連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」第40話「消えた紙芝居」

水木家

玄関前

茂「帰ったぞ。」

布美枝「お帰りなさい。」

音松「どうも。」

茂「はい どうぞ。」

音松「はい。」

茂「ちょ ちょっと…。 今夜は カレーにしてくれ。」

布美枝「カレー?」

茂「もう1泊 泊める事になったけん カレーライス ごちそうしよう。 な!」

布美枝「はい…。 カレーか。 お肉 買わんと。 はあ…。」

(小鳥の鳴き声)

布美枝「せめて これが百円札に 変わらんかなあ。」

仕事部屋

(ペンを走らせる音)

居間

布美枝「すんません。 うちの人 仕事せんといけんもんで。 お相手できず ご退屈でしょう。」

音松「いやいや 忙しい時に お邪魔を してしまって。 久しぶりで懐かしいもんですから。 それに まだ話したい事もあるし。」

布美枝「うちは構いませんけん ゆっくりしてって下さい。」

音松「はい。」

布美枝「そうだ! 私が ご案内しましょうか?」

音松「えっ?」

布美枝「この近くに ええ所が あるんですよ!」

深大寺

音松「いいとこですなあ。」

布美枝「うちから 自転車で来るのに ちょうど ええんです。」

音松「ああ。」

布美枝「静かで 落ち着くし 拝んだら ご利益あるような気がするし。」

音松「ハハハハ!」

布美枝「ええ事尽くしな上に お金も かかりません。」

音松「え?」

(2人の笑い声)

布美枝「あ そうだ。 うちの人の お気に入りの場所に ご案内しますね。」

音松「ほう…。」

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