そして学芸会本番
震える良子の手を握る音
音「大丈夫、舞台楽しもう」
うなずく2人
熊谷「それでは6年3組による竹取物語を上演いたします。お楽しみ下さいませ」
上演開始
そして最後の場面
かぐや姫は帝のために歌を捧げます
上演終了
一同「ありがとうございました」
海に来ている関内家
音「お父さん、見に来てくれたかな?」
光子「決まってるじゃない」
光子「いつでも、どこでも見てるわお父さんは」
光子「あなたー!これから4人で力を合わせて生きていきます」
関内家「おとうさーん!」
朝の関内家
音「あー!何やっとるの?!」
岩城「仕事があるって聞いたもんで戻ってきた。それだけだ」
音「それだけだって、あなたねー」
光「音、早く学校行きなさい」
音「だって!」
光子「いいから」
音「最低!」
音「岩城の奴、仕事があるって聞いたもんでって、なんなの?でも…」
音「まあいっか」
それから3年、裕一はというと…
教師「それはそろばんの玉かね?」
音楽に夢中で商業学校4年生を留年してしまいました。