連続テレビ小説「ちゅらさん」13話「やまとの誘惑」ネタバレ

古波蔵家

恵里「ただいま!」

恵尚「ただいま! ただいま。」

勝子「お帰り。」

ゴーヤマンの売り上げを見て溜息を吐く勝子

ちゅらさんの画像

恵尚「何で 売れないのかねぇ? おかしいねぇ。」

恵里「そうだよねぇ いきなり200も売れたかと思うと サッパリだねぇ。」

恵尚「難しいねぇ 商売っていうのは…。」

忘れていらっしゃる方も いるかと思いますが 売れた200個というのは 勝子さんが 親せきに頼んで 買ってもらったものでございました。 はい…

勝子「あの… その 200個なんだけど…。 (恵文を見ながら口パク)あんた。」

恵文「(口パク)俺? 嫌だ。」

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ハナ「恵文 話って何ねえ? 早く言いなさい。」

恵文「え? あ いや 俺は何も。 え~とねぇ う~ん。」

恵尚「分かった!」

恵文「え?」

恵里「何?」

恵尚「広告だね 広告。 宣伝が大事さ やっぱり。」

恵里「あ そうか そうだねぇ。」

恵尚「テレビで コマーシャルでも流すか?」

恵里「そうだね それ いいかも。 誰が やるの?」

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恵尚「そりゃ やっぱり プロデューサーの おやじさんさぁ。」

恵文「え? 俺が テレビに出るの?参ったな こりゃ。」

恵達「いくらかかると思ってんだよ。」

勝子「ダメ! お金なら ありません。」

恵尚「そうかぁ コマーシャルが ダメなら 新聞は?」

恵達「それだって 結構するんだよ。」

勝子「ダメ! お金は ありません!」

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恵尚「え~ おばぁ~?!」

ハナ「おばぁも スッカラカンさぁ。」

恵尚「広告も ダメかぁ。」

電話が鳴る

恵尚「チョット… 俺が出る。 土産物屋から 追加の注文かもしれんよ。」

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恵尚「もしもし? 古波蔵です。 はい ゴーヤーマンを 100個。 は… 100個まるまる 返品したい? 邪魔って いや チョット待って。 もしもし? もしもし?」

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恵里「返品なの?」

恵尚「バカだね 久茂地の土産物屋 後悔しても 知らんからよ。 人気が出ても 置いてやらんさ。」

再び電話が鳴る

恵尚「もしもし? は… 返品? いや チョット もしもし…。」

恵里「また 返品?」

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恵尚「うん。」

恵達「もう入らんよ この家には ゴーヤーマン…。」

恵里「兄い兄い…。」

恵尚「ハハハハハハ 大丈夫 大丈夫。 全然 心配ないからよ ハハハハハハ。」

島袋「こんばんは! 島袋です~! どうも! 残りの3000個 運んできました! あれ?」

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ハナ「間の悪い男だねぇ あんたも。」

島袋「は?」

恵尚「ハハハハハ… はぁ…。」

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ハナ「でも 親せきというものは ありがたいもんだねぇ。」

勝子「そうですねえ。 恵尚には やっぱり 黙ってた方がいいですかねぇ」

ハナ「であるねぇ。 きっと 傷つくさぁ。 ゴーヤーマン買ったのが ほとんど親せきだけけと分かったら。」

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勝子「そうですねぇ。」

ハナ「黙っていて いいこともあるさぁ。」

勝子「ええ… すみません 本当に…。」

ハナ「何で あんたが 謝るの? 私の孫だよ。」

勝子「はい。」

ハナ「それにしてもねえ 食べ物であったら よかったかねぇ?」

勝子「そうですねぇ。 でも 腐らないだけ ましかもしれない。」

ハナ「であるねぇ。」

話を聞いてしまった恵尚

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