教会
図書室
<そのころ 朝市は…。>
回想
もも「朝市さんも こぴっと伝えんきゃ駄目だよ。」
回想終了
朝市「よし。」
<朝市は 決意していました。 はなが東京から帰ってきたら 今度こそ 気持ちを打ち明けようと。>
朝市「安東はな様。 堅っ苦しいな…。 はな。 おら ずっと はなの事が好きだっただ。 結婚してくりょう。」
向学館
はな「今度こそ 安東花子の名前で 出して頂けるんですよね。」
梶原「もちろん! ただし 出版社は ここじゃない。」
はな「えっ?」
梶原「実は 近々 出版社を作る事になったんだ。」
醍醐「私も 編集長についていくの。」
はな「醍醐さんも?」
梶原「この『赤い鳥』のような 児童向けの本を作りたいと 思ってる。 独立後の第1冊目として 君の あの話を出版したいと 思うんだが どうかな?」
はな「ありがとうございます!」
梶原「もし 君が 本気で 執筆を続けていく気があるなら 東京に来ないか? 新しい会社で 一緒に働いてほしい。 きっと いろんな出会いが あるだろうし 君にとっても いい勉強になると思う。」
醍醐「はなさん! 一緒に頑張りましょう。」
はな「てっ…。」
<この続きは また来週。 ごきげんよう。 さようなら。>