【 連続テレビ小説「エール」】59話「環のパリの物語」ネタバレ

イタリア

環は 『蝶々夫人』の公演が行われる イタリアに向かいました。 オーディションには 世界各国から 歌手が集まっていました。

参加者1「何?清掃員が並んでるわ」

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参加者2「やめなさいよ 失礼よ!」

審査員「ネクスト。 ジュリア。 プリーズ カム イン。」

参加者の審査が終わった後 オーディション会場に乗り込む環

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カフェ

里子「えっ? 『蝶々夫人』のオーディションに 押しかけた?」

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環「出ていけって 追い出されそうになったんだけどね その中の1人の人が 1曲だけ いいじゃないですかって言ってくれて 歌ってきた。」

里子「へえ…。 環ちゃんって 意外と大胆ね。」

環「嗣人さんに刺激を受けたの 気付いたら イタリアにいた。」

里子「それで 結果は?」

環「まだ。 ただ… 私は 受ける資格もない人だから。 それに… 廊下で待つ間 ほかの人の歌が聞こえてくるじゃない。」

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里子「うん。 やっぱり違う?」

環「声量が まるで違う。 もっと しっかり勉強しないと駄目だ。」

里子「勉強で埋まるかな? ほら 日本人って 繊細なことは得意だけど パワーって面では どうにもならないところ あるから。」

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環「そんなことない! 頑張れば なんとかなるよ。」

里子「嗣人さん 個展いつだっけ?」

環「1か月後。 彼 頑張ってる。」

里子「今は 自分のことは置いといて 嗣人さんを 応援してあげた方がいいんじゃない? 大事な時よ。」

フィリップ「ご注文は?」

里子「コーヒー2つ!」

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里子「ちょっとお手洗い。」

環「うん。」

フィリップ「君はオペラ歌手を目指してるの?」

環「はい」

フィリップ「芸術の道を究めるなら 他人に惑わされないことだ」

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環「恋人は力にもなります」

フィリップ「時にはね…」

嗣人のアパート

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オーディションの結果の通知がテーブルに置いてあることに気付く環

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環「やった~!」

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環の声で目を覚ます嗣人

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環「ごめんなさい!」

嗣人「どうしたの?」

環「わ… 私 1次審査 通ったの 『蝶々夫人』の! あっ ごめん… 1次に通っただけなのに。 あなたとは比べ物んびならないけど… うれしかったの!」

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嗣人「僕も うれしいよ!」

環「アハハ! ああ…!」

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