連続テレビ小説「ちゅらさん」26話「涙のアンダギー」ネタバレ

ハナ「『皆に よろしく』って。」

恵里「それから?」

ハナ「それだけさ。」

恵里「私の事 言ってくれた?東京の大学 受験してるって。」

ハナ「言ってない。 急いで帰ったから…。」

恵里「言ってないの?」

ハナ「言えなかったね。」

恵里「あ~ そっかぁ。」

恵文「あの… 話が 全然 分からないんですけど。」

恵達「そうだよ! 何なんだよ 一体!」

ちゅらさんの画像

恵里「何が?」

勝子「恵里は 文也君と会ったの?」

恵里「うん。」

ハナ「違う。 会ったのは おばぁさ。」

恵里「だから…。」

恵文「試験は 出来ちゃった訳なの?」

恵里「何? 『出来ちゃったの?』って。」

恵達「出来ちゃったのに 何で『ただいま てんてんてん』なの?」

ハナ「何?『てんてんてん』てのは?」

恵達「心配して損した。」

恵里「何の事?」

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勝子「ちょっと待って! 恵里は 文也君と会った訳?」

ハナ「会ったのは おばぁ。」

恵里「そうなんだけど。」

勝子「ああ! もう! 最初から ゆっくり説明を。 まずは 東京へ行って どうだったのか? 試験は どうだったのか 報告から するのが 当たり前でしょ? 皆 心配してたんだから。」

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恵里「ごめんなさい。」

そして

恵里「という訳でした。」

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ハナ「あるもんだね そういう事が。」

恵里「うん あるもんなんだね。」

勝子「本当 そんな偶然がね。」

恵達「本当に 文也君だったの? 姉え姉えが会ったのは。」

恵里「間違いないさ。」

恵里「もし そうだとしたら…。」

ハナ「運命… かねぇ。」

恵里「でしょ! 小指と小指が 赤い糸で結ばれてる という感じが するでしょ?」

恵達「あほらし。 部屋 戻るわ。 昨日 お父さんの いびきで よく寝られなかったからさ。」

恵里「なんで いびきの話するの! ロマンチックな話 してるのに。」

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(恵文のせきばらい)

恵里「何?」

恵文「お父さんは 面白くないね。」

恵里「何で?」

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恵文「全然 面白くないさ。 試験は 出来ちゃうし 運命の再会だし 全然 面白くないね。 さ 仕事でも行ってこようねぇ。」

勝子「そんな顔しないの。 1番心配してたの お父さんだよ。 『試験が うまくいくように』って お祈りしてたんだから。」

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恵里「え?」

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