連続テレビ小説「花子とアン」第146回「どんな朝でも美しい」【第25週】

宮本家

<蓮子に会うのは 7年前に決別して以来の事でした。>

玄関

(戸をたたく音)

花子「ごめんください。 蓮様。」

(戸が開く音)

花子「蓮様…。 あ… 私… 純平君が 戦死なさったって伺って 信じられない思いで ここへ…。」

蓮子「はなちゃん。 あなたが 純平を戦地へ送ったのよ。 あなた… ラジオで 日本中の子どもたちに 語りかけてたじゃない。 『お国のために 命をささげなさい』と。 あの子を返して! 純平を返してちょうだい!」

花子「蓮様…。」

<これほど悲しい友との再会が あるでしょうか。 ごきげんよう。 さようなら。>

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