バッグを用意する真理亜
恵里「ありがとうございます。 あと バッグも。」
真理亜「どうぞ! お好きなのを!」
恵里「ありがとうございます。 何から何まで。」
真理亜「いいえ!」
恵里「これ高そう! これにしようかな。」
真理亜「どうぞ!」
恵里「いいんですか? うれしい!」
容子「でも いいなあ 東京最後の夜かぁ。 私 そういうのに弱いんだ。」
恵里「ああ そうでしたよね。」
真理亜「あのさ。」
恵里「はい?」
真理亜「キスくらいは するの? やっぱり 最後は。」
恵里「何 言ってるんですか? そんな仲じゃないですよ。」
真理亜「いいじゃないの してあげな!」
恵里「やめて下さいよ。」
真理亜「あんなもん たまたま 唇と唇が ぶつかるだけの話なんだから。」
恵里「そんな…。」
容子「私なら しちゃうかもな。 弱いのよね そういうのに。」
恵里「何 言ってるんですか!」
当日 一風館
柴田「あ!」
誠「どうも デートです。 これから。」
柴田「え?」
恵里「どうも…。」
柴田「どうも。」
恵里「よう!」
誠「いや いいさ! 幸せ者だな 俺は。」
誠「うらやましい?」
花束を恵里に渡す誠
恵里「ありがとう!」
誠「じゃ 行こうか! フランス料理に!」
恵里「じゃあ。」
フランス料理店
盗み聞きしようとレストランに居る真理亜w
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