古波蔵家
勝子の化粧台を物色するハナ
ハナ「勝子さんとは どうも趣味が合わないね…。」
恵里の机を調べるハナ
ハナ「かわいいさ さすが私の孫だね。 センスいいね。」
ハナ「結構 似合ってしまうから 不思議さ。」
ハナ「代わりに掃除でもしてあげようか。 はい。 あれ!」
恵文と営業中の容子
お冷を運んでくる恵文
恵文「はい どうぞ!」
容子「あの… 今まで本当に ありがとうございました。」
恵文「何を 言ってるの 容子ちゃん! (容子の匂いを嗅ぐ)水くさい… なんて…。 ハハハ…。 どこ 行きますかね? 今日は?」
容子「もう1か所 行って いろいろ 紹介してほしい所が あるんです。」
恵文「1か所と言わないで『八十八か所』くらい 言ってよ。 とりあえず どこ?」
容子「農連市場なんですけど…。」
恵文「え?」
容子「お願いします。 ダメですか?」
恵文「いやぁ。 この沖縄で 恵ちゃんに 不可能はないさ。 行きましょうね。」
容子「お願いします。」
恵文「うん 行こうね。」