2001年9月25日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】152話のネタバレです。
現在は(2021年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。
152話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」152話「命(ぬち)どぅ宝」ネタバレ
和也の木
和也「お母さん! お母さん! お母さん! お母さん!]
キジムナー「頑張れ! 和也! こっちだよ!」
和也「キジムナー?」
コケる和也
キジムナー「頑張れ! 頑張れよ 和也。 お前が助けるんだろう? 恵理を。 頑張れよ。」
宮良家
宮良のおじさん「あれ?」
宮良のおあばぁ「どうしたの?」
宮良のおじさん「和也君 どうかしたのか? どうしたのか? 和也君?」
和也「僕の お母さんを助けて下さい。 お母さんを助けて下さい。 お願いします! お願いします! お母さんを助けて下さい! お願いします!」
北栄総合病院
病室
恵理「文也君…。」
文也「恵理。 ふざけるな! 何でだよ。 子供の時 おばぁに 小浜で言われた事 忘れたのかよ。『命(ぬち)どぅ宝』… 命が一番大切だろ? そうだろ? そう思って 生きてきたのでは ないのか?」
文也「だったら どうして 自分の命を 大切にしないんだよ 何でだよ!」
恵理「ごめんなさい。 ごめんね 文也君。 ごめんなさい。」
文也「もうやめてくれよ 俺 嫌だからさ。 恵理 いなくなるの 嫌だからさ。 今度やったら 恵理とは 一緒に いないからね。」
恵理「ヤダ!」
文也「バ~カ!」
恵理「あ!」
文也「また なくしそうに なっただろ? どうしようかなぁ。」
恵理「いじわる。」
文也「和也だよ 和也が 持っていてくれた。」
(ノック)
恵文「あ…。」
勝子「あ…。」
恵理「あ 和也。」
和也「お母さん!」
勝子「和也は偉かったよ。 自分の力で 知らない大人の いっぱいいる 家に 助けを呼びにいってね 偉かったんだよ。」
静子「そう 偉かった。」
恵文「さすがさ 和也は。 やっぱり お父さんの孫だけある。」
ハナ「何がよ?」
恵文「『何が』って おばぁはもう!」
恵理「そう ありがとう 和也。 ありがとうね。」
文也「じゃあ 僕は失礼します。 恵理…。」
恵理「うん。」
そう まだ恵理の病気は 治った訳ではないさ。 これからが大変だよね
和也「キジムナーが 助けてくれたんだよ。」
恵理「キジムナー?」
和也「うん。」
恵理「へえ そっかぁ。」
恵文「でも恵理 もう勘弁してちょうだい 心配かけすぎさ 恵理は。」
静子「そうよね。」
勝子「そうだよね。 元気になったら たっぷり 怒らないとね。」
恵理「さっき 文也君に 思い切り怒られたさ。」
勝子「当たり前さ。」
恵理「すみません。」
恵文「お父さん 寿命が 縮まってしまったさ。」
ハナ「おばぁは縮まらなかった 全然。」
恵文「あ?」
(笑い声)
祥子「失礼します。 恵理。」
奈々子「まったく!」
恵理「すみません。」
祥子「本当だよ もう!」
恵理「婦長 すみません。」
秀美「世話がやけるわ あんたは。」
恵理「すみません。」
勝子「申し訳ありません。」
恵文「本当に すみませんね。」
静子「申し訳ありませんでした。」
秀美「そんなに頭下げられても困ります。 こちらこそ 本当に すみません。」
祥子「恵理!」
恵理「ん?」
祥子「ごめんね 一風館の皆と約束した。」
恵理「え? 何を?」
頭を小突く祥子
恵理「ん?」
祥子「ごめんね 約束だから?」
恵理「は?」
一風館の面々w
恵理「すみませんでした。 何か怖いさ 皆さん。」
容子「では 私から。」
真理亜「どうぞ!」
恵理「え?」
容子「ごめんね『皆で 頭 1回ずつ たたこう』って 決めたからさ。 お~っ!」
恵理「痛っ!」
柴田「すみません! 本当に すみません。」
恵理「あ! 痛っ!」
みづえ「ごめんね 恵理ちゃん…。」
恵理「痛っ! はあ…。」
島田「私は嫌だと言ったんだがね。」
恵理「痛っ 本当ですか?」
兼城「ダメだよ 皆に心配かけたら。」
恵理「あ 痛っ! あ!」
(真理亜が指を鳴らす音)
恵理「いや 真理亜さん。」
真理亜「ふふん。」
恵理「イタッ! イテッ!」
真理亜「当然。」
恵理「病人なんだけどな。」
恵達「姉え姉え。」
恵理「何? あんたまで? やめなさい!」
恵達「しょうがないさ 決めた事だから。」
恵理「あ! 痛い! 恵達!」
恵達「当然さ 全く バカ姉え姉え!」
恵理「何がよ…。 すみませんでした。」
(ノック)
恵理「はい。」
遥「よう!」
恵理「あ どうも。」
遥「どうも。」
恵理「いろいろ すみませんでした。」
遥「ううん。」
恵理「何か 謝ってばっかりさ。 約束 守ってくれて ありがとう。」
遥「あ…。」
恵理「ん?」
遥「いや そうだよね。 私は せっかく約束 守ってたのに。 うん そうだよね。」
恵理「え?」
遥「ふふん。」
検査の結果 恵理の手術は 1週間後にする事になりました。 大丈夫かねぇ
会議室
遥「どうする? 上村先生。」
文也「え?」
遥「やっぱり 田辺先生に頼んでみる?」
文也「ありがとう。」
遥「え?」
文也「でも 俺が切るよ。 私が手術します。」
遥「大丈夫? 分かりました。 サポートさせていただきます。」
文也「よろしくお願いします。」
病室
(ノック)
恵理「どうぞ!」
文也「よう!」
恵理「あ 上村先生。」
文也「どうですか? 具合は?」
恵理「はい お陰様で。」
文也「そうですか。 恵理。」
恵理「はい。」
文也「俺が手術することになったよ。」
恵理「うん。」
文也「うん。」
恵理「何か恥ずかしいさ。」
文也「バ~カ!」
恵理「フフフ…。 よろしくお願いします。」
文也君は 本当は ものすごく怖いんだろうねぇ
恵理「あ 手術 来週だよね。」
文也「うん 何で?」
恵理「お願い あるんだけど…。」
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