出発当日
恵里「じゃ 行ってくるね。」
勝子「頑張ってね。」
恵里「うん。」
勝子「気をつけてよ。」
恵里「はい。」
ハナ「みやげは いらんよ。」
恵里「はい。」
恵達「姉え姉え…。」
恵里「うん…。 行ってくるね。」
勝子「行ってらっしゃい。」
数時間後
勝子「そろそろ 着いた頃ですね?」
ハナ「速いねぇ。」
勝子「そうですね あんなに遠いのに。 今頃 どうしてますかね? 初めての東京。」
ハナ「きっと 人の多いのに驚いて カチカチに なってるはずよ。」
勝子「そうですね 恵里は 電車も乗った事ないんですから。」
東京
恵里「うわ! すごいね 琉美子!」
琉美子「あ うん…。」
恵里「やっほ~! 東京は 楽しそうさぁ。」
恵里「この すごい数の人の中に 文也君も いるんだね。」
琉美子「え?」
恵里「なんでもないさぁ。」