連続テレビ小説「ちゅらさん」46話「東京ゆんたく」ネタバレ

マンデリン

3人「すみませんでした!」

ちゅらさんの画像

勝子「お父さんの事は 置いておきます。」

恵文「あ そうね。 置いておこうね。」

恵里「ずるいさ そんなの。」

恵達「そうだよ。」

勝子「お父さんは 沖縄で たっぷり 時間かけて お話させて頂きます。」

恵文「本当に 家出しようかね。」

勝子「恵里。」

恵里「え?」

勝子「恵里は 大丈夫なの?」

恵里「大丈夫だけど…。」

勝子「何?」

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恵里「心配してくれるのは うれしいけど お父さんも来て お母さんまで来てしまってさ そんなに私の事 信用ないのかと。 私 ちゃんと自立して やってるよ。 もう 子供じゃない。」

勝子「何を言ってるの? 恵里! 何が自立。 皆 周りの人達の お陰でしょう?」

恵里「それは そうだけど…。」

勝子「運がいいんだよ いい人ばかり 巡り会えて。 それを分かってる?」

恵里「分かってる。」

勝子「お父さんや お母さんは あなた達が どんなに面倒くさいとか うるさいと思っても 心配するのを やめないよ。 あなた達が もっと大人になっても 絶対 やめないよ。」

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勝子「よその家は知らないけど 『親は親 子供は子供』なんて 『お互い好きにすればいい』なんて お母さんは 思わない。 それは 子供を信用していないという事ではないよ。 子供の事 考えて 心配するのが 親の仕事だからね。 分かった?」

恵里「はい。」

勝子「恵達。」

恵達「ん?」

勝子「お母さんは 別に恵里の家でを 認めた訳じゃないよ。 怒ってる。 でも 恵里は お父さんや お母さんや おばぁに 一度は 自分が どうしたいのか 思いを ぶつけてくれた。」

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勝子「めちゃくちゃだったけど ぶつけてくれた。 恵達 あなたは 何も言ってくれなかった。 正直 それが寂しかった。」

恵里「お母さん。 恵達 いてくれて 私 助かっている。 この子『ひょっとしらら 私の事も 考えて 東京に来てくれたのか』と。」

勝子「お母さんも そう思う。 でも 恵達。」

恵達「はい。」

勝子「あなたは 沖縄に帰りなさい。」

恵達「え?」

勝子「一度 沖縄に帰りなさい。 それから もう一度 出ていきなさい。」

恵里「え?」

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勝子「あなたは 友達や先生に 誰にも 別れを言ってないよ。 それは いけないと思う。 今までお世話になった いろいろな 人に ちゃんと お別れを言う事。 いつか 沖縄に戻る事があった時 きっとまた お世話になる人達よ。」

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勝子「今までの事を 切って捨てていく生き方 お母さん 嫌いさ。 何を どうしたいのか お父さんや お母さんや おばぁに言いなさい。 それは 沖縄で聞く。 東京では 聞かないよ。」

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勝子「お母さんは 反対する。 それでも したかったら 出ていきなさい。 それをしなかったら あなたは 家族ではなくなるよ。 恵達。 あなた アルバイトしてるの?」

恵達「うん。」

勝子「そう。 だったら自分で 飛行機代を貯めて 自分の力で 帰ってらっしゃい。」

頷く恵達

勝子「こうしていると 沖縄にいるのと 変わらないね。」

恵文「うん。」

恵里「そうだね。」

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勝子「そろそろ 寝ようか?」

恵里「うん そうだね。 どうしようかな?」

勝子「ん?」

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