坂場「大丈夫ですね…。 はい オッケーです。」
一同「お疲れさまでした!」
雪次郎「お疲れさまでした。」
蘭子「ありがとう。 どうだった?」
雪次郎「まるで 魔女に 蘭子さんが乗り移ってるみたいでした。」
蘭子「そう。 私の演じた魔女は とても いいキャラクターね。 気持ちが 自然と入ったのよ。 絵も チャーミングだし とても好きだわ。」
雪次郎「はい。」
麻子「ありがとうございます。」
雪次郎「あっ…。」
麻子「あっ すいません…。」
なつ「魔女は ほとんど このマコさんが考えて描いたんです。」
麻子「本名は麻子です。 大沢麻子と申します。」
蘭子「そう… 魔女には 大沢麻子さんの魂が込められていたのね。」
麻子「はい…。」
階段
なつ「イッキュウさん。 仲さん 何か言ってましたか?」
坂場「いや 何も。」
なつ「きっと 大丈夫ですよね!」
坂場「あなたは大丈夫ですか?」
なつ「えっ?」
坂場「これで満足してますか?」
なつ「してません。 もっと イッキュウさんと作りたいです。」
坂場「それなら 私と同じです。」
森
<短編映画を作り終えて なつたちは しばしの休息を味わいました。>
堀内「はいはいはい イッキュウさん ああ…! ちょっと まあ… ドンマイ ドンマイ! ドンマイ!」
坂場「やっぱり 僕は抜けます。」
下山「大丈夫だって。」
麻子「ダメよ! できるまで 何度でもやるの!」
坂場「無理です!」
麻子「あんたね 人には さんざん 何度も描かせといて 自分は 簡単に諦めるわけ!?
茜「いや そんな真剣に怒らなくても…。」
麻子「何でも 真剣にやらないと 見につかないわよ。」
なつ「とにかく 頑張りましょう!」
「はい!」
下山「マコちゃん!」
「はい!」
「あ~!」
「イッキュウさん!」
なつ「はい!」
桃代「ナイス~!]