2001年7月27日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】101話のネタバレです。
現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
結婚を決めた恵里と文也。東京式か沖縄式かで迷いますが、「ウェディングドレスを着たい」という恵里の一言で東京式の結婚式を挙げました。ところが、長男・恵達から「お母さん、本当は琉装の花嫁姿を見たがっていた」と聞き、恵里と文也、しゅうとめの静子は、古波蔵(こはぐら)家に向かい、沖縄式で式を挙げます。家族のうれしそうな様子を見て、恵里は改めて幸せをかみしめます。帰京した恵里と文也の新居は、一風館でした。
101話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」101話「花嫁美(ちゅ)らさよー」ネタバレ
式場
容子「恵里ちゃん おめでとう。」
真理亜「おめでとうございます。」
柴田「おめでとうございます。」
恵里「ありがとうございます。」
容子「おめでとうございます。」
真理亜「おめでとうございます。」
勝子「ありがとうございます。」
恵達「どしたの? 兄い兄い。」
恵尚「ん? うん…。」
恵達「ん? 何?」
恵尚「いや オフクロさんだけどよ。」
恵達「お母さんが どうかしたの?」
恵尚「うん…。」
勝子「ありがとうございます。」
聡子「おめでとうございます。 ごめんね 今日は。」
恵里「いえ とんでもないです。」
奈々子「おめでとうございます。 きれいじゃん。」
祥子「おめでとう 恵里。」
恵里「うん ありがとう。 あ あれ やりますよ。」
勝子「あれって?」
静子「ああ 投げるの?」
恵里「はい 皆さん ブーケ いきますよ~。 これを取った女の人には すてきな人が 現れますよ~。」
聡子「え? やるの?」
奈々子「チョット 先輩 取る気ですか?」
祥子「恵里!」
奈々子「あ!」
静子「私は ダメなのかな。」
文也「は?」
容子「男は ダメ!」
柴田「そうなんですか? 欲しい…。」
容子「しょうがないなぁ そこまで 言うなら 参加するか。」
真理亜「え?」
柴田「チョット…。 チョット チョット…。」
恵里「じゃ いきますよ~!」
祥子「恵里!」
容子「こっちよ!」
一風館
ダイニング
みづえ「いい結婚式だったわぁ。」
島田「そうだったねぇ。 みづえさん。」
みづえ「え?」
島田「踊ろうか。」
みづえ「え? まあ ハハハ。」
ゆがふ
一同「乾杯!」
沖縄組は 一足先に帰り 恵里たち東京組は『ゆがふ』で 二次会です
恵里「…ホントに すみませんですた。」
容子「そうよねぇ 皆 心配したんだから。」
文也「食中毒患者の 治療に追われて 着替えるのも 忘れてしいまって。」
真理亜「私は また あれ着て 結婚式に 出る事に決めたのかと 思ったわよ。」
柴田「僕も そういうふうに思いました。」
恵里「そんな バカな…。」
文也「そうですよ 勘弁して下さいよ。」
真理亜「分かんないわよ この人は 何するか 見当つかない人だから。」
奈々子「それは 激しく 同意いたします はい。」
真理亜「そこんとこ 分かってるの 文也君。 大変だよ これからの きみの人生。」
文也「え?」
恵里「また そんな…。」
静子「そんなに すごいんですか? 恵里ちゃんは…。」
真理亜「はい。」
容子「はい。」
奈々子「はい。」
聡子「はい。」
静子「あら…。」
恵里「恵達!」
恵達「え?」
恵里「そんなことないですよ。」
奈々子「うわぁ これ…。」
聡子「あ 例の本? ねえ。」
恵里「はい 真理亜さんが 書いてくれた本です。」
聡子「そう。」
奈々子「面白そうだわ ね。」
聡子「『ガジュマルの…』」
祥子「どうかしたんですか?」
恵達「え? あ いや 別に…。」
祥子「あ CD 買いましたよ。」
恵達「え? あ どうも ありがとうございます。」
祥子「はい。」
恵里「あ! 私… 言うの 忘れてしまった。」
文也「何を?」
恵里「『お父さん お母さん 長い間 お世話になりました』って。 バタバタしてて 言うの 忘れてしまった。 バタバタしてて 言うの 忘れてしまった。」
恵達「あの…。」
恵里「ん? 何? 恵達。」
恵達「いや あのさ 姉え姉え。」
恵里「ん?」
恵達「お母さんなんだけどさ…。」
古波蔵家
恵文「あ~ 疲れたねぇ。」
ハナ「であるねぇ。」
勝子「恵里 きれいでしたねぇ。」
恵文「ああ きれいだったさぁ。」
ハナ「そうだねぇ。」
勝子「お茶 いれようね。」
恵文「どうした? 恵尚。」
恵尚「ん? いや どうもしないよ。」
恵文「そうか…。」
ゆがふ
恵里「お母さん…。」
恵達「兄い兄いが そう言ってた。 ま だからといって 今更 どうしようもないんだけどさ。」
兼城「沖縄風か…。」
柴田「(すすり泣き)」
容子「なんか 勝子さんらしいな。」
奈々子「(すすり泣き)」
真理亜「そうだね。」
聡子「いいお母さんね。」
恵里「はい。」
静子「恵里ちゃん。」
恵里「はい。」
静子「行こうか 沖縄へ。」
文也「は?」
古波蔵家
(電話の呼び鈴)
ハナ「もしもし? …恵里? 勝子さん 市場に行ってる 今。 ああ? 今 どこにいるの? 羽田空港? 新婚旅行は 行かないんじゃなかったか? 那覇に来る? …あ? そう 分かったさ。 準備なあ? 何を心配するか? おばぁに 任せなさい。 うん じゃあね。」
恵文「どうしたの? 恵里 那覇に来るの?」
ハナ「今から来るさ 結婚式をしに。」
恵文「え?!」
恵尚「恵里!」
ハナ「恵尚。」
恵尚「ん?」
ハナ「お前は 勝子さんの所へ…。」
恵尚「あ うん すぐ連れてこようね!」
ハナ「そうじゃないよ。」
恵尚「え?」
ハナ「勝子さんと 昼過ぎごろまでね どっかで 時間を つぶしなさい!」
恵尚「そうか ないしょにするんだ。」
ハナ「そうさぁ。」
恵尚「分かった! すぐ行ってこようねぇ。」
恵文「おばぁ どういうことなんね?」
ハナ「話は あとで。」
ハナ「もしもし? 都留さんね? ハナだけどね 緊急事態さぁ。 ウシンさんも ナビンさんも カベイさんも 集めてちょうだい。」
数時間後
「はい。」
ハナ「はい ありがとうね。」
「はい 座布団…。」
ハナ「はい あっちへ。」
「おめでとう。」
ハナ「はい はい。 終わったね。」
定食屋
勝子「何? どうしたの? 恵尚。」
恵尚「いやいや どうもしないよ。 たまには オフクロさんと 外で 語り合いたいと思ってさ。」
勝子「ん?」
恵尚「ゆっくり 語り合おう。 時間は たっぷりさるさぁ。」
古波蔵家
恵里「ただいま! どうぞ あがって下さい。」
静子「失礼します。」
恵里「ただいま! あ どうも…。」
静子「失礼します。」
文也「突然 お邪魔して すみません。」
静子「あの…。 昨日は いろいろと どうも ありがとうございました。」
恵文「こちらこそ。 お疲れなのに よく 来て下さいましたね。」
静子「いいえ とんでもございません。」
恵文「恵里 お父さんは うれしいさ。」
恵里「うん おかあさんが『那覇に行こう』って言ってくれたわけ。」
恵文「そうですか~ ありがとうございます。」
静子「いえ そんな もう。」
ハナ「それより 悪いけど 今は しんみりしてる暇ないよ 恵里 文也君も 早く着替えなさい。」
恵里「うん。」
文也「え? あ… 僕もですか?」
ハナ「当たり前さ はい アレアレ!」
文也「あ はい。」
静子「じゃ 私も チョット お手伝いしてもいいですか?」
ハナ「あ そうですか。 じゃ こっちへこっちへ。」
恵尚と勝子
恵尚「はい オフクロさん あと少し 手の鳴る方へ。 ストップ!」
勝子「恵尚 もう やめよう。 恥ずかしいさ 子供みたいで。」
恵尚「はい。 ね サンダル ぬごうね。 はい ぬいで はい。 はい じゃ チョット おマケしよう。 ヨイショ!」
恵尚「ヨイショ ヨイショ!」
勝子「ハハハハ うわぁ!」
恵尚「はい じゃ 次よ~ 大丈夫 気をつけて。 はい そのまま そのまま いいね 目隠し とろうね はい。 到着!」
勝子「もう ヤダ! 恵尚。 え?」
恵文「はい。 オープンです。」
勝子「え?!」
恵里「お母さん… 気がつかなくて ごめんね。」
勝子「恵里…。 恵里…。(泣き声)」
恵文「しっかりしないと ダメさ勝子。」
勝子「うん。」
恵文「うん。」
恵里「お父さん… お母さん。 長い間… お世話になりました。」
恵文「恵里…。」
勝子「恵里…。」
ハナ「さあ 始めようねぇ。」
勝子「はい。」
そして宴会
恵文「はい! いくよ~!」
いいもんだねぇ。 さてさて 2度目の結婚式もした 恵里と文也君の新婚生活が 始まるわけでございますが これが また 大変。 おばぁも ビックリさぁ
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