海
純「大丈夫?」
愛「すみません」
純「ねえ 手だして 両手 これなんでしょうか?」
愛「いや 何って 別に」
純「ん? ほら 愛くんの『I』でしょ」
愛「ああ」
純「ね?」
愛「はい」
純「実はね 純の『J』も見つけたんだ ほら じゃーん!」
純「愛くん 結婚しよう」
愛「え?」
純「もう 私達 家族はいない だから 家族になろう 二人で」
愛「いいんですか? 僕みたいな…」
純「もう 言わないっていったでしょ! 愛くん この前 自分の本性は 酷い人間だって 言ったよね でも 私 そうは 思わない たとえ そうでも 私がそんな 人間にさせない あなたを 私が思ってるような やさしくて 心がキレイで 誰よりも 愛の溢れた男にしてみせる 愛と書いて『いとし』と読む 待田愛さん 私の 家族になってください」
愛「僕の心と体は 永遠にあなたの物です」
純「ありがとう…」
愛「ごめんない 今のもう一回 やっても いいですか 違うんです 違うんです あの 今の 眠り姫のパクリだったんで あの… やっぱり立ってもいいですか?」
純「え? ええ…」
愛「これから 本当に 色々大変なことがあると思んです だけど 俺がついてるさ ベイビー」
純「ハハハ 何それ?」
愛「なんで 笑うんですか?」
おじぃ この広い世界で 二人きりになっっちゃったけど 私は この人さえ 居れば 何も要らない