あらすじ
再映画化することになった「妖術七変化!隠れ里の決闘」の敵役をオーディションで選ぶという話が発表され、ひなた(川栄李奈)や五十嵐(本郷奏多)は驚きます。女優の役はないのかと不機嫌になったすみれ(安達祐実)に付き合わされたひなたは、時代劇スターのモモケン(尾上菊之助)と大部屋俳優の虚無蔵(松重豊)の因縁についてのうわさ話を聞かされるのですが…。
80話ネタバレ
剣之介「私の父である 先代 桃山剣之介の遺作 『妖術七変化 隠れ里の決闘』。 これを 二代目である私の主演で 再映画化します!」
(拍手と歓声)
剣之介「乞うご期待。」
ひなた「『妖術七変化』…。 あっ…。」
大月家
回転焼き屋・大月
ひなた「ただいま。」
るい「お帰り。」
<かつて 初代剣之介と 虚無蔵が共演した この映画を 今 二代目健之助が再映画化する>
ひなた「この映画を…。」
<そこには ひなたには想像もつかない 侍たちの思惑が交錯していました>
太秦映画村
「あっ! ちょっと! 写真撮ってもらおう。」
「撮ろう 撮ろう!」
「かっこいいね。」
「写真いいですか? すいません。」
「はい チーズ。」
(シャッター音)
「はい。」
「ありがとうございました。」
「かっこいいわあ。」
五十嵐「楽しんでってください。」
「ちょっと 私も撮ってほしい。」
ひなた「すいませ~ん! 写真よろしいですか?」
五十嵐「はい。」
(シャッター音)
ひなた「愛想ないなあ。」
五十嵐「何で 新選組が 庶民に 愛想よくしないといけないんだ。」
(シャッター音)
五十嵐「勝手に撮るな。」
ひなた「映画村のパンフレット用や 仕事や。」
(シャッター音)
五十嵐「だったら ますます撮るな。」
ひなた「ええやんか。 協力しい。 あ… 逃げるか!」
五十嵐「休憩だ。」
ひなた「ちょっと…。」
五十嵐「撮るなって…。」