さわやかなのとか 求めてないから!」
新郎「求めた!」
新婦「あ! 待田さん! もう 助けて下さいよ 待田さんが担当じゃなくなってから なんも決まらないくて 私たち」
純「ああ それは ゆっくり 2人で話し合って決めれば大丈夫です」
新郎「そんなこと言わずに 相談乗ってくださいよ 今 揉めてんのは テーブルに飾る 花のことなんです」
純「ちょっと やめてください! す すみません あの…」
なんで こんなに 怖いんだろ… お客さんと接するのが…
こうしてる方がほっとする自分がいる…
自宅
純「ただいま」
愛「おかえりなさい」
純「ごめんね お昼 食欲なくてさ なんか」
愛「いえ 大丈夫です」
純「あ ハンバーグおいしそう! いただきます!」
愛「純さん」
純「ん?」
愛「今日 仕事で何かあったんですか?」
純「ううん 別に…」
愛「いただきます そうだ 純さん」
純「ん?」
愛「今日はどんな お客さんが来たんですか?」
純「別に普通だよ なんで?」
愛「いや… 特に大した意味は…」
純「あのさ 悪いんだけど 今日ちょっと 疲れてるから 仕事の話し しないで」
ああ… なんで こんなイヤな言い方してんだろ… 私…
純「ねえ なんで 私を見ないの?」
愛「…」
純「また ブレてんの? 私?」
愛「そんなこと ないですよ」
純「ごまかさないでよ そうなんでしょ?」
愛「ブレてるっていうか 薄く見えます」
なんなのよ それ 人のことバカにして
愛「いや そんなつもりは 全然…」
純「もう うるさい! ちょっと お願いだから 今日 心の声読まないで」
愛「純さん 純さん 純さん」
トイレに立てこもる純
愛「純さん出てきてください ご飯の途中だし」
純「要らない 食べたくない それに 顔見られたくないの 今」
愛「それに 実は さっきから 我慢してるんです」
純「ごめん… 習慣で入っちゃった」
おじぃ 最悪だよ 愛くんとも 変になりそうで…