連続テレビ小説「あまちゃん」106回「おら、地元に帰ろう!?」

東京EDOシアター前

種市「じぇ! いっそん!」

スナック・梨明日

磯野「てめえ 板前になったそうだな! あ! どういうつもりだ! あ! 南部ダイバーの誇り 捨てたのか!」

電話・種市『捨ててねえっす。』

磯野「捨ててねえのか そうか よっしゃ頑張れ!」

電話・種市『はい。」

磯野「『はい』じゃねえべ。『へい』だべ。『へい いらっしゃい』だべ!」

<ユイちゃんが海女やるなんて。 誰よりも都会に憧れてだ あのユイちゃんが…>

回想

ユイ「東京行って アイドルになるの。 アイドルになりた~い!」

回想終了

無頼鮨

<そして 自然が好きで海が好きで 海女になりたかった おら なぜか 東京でアイドルやってる>

小野寺「アキちゃん 具合悪いのか?」

アキ「ううん。」

(笑い声)

アキ「じぇじぇ! アユミちゃん!」

アユミ「久しぶり!」

しおり「イエ~イ!」

一同「イエ~イ イエ~イ イエ~イ!」

しおり「いや 私が呼んだの。 ほらさ 真奈ちゃんが初めて シャドウとして舞台立った時にさ ここ来たでしょ。」

アユミ「めっちゃ懐かしいわ。」

レコーディングスタジオ

荒巻「お疲れ~! カメラいるけど気にしないで。」

河島「あれ? 密着ですか。」

荒巻「そう そう そう! もう参っちゃったよ! コンビニの中まで ついてくんだもん。 聴かせて。」

河島「お願いします。」

♬~(『地元に帰ろう』)

録音・GMT5♬『地元に帰ろう 地元で会おう あなたの故郷 私の地元』

荒巻「あ ごめん 聴いてなかった! もう一回!」

河島「もう一回掛けます。 すいません。 お願いします。」

録音・GMT5♬『地元に帰ろう 地元で会おう あなたの故郷」

無頼鮨

しおり「ていうかさ何それ?」

喜屋武「え?」

しおり「これとそれ?」

アユミ「ああ まあ これは これとして。」

しおり「気になってしょうがねえ。 そうなの?」

アユミ「はい 5か月です。」

梅頭「じぇじぇじぇ!」

しおり「ほら! ふだん渋い大将まで『じぇじぇじぇ!』って 言っちゃったよ! マジで?」

アキ「でも 待って 計算合わなぐねえ?」

真奈「5か月前って事は… え?」

アユミ「暦の上ではディセンバーやな。」

しおり「マジかよ!」

喜屋武「笑うとこじゃない。 それ生々しい!」

しおり「触らして! 私が一番最初。」

アユミ「あ 触った!」

しおり「最悪。」

<同じ奈落で アイドル目指してた仲間が もうすぐ お母さんに なろうとしています>

真奈「大将 ブリ。」

レコーディングスタジオ

録音・GMT5♬『第三京浜乗りました 川崎方面へ』

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