連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」第9話「ご縁の糸」

<そんな もめ事があってから 数日後の事でした>

布美枝「おばば ご飯 出来たよ。 おばば? どげしたの?! おばば しっかりして! おばば!」

廊下

医者「今日 明日 いう事では ないけども 年が 年だけん 油断は できんですよ。 覚悟だけは しとって下さい。」

<医者の見立ては 脳梗塞でした>

ミヤコ「よっ。」

ユキエ「おばば 眠っとった。」

ミヤコ「倒れてから ず~っと うつらうつら しとられるわ。 時々 はっきりする事も あ~だけどね。」

ユキエ「もう… このまま いけんだろうか…。」

ミヤコ「あんたは もう ええから うちに帰りなさい。 子供 ほうっておいたら いけん。」

ユキエ「うん。 言ったら けんかもしれんけど。」

ミヤコ「うん?」

ユキエ「フミちゃんが まだ 嫁に行かずに 家に おってくれて こげな時は ほんとに助かると思うわ。」

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