裕一「その節は ご迷惑をおかけしました。」
落合「いいから いいから。」
鈴木「ほれほれ 飲んで 飲んで。」
裕一「ちっとでいい… ちっとで あっ もうもう…ちょっと…。」
鈴木「今や 売れっ子作曲家だもんな! いや~ 大したもんだ! へへッ。」
落合「俺は信じてたど。 いつか必ず こうなるって。」
鈴木「いや~ もう!」
裕一「皆さん 元気そうで何よりですよ。 あっ 華は?」
音「やっと寝た。」
裕一「妻の音です。」
音「その節は大変お世話になりました。」
鈴木「あ~ こちらこそ。」
落合「いや~ 2人が無事に結ばれて 本当に いがった! うん。 アハハハ!」
鈴木「娘まで生まれちって… ちっとは幸せ分けてくれ!」
裕一「えっ?」
落合「アハハハ 鈴木君 かみさんに逃げらっちゃったのよ」
回想
鈴木「あの辺にしょう。 あのぐらいが ちょうどいい。」
本当に失礼なシーンだよねw
回想終了
裕一「あのぐらいが ちょうどいいって 言ってたのに?」
落合「…んなこと言ってから駄目なんだ。 なあ?」
松坂「ですよね~」
鈴木「2人だって独身じゃないですか!」
落合「あ~ うっざし うっざし! ハハハ…。」
松坂「うっざし!」
裕一「銀行の方 どうですか 相変わらず 暇ですか?」
落合「ああ…。」
松坂「銀行も人手に渡って みんな辞めたんです。」
裕一「じゃあ… い… 今 何を?」
鈴木「ハハハハ 俺ら 今 信用組合で務めてんだ。 支店長は 今 部長だから」
2人「うん。」
落合「あ~ そんな心配するこったねえ! 頭取の紹介で 行員たち みんな 新しい職場で頑張ってっからな。 なっ?」
鈴木「晶子さんなんて 古山君の恩師の嫁さんだど。 うまいことやったわい! まあまあ 飲もう 飲もう。」
裕一「僕 もう… ああ…。」
鈴木「もう ねえな。 そっち そっち。」
松坂「これも 入ってないです。」
音「私 お代わり持ってきますね。」
鈴木「あ~ 申し訳ねえ。」
落合「悪いね 悪いね。」
裕一「ありがとう。」
鈴木「おめえも手伝わんか。」
落合「めんこいね~。」
鈴木「また もう! 人の嫁だから もう。」
落合「分かってるよ!」
鈴木「もう~ すぐに! バカ! 元気だから! 老いて ますますだからな。」
落合「めんこい めんこい。」
元・川俣銀行メンバー帰宅
落合「あ~ 悪いね。」
松坂「すいません。 大丈夫ですか?」
鈴木「うん 大丈夫 大丈夫。」
裕一「いや もう本当に 今日は 皆さん ありがとうございました!」
落合「期待してっど!」
鈴木「俺たちの誇りだから。」
松坂「頑張って下さいね。」
落合「頑張れ~!」
裕一「ありがとうございます。 気ぃ付けて。」
落合「お前も 体 気を付けてな。」
松坂「じゃあ また。」
裕一「気ぃ付けてね。 お休みなさい。」
三郎「すげえ男になったもんだ。 ハハハ…。」
音「お義父さん 私やりますよ。」
三郎「ハハッ すまねえな。 あちぃ~! あちあち…。 あちぃぞ おい。 あ~ あちぃぞ 気を付けろ あちぃぞ あちぃぞ あちぃぞ…。」
三郎「うっ!」
音「大丈夫ですか?」
三郎「ああ… ああ。 ちっと… 飲み過ぎたな。 うん! 大丈夫だ うん。 ハハハ…。 飲み過ぎた。」
音「あっ 私 やっておきますから。」
三郎「あっ すまねえな。 あっ… ふう…。」