春日「いただきます。」
野本「ん~! ん…。 うんうん フフッ。 んっ! んっ ん…! んっ… ん…!」
春日「ん?」
野本「ん! んん… 落ち…。 あっ 危なかった。」
春日「ありがとうございます。」
野本「アッハハハッ! しゃべっちゃったね。 アハハ。」
春日「しゃべっちゃいましたね。」
野本「まあ いっか。 しゃべってもいいってことにしよう。」
春日「はい。 お願い事するのは終わりましたし。」
野本「お願い事?」
春日「はい。」
野本「そっか。」
春日「おいしいですね。」
野本「ちなみに 何を?」
春日「え?」
野本「あっ 春日さんのお願い事って どんなことなのかな~と思って。」
春日「ああ… 健康と長寿です。 私と野本さんの。 ありきたりですが。」
野本「ありがとう。」
春日「いえ。」
野本「ありがとね。」
春日「いえ そんな…。」
野本「健康で長生きしようね。」
春日「はい。」
野本「はい。 あっ 食べよっか。」
春日「はい。」
野本「あっ 春日さん… やや東。」
『こういう時間が ただ続けばいいのに』。
『これ以上何を求めるって』 『幸せだなあ』