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連続テレビ小説「ちゅらさん」77話「おばぁの秘密」ネタバレ

2001年6月29日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】77話のネタバレです。

現在は(2020年12月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

あらすじ

恵里の恋に一役買おうと、おばぁが一風館にやってきました。恵里の勤める病院を訪れ、文也と恋敵の遥に会ったおばぁは、恵里の恋の厳しさを悟ります。おばぁの上京は恵里のためだけでなく、自分の初恋の人を探すためでした。長男・恵尚の奔走もむなしく、その人はすでに亡くなっていました。「恵里は自分が傷つくのが恐くて逃げてるんじゃないか。自分の思いをぶつけてごらん」とおばぁは言って沖縄に帰りました。

77話ネタバレ

連続テレビ小説「ちゅらさん」77話「おばぁの秘密」ネタバレ

一風館
管理人室

そして また 1週間がたちました。 いや 長期滞在してしまったさ。

でも そろそろかねぇ

ハナ「いいイスだねぇ。」

みづえ「じゃ おばぁ? ホントに いいですか?」

ハナ「いいよ いってらっしゃい。」

島田「悪いですね。」

ハナ「何言うね ところで どこ行くね?」

みづえ「ミュージカルなの。」

ハナ「さすが みづえさんだね ハイカラだね。」

みづえ「そうかしら。 それから お食事を後で しますので 帰りは 夜になると思います。」

ハナ「全然大丈夫さ 私は…。 何なら 泊ってきてもいいよ。」

みづえ「え? ヤダ もう…。」

ハナ「行っておいでねぇ。」

ラジオ♪『東京ブギウギ リズム ウキウキ 心 ウキウキ ワクワク 海を渡り』

北栄総合病院
ナースステーション

聡子「この2か月間 2人とも よく 頑張りました。 今日で プリセプターシップは卒業です。 もう 一人立ちしてもらうわよ。」

聡子「何? そんな 心細そうね顔 しないの。」

祥子「はい…。」

恵里「まだ チョット 早いんでは…。」

奈々子「はい?」

恵里「佐々木さん そんな さっぱりした顔しないで もう少し 一緒に回りましょう? ねえ。」

奈々子「結構です。」

恵里「ああ 自信ないなぁ。」

奈々子「あのねぇ…。」

聡子「ゴチャゴチャ 言ってないで さっさと 行く。 看護婦がね そんな自信のない 顔してたら 患者さんの方が 心配になってくるわよ。」

恵里「そんなこと言ったって… ねえ。」

祥子「うん… あの 何かあったら 助けて下さるんですよね。」

聡子「最初から そんなこと考えないで 自信をもって 臨みなさい。」

祥子「はい。」

恵里「はい。」

内科病棟

恵里「おはようございます。」

藤田「今日から 1人?」

恵里「はい よろしくお願いします。」

恵里は 今日から 一人立ち 不安いっぱいでは ありますが 何とか 無事に こなしているようです

一方 恵尚は 私の初恋の人を 捜して 毎日 歩き回っています

恵尚「よし これさ…。」

さすが 古波蔵恵尚。

コケる恵尚w

男「し~っ!」

恵尚「し~っ!」

北栄総合病院

文也「こんにちは。 どうですか? もう少しですね 頑張りましょうね。」

じゃ また。」

一風館
管理人室

恵里「ただいま…。」

ハナ「お帰り。」

恵里「あれ? おばぁ。」

ハナ「島田さんと みづえさん デートに 出かけたさ。」

恵里「そうなの?」

ハナ「そうよ。」

恵里「ふ~ん… あ 兄い兄い どう? 見つかった? おばぁの初恋の人。」

ハナ「さあ どんなかね。」

恵里「そっかあ。 でも 兄い兄い 一生懸命だよ。」

ハナ「そうだねぇ。」

恵里「見つかるといいね おばぁ。」

ハナ「そうだねぇ 見つかってしまったら おばぁ また 恋に落ちるかね?」

恵里「は?」

ハナ「参ったさぁ そうなったら おばぁ 再婚するかもしれないよ。」

恵里「え~…。」

一風館の前

恵尚「なんてこった…。 せっかく たどりついたのによ~。(ため息)

管理人室

恵尚「おばぁ! おう…。」

ハナ「何を そんなに 驚いているか?」

恵尚「え いや…。 ハハハアh 何やってる? おばぁ。 なんでもないさ。」

恵尚「ハハハハ…。 ウォ!(柱にぶつかるw) ヒヒヒヒ… じゃあね。」

マンデリン

恵尚「おう… マプヤ マプヤ~!」

恵里「あ お帰り。」

恵達「お帰り。」

恵尚「ああ ビックリしたさぁ。」

恵里「何が?」

恵尚「いきなり おばぁが 下にいるんだのに。」

恵里「ああ… 何で そんなに ビックリするの?」

恵尚「だってよ~。」

恵達「それで どうなの? 初恋の人捜しの方は…。 やっぱり無理? 俺 手伝おうか?」

恵尚「何言ってる いらん そんなもの。」

恵里「見つかった?」

恵尚「見つけたさ…。」

恵達「え?」

恵里「ホントに? ホントに見つかったの?」

恵尚「本当よ。」

恵里「それで? それで それで?」

恵達「会えるの? おばぁは…。」

恵達「今 言ってきた? おばぁに 見つかったって…。」

恵尚「言えないよ~。」

恵里「何で?」

恵尚「見つけたには 見つけたさぁ。 でもよ…。」

恵里「何? どういうこと?」

恵尚「うん…それがよ。」

恵達「ひょっとして その人 死んでた?」

恵里「え?」

恵尚「そういうことさ…。」

恵里「え… ウソ~。」

恵尚「ウソじゃないよ。 お墓まで 見てきたよ 俺は…。」

恵里「そんな… かわいそうさ おばぁ。」

恵尚「うん…。」

恵里「おばぁ…。」

恵尚「参ったなぁ どうする?」

恵達「『どうする』って?」

恵尚「俺は 言えないよ そんなこと。」

恵達「でも 言えないって言ってもさ。」

恵尚「俺は 苦手さぁ そういうのダメ 恵達 頼む。」

恵達「嫌だよ 俺だって…。 姉え姉え。」

恵里「だって調べたの 兄い兄いだし…。」

恵尚「そういうこと 言ってもさぁ。」

恵尚「おう! おばぁ!」

ハナ「どうした?」

恵里「え?」

恵尚「何でもないよ。 なあ!」

恵達「ああ 下は 大丈夫なの?」

ハナ「ああ 2人とも 帰ってきた。」

恵里「そうなんだ よかったね 2人ともね 楽しそうだった?」

ハナ「うん 楽しそうだった。 お土産 もらったさ。」

恵尚「そりゃ よかったねぇ なぁ!」

恵達「そうだねぇ。」

2人「ハハハハ…。」

ハナ「恵尚。」

恵尚「はい。」

ハナ「見つかったね?」

恵尚「え?」

ハナ「ん?」

恵尚「うん 見つけたよ おばぁ。」

ハナ「そうねぇ。 どこね?」

恵尚「あ いや『どこね』って それがよ おばぁ。」

ハナ「だから『お墓はどこね?』って 聞いてるわけさ。」

恵里「え?」

恵尚「分かってたの?」

ハナ「お前の顔 見れば 分かるさ。」

恵尚「おばぁ…。」

ハナ「そんなこともあると 思っていたさぁ おばぁは。」

恵尚「おばぁ ごめんね。」

ハナ「お前が謝って どうする?」

恵尚「でもさ おばぁ。」

ハナ「恵尚 ありがとうね。」

恵尚「おばぁ…。」

ハナ「恵里?」

恵里「ん?」

ハナ「つきあいなさいね おばぁに。」

恵里「え?」

ハナ「お墓参りさ。」

恵里「私? うん いいけど。」

ハナ「チョット…『ゆがふ』にでも 行ってこようかねぇ。」

恵里「一緒に行こうか? おばぁ。」

恵尚「俺も 行くよ。」

ハナ「いいよ 1人で飲みたいさぁ おばぁは…。」

恵里「おばぁ…。」

ハナ「じゃ 行ってこようね。」

ゆがふ

兼城「おばぁ! 黒島君の 誕生日だよ 今日は。」

ハナ「そうねぇ。」

兼城「待ってたよ~。」

ハナ「おめでとう 黒島君。」

黒島「ありがとうございます。」

ハナ「私も 踊ろうかね?」

常連客「やれやれ!」

兼城「ミュージック スタート!」

佐藤家のお墓

ハナ「小さいねぇ 東京の墓は。」

恵里「うん…。」

ハナ「海も 見えないねぇ。」

恵里「うん…。」

ハナ「ああ これで… スッキリしたぁ。」

恵里「おばぁ。」

ベンチ

恵里「はい おばぁ。」

ハナ「ありがとう。」

ハナ「恵里?」

恵里「ん?」

ハナ「初恋はね 実らんでもいいさぁ。」

恵里「え?」

ハナ「実らん方が いいかもしれんよ。」

恵里「おばぁ…。」

78話

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