連続テレビ小説「あまちゃん」40回「おらのママに歴史あり」

天野家

夏「お弁当!」

忠兵衛「はい。」

2人「ありがとう。」

忠兵衛「んだら…。」

3人「行ってきま~す!」

2人「行ってらっしゃい!」

黒川「お父さん スーパーまで 送りましょうか?」

忠兵衛「おお 悪いな。」

春子「気を付けてね~!」

忠兵衛 黒川「はいはい!」

春子「フフフ! さあ 私たちも食べましょう。 はい。」

夏「もう一度頂きます!」

春子「頂きます! いやいやいやいや!」

夏「ん?」

春子「これ おかしいよね。」

夏「何が?」

春子「絶対おかしいよね? 死んだ人と 別れた人が 仲よく 一緒に出ていったよ。」

夏「ああ。」

春子「『ああ』って いいの? 半年前までさ このうち お母さん一人で 暮らしてたんだよ。 今 5人も いるんだよ。」

夏「半年で5倍か 1年たったら 25人か?」

春子「ふざけないでよ!」

夏「嫌なら 出てけばいい。」

春子「誰が 私が?」

夏「おめえも アキも 正宗さんもだ。 そしたら おら 父ちゃんと 2人っきりで 悠々自適だべ。」

春子「この期に及んで そういう事言う。」

夏「何が?」

春子「私がいないと 困るでしょう? お店だって回らないし アキがいなかったら 海女クラブだってさ。」

夏「スナックだって 海女だって やめりゃいいだけの話さ。 何も困んねえ! おらが いてほしいのは とうちゃんだげだ。」

春子「あ~ そうですか! だったら 私も 好きにさせてもらいますよ!」

夏「春子 どこ行く? え?」

春子「パチンコ!」

夏「春子!」

春子「行ってきま~す!」

夏「(ため息)」

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