水口「つうか 宮下。 おい お前 未成年のくせに 飲んでんじゃねえよ。」
アユミ「未成年ちゃうし。」
アキ「え?」
アユミ「フフフ! すいません 年齢詐称。 私 ホンマは 二十歳。 今年21です。」
一同「じぇじぇじぇ!」
アユミ「じぇじぇ!」
しおり「いやいやいや!」
アユミ「アメ女なんか サバ読んどる子 めっちゃ おるで。」
喜屋武「まあ 売れたら勝ちさ ね!」
アユミ「うん!」
水口「声でけえよ! 誰が聞いてるか 分かんないんだからね。」
喜屋武「はい。」
水口「アイドルの卵みたいで 東京EDOシアターの。」
真奈「ごめんなさい! うちも嘘ば ついとって。」
アキ「え?」
しおり「え?」
アユミ「ホンマは いくつ?」
真奈「年齢やなかと ほんなごては うち 福岡出身じゃなかとです!」
一同「え?」
真奈「佐賀県出身です ごめんなさい!『福岡と佐賀って 隣同士で 福岡のグループに所属しとるし 福岡出身で通した方が 通りよかばい』って 博多華丸さんに言われて。」
しおり「いや ピンとこない。」
水口「そっか だから福岡って言う時に せきこんでたんだ。」
真奈「はい 嘘のつけん性分で。」
しおり「え~!」
真奈「え? ピンとこんって なん?」
しおり「いや 違いが分かんねよな?」
喜屋武「なんくるないさ!」
水口「いや売れる前でよかったよ。 ほら 座って食え。」
真奈「佐賀と福岡は 違います! 全然違うばい!」
水口「落ち着け!」
真奈「もう 適当に持ってきんしゃい!」
水口「すいません。」
小野寺「なんぼ持ってる?」
アキ「きっちり 2,000円。」
しおり「ほら カッパ巻き いっぱい残ってるから。」
水口「落ち着け お前。」
小野寺「水口さんに借りるが?」
アキ「持ってねえと思う。」
小野寺「え?」
アキ「その証拠に さっきから見てるど すし 一貫も食ってねえし 焼酎 飲んでるように見えるが 水を水で割ってる。 最終的に 逃げるつもりだ。 ばっぱ!」
回想
夏「もし 足んねかったら? そん時は 謝り倒して 皿洗いでも 何でもすんだな。」
回想終了