2001年9月24日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】151話のネタバレです。
現在は(2021年4月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。
151話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」151話「命(ぬち)どぅ宝」ネタバレ
一風館
恵理「これはさ 運命だと思うわけ。 小浜に行けば 和也 きっと よくなるよ。」
静子「私は 嫌だな。 あの時の和也とは違う…。 私の産んだ和也は 死ぬ場所として 小浜を選んだの。」
マンデリン
文也「俺は 信じるよ。 恵理の どうしても行きたいっていう気持。 頼むな 和也を…。」
小浜島
恵理「じゃ もう一枚 いくよ。 和也。」
宮良のおじさん「古波蔵の おばぁでは…。」
ハナ「はい しばらくだね。」
宮良のおじさん「かわいいわさ…。 ハイサイ! 名前 何ていうの?」
ハナ「皆 元気ね?」
宮良のおじさん「ああ 元気元気。」
ハナ「そうね 後で 顔 出すからね。」
宮良のおじさん「ごちそう作って 待ってるから。」
ハナ「ありがとう。」
宮良「じゃ 後からね はい。」
和也「ごめんなさい。」
小浜に来て 3週間ほど たちました。 けれども 和也は よくなりません
和也の木
恵理「お母さん そろそろ 帰らないと いけないかもしれないさぁ。 遥さんとも 約束したしね。」
恵理「失敗ばっかりさぁ お母さん。 ごめんね こんな お母さんで。 失敗ばっかりさぁ お母さん。 ごめんね こんな お母さんで。 東京に帰ったら 皆に 怒られちゃうねぇ。」
ゆがふ
奈々子「へえ… 元気そうですね 和也君。」
文也「うん…。」
遥「どうして こんな笑顔が 出来るの? この人は…。」
和也の木
恵理「さ そろそろ 港に行こうか?」
和也「お母さん? お母さん? お母さん…。 お母さん どうしたの? お母さん …お母さん! どうしたの? お母さん! お母さん!」
こはぐら壮
静子「どうしたの? おばぁ。」
ハナ「とっくに 着いてるころ 船は…。」
静子「そうね…。」
ハナ「恵理と和也は『迎えに行く』と 言ってたよね。」
静子「うん…。」
勝子「恵理? 恵理?! 和也?!」
恵文「どうも…。」
静子「どうも。」
ハナ「恵理と和也は?」
恵文「来ないさ いくら待っても 来ないし なんか 勝子が『胸がワサワサする』って言うから 走ってきたさぁ。」
静子「え?」
勝子「おかあさん?」
ハナ「大丈夫 大丈夫さ。」
恵文「恵理は どこ行ったの?」
静子「キジムナーの森へ行って それから 港へ行く』って 言ってましたけど…。」
恵文「チョット 見てこようね 俺はね。」
勝子「おかあさん?」
静子「おばぁ…。」
ハナ「大丈夫 大丈夫…。」
和也の木
和也「お母さん… お母さん…。 お母さん…。 お母さん 帰ろうよ。 お母さん…。」
ゆがふ
文也「なんだよ それ… なんなんだよ…。」
奈々子「あの子 何 考えてるのよ。」
遥「約束したの…『誰にも言わない』と『今は 自分の病気の事考えたくない』って…。『入院したり 手術したりして 和也君から 離れるわけには いかないから』って。 だから…。 医者として 間違ってるのは 分かってるけど 私… 約束したの。」
回想
文也「悪性の腫瘍じゃないか? 手術した方が いいな…」
文也「俺は 恵理の どうしても 行きたいって気持 信じる」
回想終了
文也「俺…。 何で 気づいて… 何で 気づいてやれなかったんだ…。 何で?!(泣き声)」
容子「どうも…。」
柴田「どうも…。」
真理亜「どうも…。」
恵達「どうも…。」
容子「どうしたの?」
兼城「あ…。」
恵達「文也君?」
和也の木
和也は 思ったんだねぇ。
『自分しか いないんだ』って…『自分が お母さんを助けなくちゃ いけないんだ』と 思ったんだね
こはぐら壮
勝子「あ 文ちゃん。」
ゆがふ
容子「恵理ちゃん…。」
真理亜「あのバカ…。」
恵達「いっつも そうさ。 いっつも そうだからよ バカ姉え姉えは…。 バカ姉え姉えが…。」
探し回る和也
キジムナー「こっちだよ 和也。」
キジムナー「頑張れ 和也。」
和也「キジムナー?」
キジムナー「こっちだよ。」
コケる和也
キジムナー「頑張れ…。 頑張れよ 和也。 お前が 助けるんだろ? 恵理を。 頑張れよ。」
キジムナーの姿は いつのまにか 消えていました
和也「キジムナー?!」
キジムナーは 和也を ここまで 連れてきてくれたんだねぇ
宮良家
宮良のおじさん「あれ?」
宮良のおばぁ「どうしたの?」
宮良のおじさん「和也君 どうかしたのか? どうしたのか? 和也君。」
和也「あ… 僕の… お母さんを 助けて下さい! お母さんを助けて下さい! お願いします! お願いします!」
もう 大丈夫 もう 大丈夫さぁ。 和也は 偉かったよ… 恵理
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