連続テレビ小説「ちゅらさん」136話「近くにあるカフー(幸せ)」ネタバレ

柴田「あ 恵達君のイス。」

恵達「あ 僕が…。」

柴田「いいから 僕が持ってくるから。」

容子「島田さん 家族の方は 大丈夫?」

島田「息子のレストランも大分 持ち直してね 財産は 全部 置いてきたよ。」

真理亜「ほう!」

島田「だから 今一文なしだ。 愛があれば それで いいかなと…。」

真理亜「え? え?」

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恵理「そうですよね。」

真理亜「今 絶対 言うと思った。」

恵理「何でですか いいでしょう?」

文也「ハハハ…。」

柴田「あ そうだ!」

容子「何?」

柴田「三組目のカップルが出来たところで 席替えしましょうよ。 ね!」

恵理「え?」

そして席替え

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容子「何か寂しいんですけど こっち側。」

柴田「そうですね。」

真理亜「席替えなんか するからよ バカ!」

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柴田「そんな。 あ! 似ている。 小学校5年の 2学期が 始まった 9月1日の あの木造校舎の 教室の空気に… その日は待ちに待った席替えの日。 僕らの学校では 席替えの方法は 男子が廊下に出て その間に 女子が 好きな場所に座り 席を決める。」

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柴田「次に交代して 男子が好きな場所に 座って 初めてご対面のシステムだ。 僕は 廊下に出ている間 無関心を装いながら ほんの小さな ガラスの透き間から 大好きな 北野裕子ちゃんが 窓際の一番前に座った事を 確認。」

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柴田「いよいよ男子が 教室に入る番だ。 僕は必至だった。 その時 クラスで 一番 背の低いA君が 迷わずに その席に向かっている。 僕は 悟られないように 足を掛け その席を ゲットした。 ハハハ…。 しかし オー マイ ゴッド 北野裕子ちゃんの 隣に並んだ僕は 夢のような ひと時だった。」

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柴田「しかし 先生は 僕に言った。 僕との争いに敗れ 一番 後ろの席に行っていたA君と 席を替われと。『え~ 何で?『柴田君は 背が高いので 彼と席を 替わってあげなさい』と なぜ? 幸せは短かった! A! どこだ? 聞いてるか? A! あの時の教室の空気に 似ている。 長くて すみません。」

真理亜「似てないでしょ 全然。」

柴田「あ! すみません。」

容子「着席!」

柴田「はい。」

恵理「これがうわさの『似ているシリーズ』か。」

柴田「いや そんな そんな。」

真理亜「褒めてないわよ!」

文也「恵理 初めて?」

恵理「うん。」

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文也「俺は 時々男ゆんたくで。 な 恵達。」

恵達「うん。」

祥子「そうなの? なんか 楽しそう。」

文也「楽しいよ 男ゆんたくは。 な 和也。」

和也「うん 楽しいさ。」

柴田「楽しいですよね 盛り上がって…。」

恵達「ハハハ…。 島田さんも 参加してくださいね。」

島田「『男ゆんたく』ああ いいねえ。」

恵理「なんか くやしいね。」

容子「祥子ちゃん 頑張ろうね。」

祥子「はい。」

真理亜「ちょっと 待って。」

恵理「どうしたんですか? 真理亜さん?」

真理亜「いや 恵達君と 祥子ちゃんさ。」

2人「はい。」

真理亜「結婚した ここに住むつもり?」

恵達「はい。 出て行きたくないし。 どう? 祥子ちゃんは?」

祥子「私も ここに住みたい。」

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