島袋製作所
島袋「お電話 代りました。 あ 古波蔵のおとうさん。」
古波蔵家
恵文「島袋君 ごめんね。」
島袋製作所
島袋「は?『ごめんね』って 何がです。 もしもし?」
古波蔵家
恵文「本当に ごめんね。 悪いと思ってるさ じゃ!」
島袋製作所
島袋「もしもし…。 もしもし?」
東京
ゆがふ
恵里「どうぞ。」
兼城「うん うまいね さっきのよりも。」
恵里「そうですか?」
恵達「うん うまい これ好き。」
恵里「本当に?」
容子「本当だ おいしくなってる。」
恵里「真理亜さん。」
真理亜「今日は これが最後だからね。」
真理亜「64点。」
恵里「え?」
恵達「微妙な数字だな?」
兼城「喜んでいいのかね?」
容子「いいんでしょ? 増えてる訳だし。」
恵里「そうですよ 一歩前進です。 今日は ありがとうございました。」
沖縄
古波蔵家
勝子「ただいま。 あれ? 何か変ですよね。」
ハナ「妙な気持ちがするね 今日は。」
勝子「私も…。 そういえば 文ちゃんは?」
ハナ「さあ 知らんさ。」
勝子「仕事だったかしら? 今夜。」
ハナ「昨夜 泊まりだったね?」
勝子「そうでしたよね。 まさか? ねえ。」
ハナ「お金 持ってないでしょ? お金…。」
勝子「そうですよ。 ん?」
ハナ「何?」
勝子「ここに置いておいた 島袋さんの お金。 あれ? あれ?」
ハナ「やられたね 勝子さん。」
勝子「やられた? まさか!」
東京
一風館
マンデリン
さあ 恵里 光が見えてきたね。 頑張るんだよ!
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