連続テレビ小説「エール」72話「先生のうた」ネタバレ

喫茶店 バンブー

保「へえ~ 福島三羽ガラス ついに始動か。」

音「はい。 今日も3人で打ち合わせですって。」

恵「音さんの方は どう? 音楽教室 生徒さん集まった?」

音「いや 全然。」

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恵「1人も?」

音「1人も来ません。 無料なのに…。」

保「もしかしたら それが原因だったりして。」

音「どういう意味ですか?」

保「ほら… タダって何か怪しいじゃない? 何されるか分かんないって 警戒されてるとか。」

音「いやいや いやいや… 無料にしたのは 私は教えるプロじゃないし 空いた時間で 子どもたちと 音楽を楽しめる時間があればいいなと 思ったからで。」

恵「分かった! 私に任せて。」

一瞬でイラストを制作する恵w

恵「出来た! どうかしら? これ。」

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音「すっごい! 職人さんみたい。」

恵「フフッ 時々 頼まれて 新聞広告描いてたから。」

保「へえ~ 初めて聞いた。」

恵「これを あとは人の多い場所い貼って…。 あっ!」

客に話しかける恵

恵「ご主人 ちょっといいですか?」

団子屋「うん うん。」

恵「失礼します。 これ 見て下さい。」

団子屋「音楽教室?」

恵「うん! この教室の講師を務める古山 音さんは 東京帝国音楽学校の声楽家出身で なんと あの『椿姫』の主役にまで 選ばれるような実力の持ち主なんです。」

団子屋「へえ~!」

恵「その音さんが じきじきに教えて下さるって これって 結構すごいことですよ。 しかも お月謝なしですって。 子どもは国の宝 心豊かに育ってほしい そのお手伝いができることは 音楽家の使命だって そう おっしゃってます。」

団子屋「立派な先生なんだね~!」

音「(小声)そんなこと言ってない…。」

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保「あの人 人気の団子屋さんの ご主人なんだよ。 お店にチラシを貼ってもらえたら 校歌あるんじゃない?」

音「なるほど。」

恵「すごく感謝されると思いますよ。」

団子屋「店に貼っとくよ これ。」

恵「あっ ありがとうございます!」

音「フフッ。」

団子屋「立派のな先生なんだね。」

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保「いらっしゃいませ。」

恵「いらっしゃい。」

トキコ「あの… この音楽学校は どちらにあるんでしょうか?」

音「はい! うちです! すぐそこです。」

トキコ「うちの息子 通わせてみたいんですけれど…。」

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音「はい! 是非!」

恵たちの協力によって 生徒が続々と集まり ついに 音の音楽教室が 始まることになりました。

音の音楽教室

音「古山 音です。 どうぞ よろしく。」

シズ子「音先生 よろしくお願いします。」

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子どもたち「よろしくお願いします。」

音「先生…。 では早速 今日は『浜辺の歌』を みんなで合唱しましょう。」

子どもたち「はい!」

音「華も一緒に歌おうよ。」

華「私はいい。」

音「歌おうよ。」

華「いいの!」

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オルガンを弾く音

音「『あした浜辺を さ 迷えば』 さん はい。」

♬「あした浜辺を さ迷えば」

(笑い声)

シズ子「ちょっとやめてよ。 弘哉君 ひっどい音痴。」

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(笑い声)

音「大丈夫 大丈夫。 声はよく出てるから。 今のところから もう1回。」

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