【 連続テレビ小説「エール」】58話ネタバレ

閉店後

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木下「『ご… ご… 碁』って。」

保「そんなに簡単に 人は変われませんよ。」

木下「いいの? このままで。 一生 ここで 1人で 本だけが友達でいいの?」

保「何で 彼女 この店に来たんだろう? あ~ まあ ともかく 今は碁だ。 碁を習得せねば。」

木下「おい… 今日は おとなしいな。 どうした?」

久志「お2人は鈍いな。 僕は彼女が帰る時に気付いたんですよ。 左の薬指。」

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当時 日本では婚約指輪の慣習は まだありませんでした… が。

久志「外国では 婚約の時に男性から女性に指輪を贈る慣習があります。 おそらく 恵さんは外国人の男性から 求婚されてるかと。」

保「あっ… そういえば 話の端々で外国人の…。」

回想

恵「『竹取物語』を外国の人に読んでもらったら 『これは宇宙人の話?』って。 1000年以上も昔に こんな話考えるなんて アメージングだって。」

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回想終了

久志「彼女 このまま 月に行ってしましますよ。 行動するなら今しかない。」

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保「でも もう… 婚約者がいるわけだし。」

木下「駄目もとでも やってみればいいじゃない。」

保「駄目だと分かってて やる必要ないでしょう?」

久志「あります。」

保「どうして?」

久志「あなたが この店を1歩出れば 全てが変わります。」

保「変わらないよ。」

久志「変わります! 言ったでしょ? 全ては行動です。 結果は変わらないかもしれない。 恵さんは得られないかもしれない。」

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久志「しかし あなたは変わります。 人生の分かれ道は 突然 やって来ます。 そこで行動すれば 全てが変わります。」

保「久志… 君 何者だ?」

木下「議員の息子とはいえ…。」

久志「僕も いろいろありました。 僕は行動しました。 あなたにも行動してほしい。」

木下「保君 行け。 店の外には君の未来がある!」

保「ずっと 1人で生きてるつもりだったけど 間違ってました。 木下さん 久志君 ありがとう。 月から かぐや姫を奪ってきます。」

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ガッツポーズする久志と木下

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現在 バンブー

裕一「それで どうなったの?」

恵「はい! 私 やってみるね。」

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恵「彼と2人で歩いてたら 突然 目の前にやって来て…。」

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恵「ぼ… ぼ… 僕は あなたのことが 全身全霊で好きです! 僕は今まで 過去に生きてきました。」

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恵「でも あなたと出会って 初めて 未来をみることができたんです! 失礼ですが 彼より 僕は あなたのことを幸せにできます! ぼ… ぼ… 僕と結婚して下さ~い!」

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恵「アハッ… って叫んだの いきなり。」

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音「かっこいい!」

裕一「えっ それで… 恵さん 何て言ったの?」

恵「それがね 左手の薬指に そういう意味が あるなんて 私 知らなかったの。 ただのファッションで つけてただけ。」

裕一「久志 ミラクルだな~。」

恵「外国人の彼も 学生時代のただの友達。 その彼が もう感動してて。 『これが日本の武士道か』って。」

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音「バンブーって名前も そこから?」

保「そう。 2人でお店やろうってなった時に 彼女が考えたんだ。」

恵「ほら 竹って 根がすごいでしょ? 私 もうずっと こうやって ふわふわして生きてきたから しっかり 地に足つけなきゃって思って そういう意味も含めてね。」

音「へえ~ 久志さんって すご~い。」

そこへ久志降臨

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恵「あっ!」

裕一「うわっ!」

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久志「えっ 何 何? どうしたの?」

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