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連続テレビ小説「ちゅらさん」136話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ

2001年9月6日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】136話のネタバレです。

現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

4年の月日が流れて…。ある日、恵里は健康診断で呼び出されますが、軽い貧血でした。看護師長の秀美は「仕事と子育てで大変なんだから、体に気をつけて」と忠告します。一方、一風館では、4年前に出て行った島田が戻ってきて、管理人・みづえにプロポーズしました。弟・恵達は独立を決意し、祥子との仲も進展します。容子は、よく当たると評判の占い師に「今日3回会う人が、あなたの運命の人です」と予言されますが…。

136話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」136話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ

一風館
サロン

恵達「祥子ちゃん。」

祥子「はい。」

俺と… 結婚しよう。」

恵達「苦しい事とかかつらい事があった時『祥子ちゃんの顔がみたい 話がしたい』って きっと そう思うと思う。 だから… だからさ 一緒にいたいわけ。 俺と結婚して下さい。」

祥子「恵達君…。」

恵達「ダメかな?」

祥子「そんな…。 ダメだなんて。」

恵達「もう1回 言うよ。 俺と結婚して下さい。」

祥子「はい。」

柴田「おめでとう!」

真理亜「やるじゃん 恵達君!」

みづえ「おめでとう!」

島田「いや! 恰好いいなぁ!」

文也「恵達!」

恵達「どうも。 和也 サンキュー! お前 意味 分かってるのか?」

和也「分かってる プロポーズさ。」

恵達「上等。」

恵利「よかったね 祥子ちゃん。」

祥子「ありがとう 恵理!」

真理亜「え? 何であんたが泣く?」

恵理「だって。」

真理亜「だって何よ?」

恵理「だって… 分からないですけど。」

恵達「ん?」

恵理「あの 低学年だった恵達が 結婚かぁ。」

恵達「悪かったね。」

恵理「姉の私としては 感慨深いというか 小さい頃から 面倒見てきて。」

恵達「ん?」

恵理「東京に出てきてからは ずっと母親代わりですから。」

恵達「は? 誰が母親代わり? 俺が父親代わりだったのでは?」

恵理「うるさいな! 低学年のくせに。」

恵達「だから 低学年は やめろって。」

恵理「あんたは低学年なの いつまでも。」

恵達「何か それは。」

祥子「あの!」

恵理「え?」

祥子「何で きょうだいげんかに? 今 そういう場面では ありません。」

恵理「ごめんなさい。」

祥子「そんなに 謝らなくても。」

柴田「今日は すごい日ですね? 二組も結婚する事になるなんて。」

恵達「二組?」

文也「こちら。」

恵達「そうなんですか? おめでとうございます。」

みづえ「ありがとう。」

島田「ありがとう。」

恵理「遅いのよ 気づくのが。」

恵達「うるさいな!」

恵理「私は祥子ちゃんの味方だからね これからは。 仲よくやろうね。」

祥子「よろしく ねえねえ。」

恵理「ねえねえ そうか!」

みづえ「食べましょう ずっと考えて準備してきた スイス料理だから。」

島田「食べよう。」

柴田「あ 恵達君のイス。」

恵達「あ 僕が…。」

柴田「いいから 僕が持ってくるから。」

容子「島田さん 家族の方は 大丈夫?」

島田「息子のレストランも大分 持ち直してね 財産は 全部 置いてきたよ。」

真理亜「ほう!」

島田「だから 今一文なしだ。 愛があれば それで いいかなと…。」

真理亜「え? え?」

恵理「そうですよね。」

真理亜「今 絶対 言うと思った。」

恵理「何でですか いいでしょう?」

文也「ハハハ…。」

柴田「あ そうだ!」

容子「何?」

柴田「三組目のカップルが出来たところで 席替えしましょうよ。 ね!」

恵理「え?」

そして席替え

容子「何か寂しいんですけど こっち側。」

柴田「そうですね。」

真理亜「席替えなんか するからよ バカ!」

柴田「そんな。 あ! 似ている。 小学校5年の 2学期が 始まった 9月1日の あの木造校舎の 教室の空気に… その日は待ちに待った席替えの日。 僕らの学校では 席替えの方法は 男子が廊下に出て その間に 女子が 好きな場所に座り 席を決める。」

柴田「次に交代して 男子が好きな場所に 座って 初めてご対面のシステムだ。 僕は 廊下に出ている間 無関心を装いながら ほんの小さな ガラスの透き間から 大好きな 北野裕子ちゃんが 窓際の一番前に座った事を 確認。」

柴田「いよいよ男子が 教室に入る番だ。 僕は必至だった。 その時 クラスで 一番 背の低いA君が 迷わずに その席に向かっている。 僕は 悟られないように 足を掛け その席を ゲットした。 ハハハ…。 しかし オー マイ ゴッド 北野裕子ちゃんの 隣に並んだ僕は 夢のような ひと時だった。」

柴田「しかし 先生は 僕に言った。 僕との争いに敗れ 一番 後ろの席に行っていたA君と 席を替われと。『え~ 何で?『柴田君は 背が高いので 彼と席を 替わってあげなさい』と なぜ? 幸せは短かった! A! どこだ? 聞いてるか? A! あの時の教室の空気に 似ている。 長くて すみません。」

真理亜「似てないでしょ 全然。」

柴田「あ! すみません。」

容子「着席!」

柴田「はい。」

恵理「これがうわさの『似ているシリーズ』か。」

柴田「いや そんな そんな。」

真理亜「褒めてないわよ!」

文也「恵理 初めて?」

恵理「うん。」

文也「俺は 時々男ゆんたくで。 な 恵達。」

恵達「うん。」

祥子「そうなの? なんか 楽しそう。」

文也「楽しいよ 男ゆんたくは。 な 和也。」

和也「うん 楽しいさ。」

柴田「楽しいですよね 盛り上がって…。」

恵達「ハハハ…。 島田さんも 参加してくださいね。」

島田「『男ゆんたく』ああ いいねえ。」

恵理「なんか くやしいね。」

容子「祥子ちゃん 頑張ろうね。」

祥子「はい。」

真理亜「ちょっと 待って。」

恵理「どうしたんですか? 真理亜さん?」

真理亜「いや 恵達君と 祥子ちゃんさ。」

2人「はい。」

真理亜「結婚した ここに住むつもり?」

恵達「はい。 出て行きたくないし。 どう? 祥子ちゃんは?」

祥子「私も ここに住みたい。」

恵理「いいね にぎやかで。」

容子「あ そうか。 みづえさんの所に 島田さんが行き 恵達君の部屋に祥子ちゃんが来て。 ちょうどだね。」

恵達「はい ありがとうございます。」

恵理「よかったね 恵達。」

恵達「おう。」

真理亜「うわ!」

容子「どうした?」

真理亜「いや いいけど みづえさん!」

みづえ「何かしら?」

真理亜「このアパートは 私が来た時から独身者のみ という事だったでしょう?」

恵理「え?」

みづえ「あら!」

真理亜「『あら』!じゃなくて…。」

みづえ「そうだったわね。」

真理亜「何で こうなってしまったわけ?」

みづえ「何でかね?」

(笑い声)

真理亜「あんた達からだからね! こうなったの 分かってる そこ?」

恵理「すみません。」

文也「すみません。」

真理亜「元はといえば あんた来てからよ。」

恵理「すみません。 あ 真理亜さんも どうですか?」

真理亜「何が?」

恵理「結婚ですよ。 いいもんですよ。」

真理亜「誰が?!」

恵理「そうですか? 容子さんは?」

真理亜「誰と!」

恵理「そうか。」

柴田「あれ 何で僕に聞いてくれないの。」

和也「柴田 頑張れ!」

文也「こら 呼び捨てじゃなくて。」

柴田「ありがとう 和也君。 あ! 似ている! あの 給食当番の日に。」

恵理「え?」

容子「もういい! 座れ!」

柴田「あ! すみません。」

恵理「あら?」

柴田「じゃ改めて 乾杯しましょう?」

恵理「そうですね。」

柴田「おめでとうございます。 おめでとうございます。」

一同「乾杯!」

何だか おめでたい日になってしまったねぇ でも まだ これでは終わらないさ。 さぁ 何があるのかねぇ

サロン 男ゆんたく

一同「あぁ!」

グアテマラ 女ゆんたく

恵理「負けられませんよ 男の人達には。 盛り上がっていきましょう! ね? みづえさん。」

みづえ「そうよ うん。」

恵理「はい!」

容子「あ~あ! そうだ!」

恵理「何です? ゆがふの 少し先で占いやってるの 知ってる?」

真理亜「ん?」

恵理「そんなの ありました?」

容子「最近いるの 有名なのよ 並んでるから。 当たるらしいよ。」

祥子「そうなんですか?」

容子「見てもらおうかな 恋愛運でもさ。」

真理亜「はぁ?」

恵理「いいですね 私も行きたいな。」

祥子「私も。」

みづえ「いいわねぇ。」

真理亜「あんた達は もういいでしょうが! そんな ねえ。」

祥子「ねえ!」

みづえ「そうよねぇ!」

ゆがふ前

恵理「私 和也を迎えに行かないと。」

容子「大丈夫よ。 真理亜ちゃん ご機嫌で迎えに。」

恵理「いや でも。」

容子「占い大好きなんだけど1人では嫌。」

恵理「は?」

容子「怖いんだもん!」

占い

容子「あそこ!」

恵理「あ 本当だ。」

容子「すいてるわよ ラッキーよ 恵理ちゃん。」

恵理「そうなんですか。」

恵理「何か ドキドキしますね。」

容子「そうだよね。」

137話

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